風の時代の土星と天王星のラストクオーター 1988年から取り組んできたテーマは?

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風の時代に知っておきたい土星と天王星の会合周期

土星と天王星のラストクオーター

ハルミ
ハルミ

皆さん、こんにちは。エネルギーナビゲーターの大旗ハルミです。今日はアメリカ時間2021年2月18日、日本の皆さんは19日になっていると思います。

昨日、太陽がうお座に入っていきました。それと前後して、土星と天王星がおうし座とみずがめ座の7度13分くらいでラストクオーターという90度の角度を取りました。

例えば新月の時は月と太陽が重なっていますが、動きの速い月の方が先に進むので、1週間ほどすると、太陽とちょうど90度の角度になってきます。このように2つの天体が90度の角度を取ることをファーストクオーターと言います。

また1週間すると、太陽と月はオポジッションという正反対の位置に来ます。そしてさらに進むと下弦の月になって、今度はファーストクオーターの時とは反対側で月と太陽が90度の角度を取ります。

このように少しずつ移動して、最後にまた重なって新月になるというのと、同じようなサイクルが他の二つの天体でも起こるのです。

土星の周期は30年弱、28年から29年くらいで太陽の周りを1周し、天王星は84年くらいかけて1周します。

土星と天王星が重なってから、次に一緒になるまでのサイクルのことを会合周期と言います。この土星と天王星の会合周期は、だいたい44年から45年くらいです。

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前回土星と天王星が重なったのが1988年です。このあたりのお話は、2020年の暮れに皆さんに提供した、有料の2021年の特別エナジーナビで詳しく解説しています。

そこには詳しい情報が入っていますし、私がエナジーナビでいつも使っている星コミオリジナルの星気カレンダーも特典で付いてきます。カレンダーは通常55ドルで販売しているものですから、かなりお得になっています。

土星と天王星の会合周期のラストクオーターは、まだまだ続きます。しっかり理解して、これからの取り組みに生かしていきましょう。

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ラストクオーターが意味するもの

アスペクトの勉強をすると分かりますが、この会合周期は1988年にスタートしたものがぐるりと回ってきて、今、最後の90度になります。

サイクルの始まりの1988年頃には、テーマだったことに取り組んで、最初の90度でアクション起こして、オポジッションになって、今もう一度90度になって、元々のテーマだったものをもう1回取り組む時が来ています。

良かったものはしっかり受け取って、新しい次のフェーズに入るために、新しく再構築をすることで、意識のクライシスが起こってくるところです。

ですから、今は1988年からずっと取り組んできたテーマをいろいろ振り返ってみましょう。次の新しい会合周期は2032年ですから、もう少し先のことになります。

この周期を詳しく見ていくと、例えば土星と木星の周期や、天王星と土星の周期など、他のいろいろな天体の周期と絡んできます。

この辺りのところはアストロロジーをダイナミックに天体のサイクルとエネルギーの学問として見ていくと、今この時代、この時がどんな時なのかというのが分かるので、本当にパワフルです。

今日はこの土星と天王星のスクエアについてもう少し詳しく、どういうテーマであるかお話したいと思います。

今は本当に大事な時なので、ミラクル会員の皆さんには本来有料級の特別なエナジーナビで、詳しい解説をお届けします。

今回1回だけでは全てをお話しきれないので、何回かに分けてお話していきたいと思います。

風の時代のテーマを進化占星学的に語る

やぎ座・土星10ハウスのエネルギー

進化占星学では、やぎ座・土星・10ハウスというのが1つのアーキタイプであり、ひと言で現わすとストラクチャー=構造です。

土星は私たちが固めて、しっかりと権威を持って、こういう仕組みを作ろうという仕組みであり、個人レベルで言うと、私たちのロールモデルや、こうするべきという条件付けであり、社会レベルで言うと、国家や政府、大企業、社会の金融システム、教育システムなど象徴しています。

土星が30年弱かけて太陽の周りを回る間に、サインは12個あるので、1つのサインにだいたい2年半から3年弱います。逆行する時には一時的に出たり入ったりすることもあります。

やぎ座に集まる天体が次々新しい会合周期に

去年までは、土星が自分の支配しているやぎ座に戻ってきていました。ですから、やぎ座のテーマである、世の中の仕組みや、政治、経済、金融、教育、健康保険制度などといったこところを、もう一度しっかりと見てきなさいというエネルギーがすごくあったのです。

個人レベルでも、自分のこれからのキャリア、生き方、社会的な役目などをもう一度再構築していくように促されていたはずです。

ハルミ
ハルミ

私もずっとエナジーナビなどでお伝えしてきていますが、やぎ座祭りでしたね!

こんなにやぎ座にたくさんの動きの遅い星が集まるのは、数百年に1度のことですよと、今まで何度も有料Webinarなどを含めて、少しずつ皆さんにお伝えしてきました。

冥王星は天文学的には惑星ではなくなりましたが、アストロロジーでは重要な天体の一つとして捉えます。冥王星は太陽系の一番外側にある惑星として、248年くらいかけて地球の周りを回ります。

冥王星は、2008年からずっとやぎ座に入っていました。この時にリーマンショックが起きています。その頃から「死と再生」という冥王星のテーマがキックインして、社会の仕組みや、世の中のいろいろな古いものを全部壊して新しくするというサイクルが始まっていたのです。

その総仕上げで去年までは土星と、そして去年は特にスペシャルだったのは、2019年の終わり頃から(木星は12年くらいかけて太陽の周りを1周します)土星・木星・冥王星が全部8月にやぎ座に入ってきて、これがまた全て新しい周期を作っていったのです。

だから去年は本当にすごかったのです!それだけではなく、もっといろいろなバックグラウンドがあるのですが、2020年は本当に大きな変容の時だったと言えます。

2021年は土星と天王星のラストクオーターが大きなテーマとなる

今それが新しいサイクルをスタートさせるのですが、今度は土星と天王星というサイクルがあって、ここが最後のラストクオーターとして、今年は土星と天王星のスクエアが3回あります。

今2月18日、次は6月15日、そして12月です。先ほどご紹介した星気カレンダーにこの情報もしっかり載っていますから、必ずチェックしておいてください。

これが2021年のメインテーマです。ちょっと話がずれましたが、土星は仕組みです。それがやぎ座にあって、冥王星がずっといた場所に追い付いてきて、重なって先に入って、この土星と冥王星が新しい周期始まったのは2020年1月13日でした。

風の時代の始まりは、みずがめ座に入った土星の新サイクル

去年(2020年)の冬至の直後には、今度は土星と木星がみずがめ座の0度で新しいサイクルが始まって、ここから本当に風の時代が始まってきているというのはお話しましたね。

今土星はみずがめ座に入りました。去年土星のテーマだったものをもう1度自分でしっかりと再構築していくために、責任持っていますかということを私たちが問い続けられていたのです。

アストロロジーのチャートの中の12個あるサインのエネルギーを、私たちは全部持っています。皆さんのやぎ座というサインが、どのハウスにあるかによって、皆さんが取り組むテーマが決まってきます。

それから国家の場合は、その国のネイタルチャート(建国の日時)があれば、そこがどこかということを見ます。

今まで土星がやぎ座にいた時は、もともと自分の支配しているサインにいますから、やぎ座のエネルギーがいつもより2倍3倍強かったのです。

土星は基本的に、トップダウンで、三角形の頂点から下々に命令を下して支配するので、上に立つ人はリーダーとしての責任を果たして、ロールモデルになるような人でなければなりません。そうやって、組織を作り、管理運営をして構造をしっかり根付かせて固めて、具現化していく地のエネルギーです。

ところが往々にして権力だけで下々を支配するようなやり方をしていると、最終的にはそれは宇宙の本質ではないので、固まるどころか、ガラガラと崩壊してしまうことになります。

この土星が冥王星とやぎ座22度で2020年の1月に新しいサイクルを作った後、12月の冬至でみずがめ座に入っていったのです。

まだこの土星と木星と冥王星が全てやぎ座にいた頃、ちょうどアメリカの大統領選挙がありました。

不正があるなど、いろいろなことを言われていましたが、結局冬至になって土星がみずがめ座に入って、選挙に不正があったにも関わらず、6日には上院で承認という形で20日にバイデンさんが大統領になったという経緯があります。

私が動画で不正があったにもかかわらずと言っても、主要メディアしか見ていない方は、不正はそんなになかったと皆さんおっしゃいました。

私は一次情報を全部見ています。公聴会でもたくさんの証言がありますから、不正は確実にあったのに、これはどういうことでしょうか。

今ノースノードがふたご座にあって、海王星とスクエアというのは、こういうことかと思いました。情報がカオスになるのですね。

でもここで土星がみずがめ座に入ったということが、今まで権力を握っていた人ではなくて、みずがめ座はその先、主役は民衆になってくるのです。

だからエネルギーが変わってきましたね。今はまだ、どうなっていくか分からないですよ。

みずがめ座の支配星、天王星がおうし座にある意味を読む

みずがめ座の支配星は、実は天王星です。この天王星は今おうし座にいるわけです。

おうし座とみずがめ座は、両方とも不動宮で、広範囲ではないけれど、フォーカスして掘り下げるようなエネルギーで、集中力もありますが、とても頑ななところがあります。

そこがスクエアになっているのです。みずがめ座は天のエネルギーで、宇宙からのハイヤーマインドですから、直感力として落ちてくる稲妻のような最もスピード感のあるエネルギーです。

反対に、おうし座というのは地の一番ゆったりとしたサインです。そのゆったり自分のペースで確実にグラウンディングをして固めていくおうし座に、一瞬に変化して、高く昇っていこうとするみずがめ座の支配星の天王星がいるというのは、ある意味正反対のエネルギーをバランスよく統合していくことが、大きなテーマになっています。

そのみずがめ座の支配星の天王星がおうし座にいて、土星が、天王星が支配しているみずがめ座にいて、スクエアになっているのはどういう意味かということについては、今まで出してきた有料の動画では何度もお伝えしています。

これが今年の大きなメインテーマであるというのは、私はいくつかのメッセージが宇宙から来ているなと非常に強く感じています。

風の時代のエネルギー解説:金融システムという視点

1988年からの振り返りはおうし座のテーマから

一つは、今、天王星がおうし座にいて、おうし座は第2ハウスでもありますが、もう一つは、おうし座の支配星である金星がファイナンスと関係あるのということです。

これは金融システムが突然変わるようなエネルギーです。それには、この会合周期が始まった1988年がどういう時代だったかを振り返ってみることが大事です。

これについては今度のエナジーナビでミラクル会員員の皆さんには詳しく解説します。1988年は日本の皆さんは、次の年の1989年は平成になった年です。

ハルミ
ハルミ

私はまだメキシコに住んでいた頃ですが、1988年、日本はバブルの絶頂期でしたね。なぜバブル起こったかということも、本当はしっかり理解しておかなければならないのですが、金融絡みなのです。

日本のチャートを見ると、アセンダントはおうし座です。金融システムや、おうし座のテーマというのが、この背景の中に日本では特に大きなテーマとして挙げられてきていたのです。

それが最後の何か大きな調整をしていかなければならないフェーズになってきていると思います。今の金融状態ですが、今すごく株が上がっています。

アメリカに、リン・ウッドさんという弁護士さんがいます。彼は今の金融システムを紙の詐欺だと言っているそうです。

本当に今、株価と実質経済が全然リンクしていないし、ちょっと異常です。もちろん株価なので上下するものですが、もともとの株というのは、ある企業が投資をしていくために資金を集める手段です。

うちの会社はこういうサービスをしていてこういうことに事業を展開していくので資金が必要です。それに対してみんなはこの会社は将来有益でみんなの役に立つだろうということで、投資家が株に投資をして、業績が良くなれば株が上がっていくというのが基本的な投資の概念です。

インターネットの発達といったことも背景にあるのかもしれませんが、今はこのシステムが国際的にグローバに自由に移動していくような仕組みができてしまったおかげで、その会社を応援するというよりは、一部のお金持ちが投資目的で、株価が上がったところで売りに出して、すごく下がったところでまた大量に買って儲けるといったマネーゲームになっているところがあります。

土星と冥王星のサイクルから読み解く金融システム

私は経済の専門家でありませんが、アメリカの金融を例にすると1982年くらいから実態のない株式投資みたいなものが始まっています。

この1982年に何があったかというと、実は土星と冥王星のサイクルがあったのです。てんびん座で土星と冥王星が新しい会合周期をスタートしています。

そのサイクルが去年の1月に終了して、また新しいサイクルがスタートしたのです。この辺からずっと金融絡みが来ています。1970年代のアメリカは不況でした。

株価もなかなか1000ドルは上がりませんでした。そうなると、いろいろな背景がって、日本もそうですが、年金制度も投資をしているので、株が上がっていかないと年金システムが成り立たなくなってしまうのです。

それでデリバティブという仕組みをとり入れて、アメリカの経常赤字みたいなものをそこで資金調達していたのです。カーター大統領の末期の頃です。

それと前後して1981年頃からもう一度アメリカを強くするというスローガンのもとレーガン大統領が選出されました。ちょうど私はその頃メキシコに最初に行っていた頃です。

メキシコではその頃、通貨危機がありました。レーガン大統領は確か1989年頃まで大統領をやっていて、この頃金融の引き締めをしたので、金利がすごく高くなりました。

ドルの国債に投資をすると、金利が高いからすごくドルが高くなりました。私は1982年から、最初の1年はメキシコの大学院に行っていました。

その時の帰りにハワイの叔母の家に立ち寄ったのですが、1ドルが240~250円で、ドルって高いなと思った記憶があります。

そのためにアメリカはドルが強過ぎてどんどんどん輸入品が入ってくるので、輸入超過になり大きな貿易赤字を抱えてしまったのです。

日本はその頃すごくお金儲けをしました。ドル高円安でアメリカは日本の物を安く買えるからどんどん買ってくれる。その分、日本にはたくさんのドルが入ってきました。それで1985年にプラザ合意がありました。

日本はその頃高度成長していて、自動車産業がいい例ですが、日本車がどんどん世界に進出していきました。ところが、プラザ合意以降は、為替レートの調整をして、今度は急激に円高になっていきました。だから今度は円高のプレッシャーと闘わなくてはならなくなりました。

1970年代にはオイルショックもありましたね。経済のことは、私は専門家ではないので、ご自分でしっかり調べてみてくださいね。

そういう中で、アメリカは外から安いものを買うけれど、国内で投資をしないから国内の産業は衰退していったのです。このプラザ合意が終わったあとから、アメリカは本格的に借金債務国になっていきました。

実体のないマネーゲームがもたらしたもの

レーガン大統領の時はなんとかアメリカをもう1度復活させようといろいろ努力されたのです。

トランプ大統領もそうでしたが、アメリカがきちんと自分のところで投資をして、競争力を付けていこうとしたのですね。

その前は、アメリカでは自動車産業がトップで、作れば売れた時代でしたが、日本や他の国が追い付いてきて、アメリカの人はドルが高い分、外から輸入するほうが安く買えるので、アメリカの経済は衰退したのです。

その前から1980年頃から金融を国際的に移動させるようなデリバティブを使って、マネーゲームで株を実質の経済とは切り離して、お金を儲ける手段にしていたところで、例えばニクソンが中国と国交を開いて、中国に投資をしたりしました。

日本もやりましたね。日本で作るより外国で作ったほうが人件費は安いからと、国内投資をしないで資本を外に出して、結局国内に投資をして育てるのは時間かかるので、中国と組んだほうが儲かるのです。

特にクリントンさんが大統領の頃に中国でそれをやりました。クリントンさんの時は多少財政赤字は持ち直しましたが、結局長くは続きませんでした。

共和党のブッシュさんになって、今度は同時多発テロ事件とか、いろいろなことがありました。でも結局2008年のリーマンショックで、本来このマネーゲームはもう終わっていたはずなのです。

今までだましだまし来ていたのが、今ここに来て、どうにもならない状況になってきているのだろうと思います。

長々と経済のことをお話しましたが、これらは星のエネルギーとすごくリンクするのです。

オバマ大統領になると、口ではリベラルなことを言っていますが、中国寄りで、中国にお金が貯まっていくような、利権がらみがいっぱいあったようです。

1982年の頃から、国際金融資本が移動して、株やデリバティブといったマネーゲームが始まってきて、どんどんアメリカの経済が衰退していくにもかかわらず、借金をさせているわけです。

させているほうはすごく儲かるわけです。だから世界の黒字はアメリカの赤字みたいになって、一部の人たちだけがボロ儲けするのです。

世界の1%の人たちが他の99%の富を全部持っているという話をどこかで聞いたことがあるのではないでしょうか。

どんどん株でお金が儲かってくるのを、アメリカで国内投資をしないで海外でやって、外国から安く作ったものを持ってくるから消費者は買うけれど、結局アメリカ国内では仕事がなくなるということがいろいろ起こっていました。

株価だけは操作してなんとかなっていましたが、こういう状態はいつまでも続かないし、借金をして会社を経営するようなことはもう無理だと専門家も分かっているのです。

会社を経営すると分かりますが、破産する時にどう処理するかには二種類あります。まずベイルアウトと言って外からお金を持ってきて、借金をチャラにする方法です。

その一番いい例が2008年の時にリーマンショックが起こって、ビッグ3という自動車産業のうち、クライスラーとGMは会社更生法を出しました。

あの時はオバマ大統領になってオバマさんが税金を投入しました。これはもうあの国民の税金を一つの企業を助けるために使ったということで、ブーイングもありました。日本でもそういうことがありましたね。

もう一つは持っている資産などを売ったりしながら企業内で処理するというのがベイルインです。

土星と天王星のラストクオーターがつくる風の時代とは

土星がやぎ座からみずがめ座で、人任せにしない生き方が求められる

新世界秩序と言われているような人たちは、国境をなくして、グローバルにして、私たちの税金を全部取って、全部政府が面倒見るから言うこと聞きなさいという状況になってきているところがあります。

今のアメリカだったらトランプさんたちが、それはおかしいと言ってきたところらしいですね。

これからどうなるか私には全く分からないですが、アメリカも最近、日本ほどではありませんが、官僚の力が強くなってきています。

日本では役人に全部お任せして守ってもらえると思っている人が多いですが、土星がみずがめ座にいるということは、もうそういう時代ではなくなってくるだろうと思います。

官僚制度みたいなものが土星のやぎ座だったのです。その土星がみずがめ座に入ったということは、私たち民衆が、主権を持つ、つまり自分が権威を持つとして人任せにしないという生き方をしなければいけないよと宇宙が言ってきているのです。

これが2024年頃になると、冥王星もみずがめ座に入ってきて、それがもっと強くなってきます。ですから、時代はこれから今までのように何か全部お上にお任せという時代ではなくなるのです。

本当に土台がひっくり返るような、どうにもならないところまできています。だから今年は金融のしくみがすごく大きく変化するだろうと思っています。

株が異常に高いのもそうです。いろいろな意味でお金を刷り過ぎているのです。アメリカも日本もそうです。

みんなコロナで外出禁止令やロックダウンがあって、特に民主党の強いカリフォルニアは小売業やレストランが影響を受けています。

この間久しぶりビーチまで行ったら、ほとんど店が閉まっていて、大好きなパン屋さんもケーキ屋もさんなくなっていました。そういうのを見ると本当にこのあとすごい不況が来るだろうと思います。

でもここを乗り越えて行かなければいけないのです。そのために今、お金を刷って回していますよね。

アメリカでは、インターネットのアプリで個人の投資家が自由に手数料なしの少額で株を買えるようになったので、投資をする人も出てきました。

株にもいろいろな方法があって、ヘッジファンドや空売りと言うのですが、普通はお金を買って株が上がると儲かりますが、空売りという仕組みを使うと、株が下がると儲かる仕組みになっています。

個人投資家が大きな金融ゲームをしていたところで、みんなで株を買って上げたという、ゲームストップという会社のエピソードもあります。

金融の仕組み自体も今までは個人投資家はカモられていたのですが、そうならない仕組みに変わっていかなければいけない時が来ていると思います。

どういう形で来るのかまでは分かりませんが、これはいつまでも続かないですね。このようなことが2021年はすごく大きなテーマになってくると思います。

土星と海王星のスクエアで溶かされた境界線とグローバル化のゆくえ

そしてもう一つは、みずがめ座の支配星である天王星は、おうし座にあります。おうし座は先ほどからお話ししている金融も表すのですが、自給自足するという感じがあります。

そのことについては、コンシャスネスアストロロジー入門コースでアーキタイプを学んでいただいたら分かります。

ですから、この国際的に自由に資本を移動するという仕組みは、これからブレーキがかかると思います。そして移民問題もそうですが、今、海王星がうお座にいて、2015年から2016年の間に土星と海王星がスクエアだった頃、移民問題もいっぱいありました。

要するに、土星は境界線ですから、海王星によって国境がどんどん溶かされてしまったのです。そして金融でも境界線が溶かされて、その新世界秩序という、一つの政府で世界中を支配するという一部の人が、そういう企みが起こりかねませんでした。

グローバル、みんなで仲良くと口で言っていても、一部の権力やお金を持っているところにいろいろなものが集中していくような仕組みを作ろうという動きがあったようですが、今天王星がおうし座に入ってきたら、それは続かないだろうと思います。

ヘルシーバウンダリー(境界線)と言いますが、海王星をうまく使うには、しっかりと私たちのバウンダリーを作って行かなければなりません。

おうし座は土地、地球とすごく関係があるので、みずがめ座だけだと現実に向かないで上のチャクラだけで頭の中だけでああでもないこうでもないと批判します。

星のエネルギーから見た高い波動と低い波動の違い

アストロロジーから見た洗脳のエネルギー

海王星がこんなに強くなってくると、つまり天王星と海王星が重なるとどういうことが起こるかというと、典型的な例は洗脳が起こります。

この辺もコンシャスネスアストロロジー中級コースの海王星の授業で教えていますが、今の状況はアメリカでも日本でも、主要メディアが偏った報道をしています。

一方の言葉を全く封じ込めて検閲をしていると、それはまさしく洗脳状態です。これもアストロロジーから見ると、そういうことも起こるだろうなということが分かります。

これは使う波動が低いと洗脳になるのです。天王星と海王星が一緒になるといつもそうなるわけではありません。

これが高い波動になってくると、もっと国民レベル、民衆レベルで大きく開いていこうという、全く違ったエネルギーになります。

今一番話題になっているのは、例えば共産主義も、みずがめ座の低い波動の時の典型的な出方です。

国家の考え方、イデオロギーと言われているものに合わない人は全部締め付けて、みんな同じ思想でなければいけないということが起こってしまうのも、みずがめ座の低い波動です。

ですから、私たちがどちらの周波数を使うかということはとても重要です。

私は今の世の中を見渡していろいろな方がいろいろな事を言っているのを聞きながら、星のエネルギーを読んでみると、こういう意味だとこういう風に出るだろうな、でもこれを高い波動で使ったらどうなのだろうと考えるわけです。

ハルミ
ハルミ

今私がなぜこれをお伝えしているかと言うと、伝えなさいと言われているからです。

18日以降の新しいスクエアが来たということは、いよいよ1988年で起こってきたいろいろな事象が2032年までの間に、もう一度何を本当に取り組んでいかなければいけないかという意識の中で、変わっていかなければいけない時が来ているのです。

だから金融もただ金融ではなくて、地に足を付けて、トランプさんたちが 「Make America Great Again.」と言っていますよね。

アメリカはすごい借金をしているくせに、いろいろな国の面倒を見たりしていたのもおかしな話なのです。

伝統や文化を引き継ぐことも土星のテーマ

今度のエナジーナビでお伝えする予定ですが、EUができたのも最初のスクエアの頃です。先日イギリスはEUから抜けましたね。

これからイギリスは大変だと思いますが、土星のテーマには、それぞれの文化やカルチャーというものもあるのです。

各国がその国の伝統として培ってきた考え方や価値観といったものを全部一つにしてしまおうと上から押し付けることも、アメリカではキャンセルカルチャーという考え方として問題になっています。

日本はそれでも島国ですから、日本人とは何だろうと考えるチャンスはないと思います。大陸に住んでいると、欧州に行くと特にそうですが、この境界線から向こうはドイツ、こっちはオーストリアで、ちょっと行くとイタリアという具合に、一日で何か国も行けてしまうような近さに国境がある場所もあります。

言葉も通じるので、例えばイタリア人とは何だろう、自分はイタリア人ということは何なのかと、考えてしまうのです。

もともと先祖から培ってきたものを引き継いでいくのも、やぎ座のテーマですから、どういうものを引き継いで、どういうものを新しくするか。それが、土星がみずがめ座にある時に大事なことだと思います。

何もかも新しいものにしてしまうのではなく、伝統的に培ってきたものも必要なのです。

天と地を表す、おうし座の天王星が伝えていること

自然が与えてくれているものそのものが海王星のエネルギーであり、うお座のエネルギーですが、ガイアを表すおうし座もそうです。

そういう大地と、天を表す天王星が一緒になるということは、これからは働き方も、日本ではコロナがなければなかなか進まなかったかもしれませんが、アメリカではずいぶん前から自宅から通勤しないで働ける時代になってきています。

だからもっと自由に、私たちは物価も地価も安い自然の豊かなところでゆったりと地球と一緒に暮らしていきたいという生き方もできる時代なのです。

もう一度国ごとにしっかり国の基盤を作って、国のインフラも整えて、投資もして、自分の国の中で自給自足するのがおうし座のテーマです。

それと、科学的な文明を表す天王星がおうし座にいるということは、そういうテーマを真剣に具現化していきなさいと宇宙が導いていると私は思っています。

ここまでのお話は、コンシャスネスアストロロジーの入門コースまでの勉強をして、アストロロジーの12のアーキタイプを理解した方にはよく分かっていただけると思います。

今はこのようなエネルギーが来ているので、これからは本当にそういう時代になってくるだろうと思っています。

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アメリカを例にすると、連邦政府と州は全然違う組織です。民主党は強くて大きな政府を作ろうとしていますが、共和党はそれぞれが独立した州という考え方があります。

これから風の時代はこのように時間と空間を超えて、本当に面白いなと思った人たちがつながっていけるので、コミュニティがすごく大事になってきますが、その時にお客さんでいてはいけないのです。

国民は行政に守ってもらって、できないことは全部任せておけば大丈夫という生き方はできなくなってきています。

そして、利権をなくすためにも私たちが小さなコミュニティで一人一人のハートを輝かしてどうやったらみんなが違いを認め合いながら楽しく生きていけるかと、一生懸命作っていく時代になってくると思います。

国家や大きな企業で、守ってもらって依存するような生き方ではなく、みんなが自発的に参加して作っていくような時代になっていくと思っているので、そういう意味で本当にコミュニティが大事だと思うのです。

最初に私がヴィーナス会員を始めた時、会員の皆さんにお話したことがあります。私は会員の皆さんがもっと勉強をしたいという思いを実現するために、定期的に勉強会をして、いろいろなことをお伝えするつもりであるということ。

そして、これから会員が増えていくと、知識やレベルもバラバラな人たちを私一人でまとめていくことは不可能なので、先輩が後輩を面倒見ていくことと、私がお伝えたことを通して今度は自主的に勉強会を開いていくようにということです。そして今、それが着実に実現しています。

自主勉強会や研究会をやって、アストロジーをしっかり学ぶと、私はこんなエネルギーを持っていて、今までこんなに頑張ってきたのかと分かった時に、そのままの自分でいていいと気付くのです。

そして一緒に学ぶ仲間がそれをジャッジすることなく受け止めてくれるというコミュニティの素晴らしさを、会員の皆さんが分かってくださいました。

ここで培った経験は、いつか近くの人たちが集まって一緒に何かプロジェクトを立ち上げることがあるかもしれませんし、どこかに一緒に移住をして、新しいコミュニティを作るかもしれません。

不安や恐れではなく、愛で生きて、ハートの声を聞く

そうやって一人一人が本当に自分らしく自分のペースで生きていく時代を創っていける時代になってくると思っています。

そのためにこれから世の中の仕組みも時代も大きく変わってくるので、今までと違うことをやるのは先が見えない不安があると思います。

私も5年前に失業した時、そしてYouTubeを始める時、借金だけあって、これからどうやって食べていくのかとても不安でした。

でも自分らしく生きたいと思って、私が面白いと思うことを発信し続けたら、それを受け取ってくれる人が一人二人と増えて、今の私があります。

本当にそういう時代になってくると思っています。自分の中の力を全部発揮して、運営していかなければいけない時代です。

みずがめ座の反対はしし座ですから、一人一人が自分の太陽を輝かせてそれを思いきりOKにしている人は不安がありませんから、人が自分の太陽を輝かせていてもOKなのです。

不安や恐れで生きている人は、自分の太陽を輝かせない代わりに誰かが輝いていると、それが嫉妬に変わってしまうのです。

そうすると自分が持っているパワーを脅かす存在として見るので、相手を押さえつけようとします。

風の時代のコミュニティは、全部一緒になって混ざって境界線もなくなってという時代ではなく、もっと変わった感じになるだろうと思います。

うお座のエネルギーをしっかりと理解するためには、全てはワンネスであるいうところをしっかりと捉えた上で、現実に体を持っている時はヘルシーバウンダリーがないとうまくいきません。

そういった全体的な、いろいろなものを見ていく時に、12のエネルギーのうち、特に外惑星がどこにいるかでエネルギーがすごく変わってくるので、そこをしっかり学んで欲しいと思います。

海王星がうお座に165年ぶりに戻っているということは、どんなに大変そうに見えることでも全部理由があるということです。

必ずもっと大きな存在に宇宙が導いてくれていて、そこにつながっているのが私たち一人一人の魂なのだと分かると、私たちは自分の人生を信頼していけると思うのです。

一人一人が主人公の時代です。自分の人生は全て、自分が主人公です。そして一人一人が私ここならできるよとリーダーになって、そのリーダーが集まって、楽しみながら、地球も大切にしながら地域に根差して共存していけるような時代が来ます。

人を蹴落として自分の権力だけにしがみついていくような時代ではなくなるのです。

今、自分は恐怖で生きているか、愛で生きているかを考え直してみるのもいいかもしれません。そこで何かに気付いたら、いろいろ変わっていけると思います。

とりとめのないお話に思えるかもしれませんが、これは全部、アストロロジーのエネルギーを総合的に読んで、こういう時代が来るだろうと考えたことをお話ししました。

この辺のことについては、エナジーナビや有料のWebinarでもお話してきました。アストロロジーの基本である12のアーキタイプを知らないと、そんなもんかなとしか思わないかもしれません。

私のところでコンシャスネスアストロロジーを学んでくださっている皆さんや、ヴィーナス会員の皆さんは、今私がお伝えしたことが、なんとなくでもそうかもしれないと分かってくると思います。

恐れで生きるか、愛で生きるか、エネルギーの違いを意識する

私たちの存在は全てエネルギーであり、波動であり、周波数です。自分がどのようなエネルギーを持っていて、そのエネルギーをどう使うかがとても大事なのです。

恐れで生きている時は、波が立った荒い周波数です。愛で生きていると、本当に穏やかな周波数になるのです。

そのような周波数で見ていった時に、同じ状況が全く違って見えてきますから、そのあたりを今学ばれるとか、実践してみて欲しいと思います。

それから、体を整えることがとても大事です。おうし座はスピリットを体に入れる、魂=スピリットを体に落とし込む=統合していくというメッセージもあります。

このスピリットに近付いていける時の直感力を天王星は持っています。本当に時代は全く違った風が吹いていて、エネルギーがシフトしてきているのをアメリカでも感じています。

やったことのないことをやるのは不安になってしまいがちですが、自分の魂を信頼して、自分の魂のハートの声を聞くことを信頼しましょう。そして宇宙を信頼しましょう。

自分の人生を信頼して、私が今言っているようなことで、そうかもしれないなと思ったら、そういう視点でもう1度情報を洗い出してみてください。

いろいろな情報を取ってみた中で、自分はこう思ってきたけれど、もしかしたら別の見方ができるかもしれないというように、学ぶことで知ってくると、今まで気付かなかったことや無意識とか潜在意識にあったもので意識できなかったことが意識的に分かってくると、意識が進化してきます。

そして今までとは違ったものの見方ができた時に、自分はどちらの見方をするかという選択肢が増えるのです。

さっきの金融システムのお話にしても、ベイルインにするのか、ベイルアウトにするのかを選択する時に、自分だったらどっちがいいかを選ぶことができます。

これからどうなっていくかは誰にも分かりませんが、私の場合は絶対に良い方向に行くと思っていますし、私は何か選択に迫られる時が来たら、自分のハートで決めようと決めています。

そうやって選択をして、選んだことを信頼して今を生きて、今できることを行動するのです。

すべてなんでもお任せしますというのは海王星の低い波動です。権力のある人に任せたら、言う通りにしなさいとなってしまいますからね。

そうではなく、そこに気付きなさいというエネルギーですから、高い波動で海王星のエネルギーをしっかり学ぶことがとても大事です。

風の時代を自分らしく生きるために

2021年は6月と12月に土星と天王星のスクエアができるので、多分この2月と6月頃とはまた全然違った課題が出てきて、また12月頃になったらまた違ってくると思います。

去年もすごく激しかったけれど、これからも世の中はどんどん変わっていくので、今年の冬至ぐらいになったらどんな世の中になっているのだろう、どんな世界には私が作っているのだろうかと思います。

この大きな流れの中で、私たち一人一人がハートを輝かせて、光で生きていくということで、この地球を今作っているのですから、私たちは無力ではないのです。

お役人さんや誰かに全部おまかせのほうが楽かもしれませんが、結局あとで本来の自分が生きられない苦しさを味わいますから、私たち一人一人が自分らしく生きようと決めて、自分らしく生きていくことが大事です。

今まで私たちは自分らしく生きていない苦しみを味わってきたことが多かったのではないでしょうか。そういう枠を取り払って、自分らしく生きようと自分で決めましょう!

ハルミ
ハルミ

決めたら今できることをコツコツ楽しみながらやってみることが大事な時ですよ。

Thank you so much, and so much love, Harumi

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