風の時代に意識進化占星学で読み解くリレーションシップダイナミックス「翔平さんと一平さんの魂レベルの深い縁第2話」

風の時代に大事なポイント

この記事でお話する内容

ハルミ
ハルミ

皆さん、こんにちは。アカデミーオブ ユニバースコード学長で、エネルギーナビゲーターの大旗ハルミです。

今日は大谷翔平さんと水谷一平さんの魂レベルの深い縁第2弾ということで、テーマは「意識進化占星学で読み解くリレーションシップダイナミクス」です。

大谷さんと水谷さんの、水谷さんが解雇された報道は、ちょうど2024年の春分の直後でした。

その時のトランジットチャートと、お二人の出生図を重ねた三重円を作図してみていくと、そのタイミングがお互いにどんな影響を及ぼしていたのかというのを、はっきりと読み取ることが出来ます。

とくに、水原さんの出生図は、出生時間がわからないので、大谷さんのチャートを真ん中にして、水原さんとその時のトランジットのチャートを重ねていきます。

この場合は、大谷さんに対して、どんな影響があり、水原さんにもどんな影響があったかがわかります。

もし、水原さんの出生時間がわかっている場合は、もう一つ水原さんのチャートを真ん中にして、大谷さんとトランジットチャートを重ねると、もっと詳しく影響を読み解くこともできます。

ちょっとこれ高度なテクニックなんですけど、このタイミングで、どのような事象が起こっていたかということを解説したいと思います。

今回で大谷さんと一平さんのシリーズは一旦終わりにさせていただきます。

ミラクル会員になっていただければ、エナジーナビで今のエネルギーについては新月と満月のタイミングできちんと解説しますし、YouTubeでもまた面白い話題があった時は時間が取れればお話ししたいと思っています。

とにかく2024年のこの4月は非常に大事なタイミングです。 

これからの2年、特に今年は、これからの要の時です。

水原一平さんと大谷翔平さんは名コンビだったのに、こんな事件が起こってしまうんだなということが、意識進化占星学を学ばれるとよく理解していただけると思います。

この動画を見る前に見ておきたい動画

最初に、今日初めてご覧になる方はぜひ、こちらの大谷翔平さんと水原一平さんに何があったのかという、1時間40分くらいの動画を出しました。

意識進化占星学の基本的な考え方である、エネルギーとサイクルの学問としてのシンセサイズなど、まとめて解説しているので、まずそちらの動画をご覧ください。

ブログ記事はこちら↓↓

この動画の後で、大谷翔平さんは生まれた時間がわかっているので、今度は大谷翔平さんの生まれた時の魂の設計図(ネイタルチャート)を意識進化占星学で解説しました。

その動画がこちらです。

そしてその後で、水原一平さんが解雇された時にどんな影響が来ていたのかを意識進化占星学で読み解いたものがこちらの動画です。

さらに、シナストリーと言って、二人のネイタルチャートを二重円にして重ねると、二人の関係性を読むことができます。

これは上級レベルの内容なので、しっかり学んでいただいた方にはたくさんのことが説明できるのですが、今回はそれを皆さんにわかる範囲で解説しています。

その動画がリレーションシップダイナミクス1として出した動画です。

ブログ記事はこちら↓↓

こちらを見るか読んでいただいて、今回がこのシリーズの最後になります。

私と私の恩師であるマウリース先生と一緒に、AUCアドバンストコース6で、リレーションシップの解読法という、かなり大きなプログラムを提供しました。

これは上級コースなので、先に基礎を学んでいただく必要がありますが、意識進化占星学を真剣に学びたい方は、こちらも学んでいただけますので、事務局までお問い合わせくださいね。 

風の時代に読むリレーションダイナミクス

大谷さんと水原さんネイタルチャートの復習

前回のこのリレーションシップダイナミクスの簡単な復習をしましょう。こちらが水原一平さんのネイタルチャートと呼ばれている生まれた時の出生図です。 


水原さんの場合は、1984年12月31日、北海道苫小牧生まれということまでは分かりましたが、生まれた時間が分かりませんでした。

こういう場合は太陽第1ハウスシステムというシステムを使って、時間を昼の12時に設定します。そして生まれた瞬間のその時の太陽が、地平線に来るところで取ったチャートです。 

ですから、正確にはハウスがわかりません。ハウスにはそれぞれテーマがあるので、そこを読むとたくさんのことがわかるのですが、一平さんの場合はそこを抜きにして読みます。

大谷さんの場合は、生まれた時間が分かっているので、大谷さんのチャートから見てみましょう。これが大谷さんのチャートです。

大谷さんは1994年7月5日21時05分です。生まれた瞬間の東の空の地平線(=アセンダント)が、みずがめ座21度です。 

この二人の関係は、魂レベルでどんなご縁があるのかを見る時、この二人のチャートを重ねて読む手法があります。

これを二重円と言います。

ただし、一平さんは生まれた時間が分からないので、正確なチャートではありません。この場合は正確に分かる大谷さんを中心にして、大谷さんのテーマに一平さんがどんな影響を及ぼしてくるかというのを読むことができます。 

もし一平さんのチャートが正確なチャートがあれば、これを逆にすると、今度は一平さんにとって大谷さんはどんな影響を持っているかもわかります。 

前回の動画で解説したように、二人のチャートを重ねると、たくさんのタイミングがお互いに影響し合っているのがよく分かります。

例えば、冥王星と木星が一緒になっていたりとか、 太陽同士がオポジションだとか、 とても大事なこのノード軸と言われる感受点のサウスノードとノーノードが入れ替わってピッタリ重なっています。

また、水原さんの水星と天王星が、大谷さんの土星とスクエアだったり、ほとんどの天体が絡み合うようなエネルギーを持っています。

ハルミ
ハルミ

私はたくさんの方のシナストリー(リレーションシップを見る二重円)のチャートを見てきましたが、こんなにいくつもピッタリ重なっている関係は多くありません。

よほど過去世からの深い、何かカルマ的なご縁があるお二人です。

具体的にどんなご縁があったかについては簡単には解説できませんが、今日は、春分の直後に水原さんが解雇されたタイミングについてお話しします。彼ら二人がどのように影響を与え合っていたかがわかります。

これは少し高度なテクニックですが、お二人の円の周りに事件が起こった時のチャートをさらに重ねて、三重円にして、どこにアクティベーションが来ていたかを読む方法です。

まず、そのタイミングはちょうど2024年の春分の直後でした。2024年の春分は、とても激しかったですが、とても大事なエネルギーです。

私が運営するAUCのミラクル会員サロンでは、月5ドル55セントで、満月と新月のタイミングに1時間以上の宇宙天気予報を提供しています。

そこで、今どんなエネルギーが流れているのか、エネルギーナビゲーションのチャート解説を聴くことができます。

春分、冬至といった、4つの大事な季節の節目の時は、ミラクル会員だけではなく、YouTubeでも解説動画を公開しています。

YouTubeで公開してる動画はこちらにありますので、よかったら参考にしてみてください。

春分の時、宇宙全体、特に日本にはどんなエネルギーが来たか、来ていたかというのを解説しています。 

ブログ記事はこちら↓↓

水原さんのチャートと解雇報道

水原さんが解雇された時の報道は、ロサンゼルス時間に直すと、2024年3月20日の 15時03分でした。

ということは、実際にそれが発表されたのはもう少し前だと思います。日本のニュース番組をネットで調べた時は15時03分でした。

その時のチャートがこちらです。

それを 一平さんのチャートの外に合わせると、一平さんのどこが刺激を受けてたかってのが分かります。 


簡単に解説すると、魂が過去世でいろいろ経験をしてきたところを表しているのがサウスノードで、このチャートでは一番上にある、馬蹄形をさかさまにした記号です。

魂は、このサウスノードのテーマから、反対側の馬蹄形のノースノードのテーマに向かって学ぼうとしているのですが、一平さんのチャートに特徴的なのが、ここに土星が一緒にあるのです。

土星はいろいろなカルマを表します。しかもさそり座にサウスノードと土星があるので、かなり重いカルマを持っていらっしゃいます。

特にお金や、人間関係などのカルマみたいなことを持っていらっしゃいますね。

なおかつ、一平さんの太陽、海王星、木星は全部やぎ座にあります。やぎ座の支配星は土星なので、ここにも大きなカルマが見えます。 

進化占星学では、このノード軸や冥王星、外惑星をしっかり読むことがとても大事です。

このノード軸に対してスクエア、90度を取っている天体は、過去世で何か課題があったところを示します。

それが報道時の金星と、彼の火星がうお座にあって、 10度くらいのオーブを取りますが、ノード軸にはこの両方ともスクエアになっています。

ノード軸との関係性は、10度前後の幅を見て読むというルールがあります。

それについては先程ご紹介した最初の動画で詳しく解説していますので、そちらをご覧ください。

金星は、一平さんのチャートでノースノードがあるおうし座の支配星だし、火星は、反対側のサウスノードのさそり座の副支配星です。

さそり座の支配星は今では冥王星になっていますが、冥王星は20世紀になって見つかった天体なので、20世紀になるまではさそり座と言ったら火星が支配星でした。

さそり座だけでなく、おひつじ座の支配星も火星なんです。おひつじ座には今、ノースノードがいますから、この地球に生きている私たちは皆、この火星がとても大事です。

このとても大事な課題のあるポイントに、報道時の火星がふたご座28度23分でかなりタイトに一平さんのノード軸にスクエアです。一平さんのノード軸は26度で、火星と2度しか違いません。

一平さんの土星もこの火星とスクエアになっています。一平さんの金星と、報道時の火星も重なってきていますから、これはまさに課題が吹き出したタイミングをしっかり示していると思いました。

この時、みずがめ座の支配星である天王星がおうし座にいるのですが、天王星は稲妻のように電気的に、何かを突然変えていくエネルギーがあります。

それがお二人のノード軸にかなり近くなってきていましたから、突然こういうことが起こったのもうなずけます。

さらに報道時のノード軸が、ちょうど彼の太陽と木星と90度を取っていました。

要するにこの時のノースノードはおひつじ座でしたから、おひつじ座の支配星の火星が、さっきお話しした一平さんの金星を刺激していました。 

一平さんの太陽はやぎ座の太陽です。やぎ座の支配星は土星で、土星はサウスノードと一緒にいますから、カルマがあるところです。

カルマが吹き出てきて、さらにノードにスクエアな天体がある時は、課題が表面に出てくるのです。 

やぎ座の太陽は、強い責任感とリーダーシップのエネルギーを持っていますから、ここで責任をとらなければならない時が来たのだと思います。

それまでずっと隠してきたことが、運命のタイミングでこのような事件として明るみに出たということなのでしょう。

今のサウスノードはもう何年も前から一平さんのチャートにある土星・海王星・冥王星のあるところを通って、一平さんを刺激してきました。

このサウスノードとこれらの天体が重なっているときに、カルマが大きく吹き出るタイミングが来ていたと思います。

実際にそういうタイミングで一平さんの賭博のことが起こってきていて、その結果、今このタイミングで、今回のことが起こっています。

本当にアストロロジーは、タイミングが来た時に何をしなければいけないのかが、はっきりと表れてくるのです。 

大谷さんのチャートと解雇報道

一平さんと大谷さんはいろいろと重なるところがたくさんありますから、大谷さんの場合も同じようにいろいろなテーマが出てきていました。

大谷さんの場合も、一平さん以上に大きな アクティベーション来ていましたね。

まず、火星が大谷さんのノード軸とスクエアでした。また、この大谷さんのサウスノードには、ほとんど2度しか違わず天王星も来ています。

この大谷さんのノード軸には、もともと出生図の金星がスクエアです。 

大谷さんの場合は、出生時間がはっきりしているので、ハウスがわかります。この金星は1対1のリレーションシップを表す7ハウスにあります。

これは結婚相手と自分というリレーションシップだけというわけではありません。

ビジネスパートナーや、例えば私がカウンセリングをする場合のクライアントさんと私の関係、病院に行けばお医者さんと患者さんという、一対一の関係に何か課題があると読めるのです。

この反対側に、彼のノースノード(さそり座)の副支配星でもあり、今のノースノード(おひつじ座)の支配星でもある、火星が来て、大谷さんの金星とオポジションです。

ノードとこのポジションで四角ができた時に、天王星まで来て、一平さんのノードもありますから、そのタイミングでパートナーシップがバンと突然なくなったのです。 

そういったことが起こってるのが、一人一人見ててもわかります。

風の時代のシナストリー

三重円①水原さんのカルマと大谷さん

このようにあるタイミングで起こったことが、2人の関係にどのように影響をあたえたかを三重円にして見ていくことが出来ます。

これはかなり高度なので、初心者の方はそういうものなんだなと思って見てください。

ある程度アストロロジー(占星学)を勉強していらっしゃる方は、参考になると思います。そして、本当にもっとよくわかるようになりたいと思ったら、ぜひAUCでアストロロジーを基礎からしっかり学ぶことをおすすめします。

アストロロジーは本当に人生の最高のナビゲーションツールですから、今、しっかりと学ばれると、確実に人生が今よりずっと生きやすくなります。

3年くらいはしっかり学んでいただかないと、深く読めるようにはなりませんが、学んでいただくと、一生使えるツールになります。

これを職業にしていくことももちろんできますし、家族や周りの人の相談にも乗っていくことができるし、仕事にもいろいろと役に立ちます。

私もアストロロジーを学んで、本当に生きやすくなったので、2016年から日本では学べないこの意識進化占星学を皆さんにずっと、お伝えしてきました。 

話がずれましたが、大谷さんと一平さんの二重円の上に、一平さんのニュースが出た段階のチャートをここに重ねると、こういうチャートになります。

お二人のノード軸に金星が、お二人ともスクエアです。 そこに火星が来て、一平さんの場合も、大谷さんの場合も、ここに天王星も来ていますから、お互いに必要なことが起こってきたわけです。 

大谷さんにとっては、パートナーシップが突然切れたわけです。 

火星は大谷さんの第1ハウスになります。第1ハウスの火星はとても強くなりますから、それを通して自分の自我をもう1回切り替えていくようなタイミングが来ていました。

大谷さんの場合、土星回帰も来ていて、大谷さんの土星に、今の土星が30年ぶりに戻ってきて重なるタイミングでした。

これは人生が本当に大きく変わるタイミングが来ていたので、何かあるだろうと思っていたのですが、こんなことが起こるとは思いもよりませんでした。

これが一平さんの場合、カルマが吹き出てくるタイミングでした。 

一平さんの場合は、両方のノード軸の支配星がスクエアですから、このタイミングでカルマを 解消するために、過去世からのカルマをもう一度追体験するようなことが起こってきたのです。

金星にはいろいろな意味がありますが、冥王星やおうし座は、 お金やパワー、成長と関係します。 

特に土星が絡むと、土星は倫理観や道徳観とも関係してくるので、そこで何か問題があった可能性が大いにあります。

冥王星と土星が一緒に絡んでくる時は、非常に深い、因縁と言ってもいいような縁があります。 

大谷さんの場合は、冥王星がノースノードと重なって、さそり座のノードですから、大きく成長したいと思っています。 

一平さんの場合はここがサウスノードになるので、多分、一平さんのこの土星が気づいて進化するために、大谷さんが大きく変わらせるというキーワードを持っていました。

だから一平さんはちゃんと土星を使って、難しいうお座の火を使って、通訳としては非常に成功されていました。

確かに一平さんの通訳は、 私も英語がわかるから言えることですが、確かにカジュアルな英語を使われますが、非常に流暢です。また、インタビュアーも結構カジュアルなんですよ。

大谷さんが言いたいことを わかった上で、大谷さんの言葉をそのまま訳すのではなく、必要であれば何か言葉を添えてインタビュアーに通訳していました。

逆にインタビュアーがだらだらと聞いてくる時は、要点を絞って大谷さんに伝えることもよくあって、私は一平さんは、なかなか素晴らしい通訳だなと思っています。

うお座の火星を本当に上手にお使いになっている方で、通訳だけでなく、謙虚にいろいろと人にサービスされています。

しかし、何かカルマがあって、突然そのカルマが吹き出るタイミングが来ていたのです。

実際に問題はすでにあったのだと思いますが、 この時ノードが重なったことで、お互いの太陽が今生の自我をしっかりと確立させるために、こういうことが起こってきたのです。

ハルミ
ハルミ

お互いこのことで成長が起こっているのです。 

大きく変わるための試練とチャンス

赤い線で描いた四角があるところは、緊張がありますから、ここは変わらなければならないところです。

火星と天王星の刺激が同時に来たことで、変わるタイミングがバンと突然吹き出してきたのです。 

本当に突然でびっくりしましたね。後から聞いた話では、一平さんが賭博に走って、お金を勝手に送金していたということでした。

当事者ではないので真相はわかりませんが、それはもっと前から起こっていたことのはずです。

一平さんのチャートを見ると、今のノードが絡んできたタイミングでいろいろなことがあったという話はもう別の動画で解説しています。

もう一つとても大事なことは、一平さんの木星はやぎ座21度にあります。今の天王星はおうし座の20度にあり、おうし座とやぎ座は両方とも地のサインで、120度の関係です。

120度の角度は、90度に比べると割とスムーズに動きます。ここはある意味チャンスとして使うことができるのです。

これをソフトアスペクトとよく言います。一方で90度はハードアスペクトと言われます。

一般的な占星術では、この90度があると良くないことが起こると、一方的によくない、 厳しいと読むことが多いと思います。

確かに厳しい角度ですし、よくないことも実際起こることも多いのですが、長い目で見たら変わらなければいけないことを強制的に変わらせてくれているのです。るからです。

もし皆さんのチャートの中で、こういうグランドクロスと言われる大きな四角形ができたり、お二人を重ねた時にこういうのがあれば、 ここは確かにぶつかり合うエネルギーではありますが、ここを通してお互い変化して成長できるチャンスもあるエネルギーということもできるのです。 

だから意識進化占星学では、そういったことが起こってくることがいいとか悪いと一方的には読みません。

ここはある意味、変化成長していけるオポチュニティになるからです。

翔平さんは、やぎ座に海王星が22度、天王星も24度にあるので、ここがちょうどこのお二人のノード軸を刺激していたのでしょう。

水原さんの木星と、お二人のノード軸とは60度のセクスタイルですから、意識して使うとエネルギーがスムーズに流れるので、うまく使うと、とてもいい感じになるところです。 

土星と木星がセクスタイルということは、 何か固めることと拡大していくこと、うまく使うと、とてもよく使えるところです。

一平さんの場合はハウスがわかりませんが、大谷さんの場合9ハウスにあるので、9ハウスのテーマ、 自分が生きる意味、それから自分の信念体系を大きく変えて成長したいと思っているのです。

彼の海王星と天王星はやぎ座にいて、やぎ座だけど12ハウスなので、ここはうお座のエネルギーとやぎ座のエネルギーが混ざって、その上みずがめ座のエネルギーも混ざっています。

海王星は、もともとうお座と12ハウスの支配星ですから、めちゃくちゃうお座のエネルギーが強いのです。

それがやぎ座にいるということは、大谷さんの場合、やぎ座の支配星である土星もまたうお座にあるので、一平さん以上に大谷さんは非常にうお座のエネルギーが強いのです。

今、地球に生きている私たち全員、このうお座に土星がありますから、これはもう宇宙のコントロールできないエネルギーをまず受け入れるしかありません。

大谷さんはそれが1ハウスですから、おひつじ座のエネルギーもあるわけです。

だから、本当に宇宙を信じて、宇宙に導かれることをしっかりと受け取って、そして自分がやりたいことをしっかりやっていくと、奇跡のようなことが起こります。 

そして、そういうことができる人です。

一平さんには海王星や天王星の影響でさまざまなチャンスが巡ってきています。しかし、チャンスと同時に試練も訪れるものです。

大谷さんがメジャーリーグに来たのは2017年の年末で、その決断をしたのがその時期でした。そして、2018年から一平さんと一緒にエンゼルスに合流しました。

しかし、2018年は途中で怪我をされました。その後、手術を経て復活してきたかと思ったら、最初はうまくいって新人賞を取れたようでしたが、その後はコロナの影響もあったりしました。

その間も一平さんはずっと大谷さんに寄り添っていました。だからこそ、一平さんが大谷さんを支え続けたことは非常に重要だったのです。

一平さんの素晴らしさが発揮される時というのは、まさにこうした場面です。ただ、ここで海王星の影響が出てくると、宇宙の真実に合わないものは徐々に溶かされていくことがあります。

一平さん自身もそうした状況に直面し、持っていた木星の力を最大限に活かせるようになるために必要な出来事が突然起こり、それまで隠れていたものが表に出てきた瞬間だったのです。

この状況を長い目で見ると、一平さんにとっても、翔平さんにとっても成長のために必然的に起こったことだったと私は思います。

アストロロジーがわかると、こうした出来事を通して、多くのことが理解できるようになるのです。

トランジットのノードと二人の太陽

現在のノードを見てみると、トランジットのノードが、翔平さんと一平さんのお互いの太陽と90度の角度(スクエア)を取っていることがわかります。

太陽は私たちの自我を表しており、この試練は自己をアップグレードするために起こってきたのでしょう。

お二人とも、おひつじ座の学びが必要です。一平さんについては、おひつじ座がどのハウスにあるかはわかりませんが、このチャートのように昼の12時頃に生まれたとすると、月はおひつじ座の19度です。

月は2時間で1度動くため、12時間で約6度移動します。

例えば、12月31日午前1時頃に生まれた場合、月は15度くらいにあるでしょう。逆に、23時頃に生まれた場合、月は25度くらいにあると考えられます。

つまり、彼の月はおひつじ座15度から25度の間にあると予想されます。

そうすると、ノード軸はオーブが10度とされているため、いずれにしても彼の月はノードと重なっていると考えて良いでしょう。

このため、おひつじ座の月は強く刺激されています。過去世では彼は自分の力を最大限に活用していたようですが、彼のおひつじ座の月の支配星である火星はうお座にあります。

そのため彼は、「やりたい」という衝動だけではうまくいかない火星だと言えます。難しいと言えば難しいのですが、彼はその力をうまく活用できていました。

ところがこの時期、彼は火星の低い周波数が出てしまったのだと思います。

火星がうお座にいる場合、他人のために尽くし、自分を犠牲にすることを喜びとして受け入れることが重要なのです。

消防士や軍人、医療関係者など、他人のために尽くす職業の人には、火星がうお座にある人が多いです。彼らはこうした奉仕に生きがいを感じます。

ただし、火星の低い周波数の時には課題があります。

ノースノードがおうし座にある場合、おうし座のテーマを学ぶ必要があります。おうし座では、自分を認め、愛することが求められます。

自己愛を学ぶことが重要ですが、これができないと自分を認めることが難しくなります。

さらに、うお座に火星があると受け身になりがちなので、外側から悪いものが入ってきた時にも影響を受けやすくなります。そうした時に誘惑され、ノーと言えなくなることがあるのです。

火星がうお座にある人は、ノーと言えない傾向があります。そのため、自分の意志をはっきり持つことが難しく、周りの影響を受けやすいのです。

生きづらさを抱える人は、火星がうお座や12ハウスにある人が多いのです。私の鑑定では、そうしたことを少しずつ解きほぐしていくのですが、それにはちゃんと意味があってそういうエネルギー持っているのです。

このような方は、ここに気づいたらしっかり自分を見直し、境界線(バウンダリー)を作り、浄化していくことが大切です。

一平さんは、トランジットのノードが一平さんのサウスノードや土星を通りすぎていった時期に、カルマが表面化するタイミングを迎えていたのです。

海王星がやぎ座にいると、低い周波数のやぎ座は、道徳的な問題で人を欺くような状況を引き起こしやすいエネルギーを持っています。

彼は、過去世でのカルマを再び体験することで、それを乗り越え、自分を認めることを学ぶ大きな機会に直面していたと思われます。

このように、やぎ座の太陽を正しく使うために月も刺激を受け、「それではいけない」という形で自身の成長を促す出来事が起こっていたのです。

一方、大谷さんの場合はもっとわかりやすいです。彼の太陽はかに座にありますが、5ハウスです。5ハウスはもともとしし座が支配するところで、太陽が支配星です。

私自身の太陽もおひつじ座で5ハウスにあるので、大谷さんとは共通点があり、よくわかります。

5ハウスに太陽があると、強い自己表現欲求を持ち、自分のクリエイションをしっかりと表現したいという強い意志を持っています。

自分らしい生き方を追求することに大きなエネルギーを注ぐのです。

彼のノースノードにトランジットのノードが重なっていた頃、エンゼルスでの二刀流が可能になったと思います。

しかし、エンゼルスではチームとしてプレーオフに進むことができず、彼は「これが自分だ」と感じる勝利を望んでいましたが、思うようにはいきませんでした。

そしてこのタイミングでドジャースに移籍し、新たなスタートを切ることになりました。ちょうど韓国での特別な開幕戦、パドレスとの試合があった頃です。

この時のノースノードはおひつじ座にあり、これは大谷さんの2ハウスです。2ハウスはもともとおうし座のハウスで、自分の価値や才能を表すところです。

大谷さんのネイタルチャートは、2ハウスにはブラックムーンリリスがあるだけで、基本の10天体はありません。

しかし、ここにはおひつじ座のエネルギーが強く影響しています。このエネルギーは、パイオニアとして道なき道を切り開いていく力であり、大谷さんはまさにそのようなエネルギーを持っているのです。

だからこそ、誰も成し遂げたことのないことに挑戦できるのです。日本のプロ野球やMLBでも、誰もが無理だと言った二刀流を実現し、成功を収めました。

この時のサウスノードはてんびん座、大谷さんの8ハウスです。8ハウスはさそり座のハウスで、死と再生を表す激しい変容のエネルギーです。

この報道の後、てんびん座5度で月蝕が起こりました。てんびん座は金星が支配星であり、パートナーシップを表します。

ここでカルマ的な問題が表面化するタイミングでした。

今までは、一平さんと二人三脚で協力していましたが、その関係が突然終わることになりました。

これによって彼は一人で立ち向かう勇気を持ち、大きく成長するチャンスが来たのです。

一平さんについては、ハウスがわからないのではっきり言えませんが、彼のやぎ座の太陽が責任を取ることを求めていました。

道徳的な誤りを犯した時に、それを償い、「ご迷惑をかけました、ギャンブル依存症でした」とこの日にやっと言うことができたのです。

大谷さんは驚かれたようですが、それも天王星がここにいたからでしょう。天王星は稲妻のように突然予期せぬことを起こしてきます。

一番安堵したのは一平さん自身だったと思います。それまで言い出せずにいた葛藤を抱えていた彼が、ようやく心の重荷を下ろすことができたからです。

このタイミングで、最初に火星が来た時に一平さんとの関係は断ち切られ、大谷さんのパートナーシップも突然終わりました。これによってカルマが表面化したのです。

トランジットのノードと調停・YOD

一平さんの天王星はいて座15度にあり、この時のノード軸はおひつじ座とてんびん座の15度にあるので、天王星はこことまた調停の角度(120度と60度の角度)を形成します。

さらに、一平さんの天王星と水星はいて座にあって、これはちょうど大谷さんの10ハウスにあります。

10ハウスは太陽が一番高く上るところを表しているので、10ハウスはパブリックの部屋で、一番プライベートではない、社会的な注目を集めるところです。

10ハウスに太陽があれば注目を集めたいという願望が現れるかもしれませんが、大谷さんはここに星がありませんから、大谷さんは決してキャリアで認められることを目的としているわけではないのでしょう。

大谷さんの太陽は5ハウスですから、本当に自分のやりたいことを追求したいという強い意志を示しています。 

彼は純粋に野球が好きで、野球をやりたいのでしょう。ですから、自分のペースで、自分のやり方で、自分が納得するような、そういうことをやりたいわけです。

彼が決して有名になるために努力しているのではないという純粋さはよくわかると思います。

しかし、大谷さんにとっての一平さんの存在は、彼の10ハウスをアップグレードする役割を果たしています。

天王星は突然の変化やアップグレードを意味しています。 

いて座の水星は言語を表しますから、一平さんは大谷さんの通訳として、コミュニケーションを取るお手伝いをしてました。

一平さんの水星を使って、天王星もありますから、高い視座から臨機応変に、大谷さんが理解しやすいようにサポートしていたのです。

 大谷さんが有名になってみんなから認められていくのを、一平さんの水星と天王星が大谷さんの10ハウスで手伝っていたのだと思います。

しかし、トランジットのノードがここに来た時に、突然、一平さんは謝罪しなければならない状況になりました。ここでも突然の変化が見られます。

今ちょうど大谷さんの土星とトランジットの土星が重なっているのですが、ここに金星まで来ていました。 

これが全部うお座で、一平さんの天王星はここと90度を取っていますから、これもやっぱりぶつかり合って、必要な時には全部溶かされてしまいます。 

うお座の土星は、魂の声や宇宙の真実に合わないものを溶かす力があります。

一平さんもこれで溶かされてしまったのでしょう。そうやって読んでいけるわけです。

もうちょっとお話すると、この時のサウスノードが15度、一平さんの天王星が15度、今の木星がおうし座3ハウスで15度で、YODができています。 

YODは、緑色の線で結んだ、150度と60度でできる二等辺三角形のアスペクトで、とても調整しにくい角度です。

神の指とも呼ばれるアスペクトで、謙虚に使うと素晴らしいチャンスを得られます。

ここは大谷さんの太陽ともYODができて、YODが2つできています。 

YODの解釈については、特別な講座もあります。マウリース先生と私で開催した、2回だけの短い特別な講座です。興味のある方は、事務局までお問い合わせください。

神の指と呼ばれる特別なアスペクト、YODを徹底解読する手法があります。

一平さんの天王星が木星を刺激することで、サウスノードの問題が表面化することがあります。

この時、木星をうまく使うためにはサウスノードに気づいていくようなことが出てくるのです。

YODがある時は、これを非常に謙虚に使わなければなりません。だから今、お二人にはすごく難しい状況が来ているのです。

さらに、大谷さんの土星、今の木星とサウスノードでもYODが形成されています。このサウスノードがすごく強調されていますね。

大谷さんの場合、サウスノードのあるところは8ハウスですから、お互い持っていた何か過去世の因縁やカルマが吹き出て、彼の成長につながっています。

このサウスノードのところでいろいろなものが切れましたが、新しい出発になる気がします。

一平さんは大谷さんを支えてきましたが、そのサポートがなくなった現在、大谷さんは精神的にも変化があったと思われます。

結婚発表や春分前のソウル旅行の際に奥様を公表し、次のステップへと進んでいます。

土星回帰の時期にこうした出来事が起こり、何かあるだろうとは思っていましたが、本当にこういうタイミングでこういうことが起こるのかと、今後の展開が興味深いものになりそうです。

風の時代のエネルギーの使い方

今のエネルギーを使わなければうまく生きられない

大谷さんがMVPを受賞した時や怪我をして手術を受け、しばらく大変だった時など、興味のある方は、その時のチャートと合わせて何が起こっていたかを確認すると、とても面白いと思います。

今回、私がお二人のエネルギーを解説したように、もともと人は今のエネルギーをうまく使わないと生きにくい設計図を持っています。

大谷さんと一平さんも様々なタイミングで多くのアクティベーションが起こっていますが、その現れ方は周波数の使い方で変わることがわかります。

一平さんの場合、エネルギーをうまく活用できていた部分もありましたが、カルマ的な要素が吹き出すタイミングでもありました。

大谷さんの場合は、一平さんという過去世からの深いご縁のある方との経験を通して、自身の信念体系を大きく変容させていく過程にあります。

大谷さんは冥王星がノースノードに重なっているので、さそり座を通じてさまざまな信念体系を変えていこうとして生まれているのです。

お互い信頼し合っていたはずなのに、突然その信頼が裏切られるような出来事が起こり、大谷さんは金銭的な被害も受けました。

それは非常に大変なことですが、これを乗り越えることで一平さんも大きく成長すると思います。

大谷さんもまた、一平さんなしでアメリカでの体験を活かし、新たな挑戦を通じて大きく成長するチャンスを迎えています。

エンゼルスでは思うようにいかなかった部分を乗り越え、直接多くの方と対話をしながら成長していくでしょう。

これからの大谷さんの活躍が大いに期待されます。

一平さんはその後ニュースに出ていないので心配ですが、彼はこの経験を乗り越えることで初めて、ノースノードのおひつじ座に向かうことができると思います。

ハルミ
ハルミ

ぜひ一平さんにもがんばってほしいと思っています。

まとめとご案内

いかがだったでしょうか。アストロロジーは本当に面白い学問です。特に意識進化占星学をエネルギーとサイクルの学問として学ぶと、自分自身を深く理解できるようになります。

今、自分らしく生きたいと思っている方には、AUCが主催する意識進化占星学の講座Basic1と2がおすすめです。

アストロロジーは言語であり、私の授業では「アストロロジーは言語である。もしこの言語が理解できたら、空があなたに話しかけてくる」というマントラのような言葉を授業の始まりに唱えています。

アストロロジーを理解するためにはアストロロジーの文法と語彙が必要です。Basic1では語彙として12のアーキタイプを学び、Basic2では基本的な文法を学ぶことで、自分のエネルギーを理解しやすくなります。

AUCでBasic1から5までのコースを学んだ後は、チャートを読む訓練をするヴィーナス会員になることができます。

まだ勉強の途中でヴィーナス会員になれない方のために、ミラクル会員VIPコースがあります。

興味のある方、意識進化占星学を本格的に学びたい方は、ぜひVIP会員サロンについての動画をご覧ください。

今は本当に重要な時期です。ですから、多くの方にミラクル会員になっていただき、エナジーナビを聞いて、現在のエネルギーを理解していただきたいと思います。

今後、自分らしく生きることができる世の中になっていくので、自分のエネルギーを理解するために、進化占星学をAUCで学んでみてはいかがでしょうか。

詳細は事務局までお問い合わせください。

今回のテーマは、一平さんと大谷さんの魂のご縁についてのリレーションシップダイナミクスの解説でした。

ハルミ
ハルミ

初めてアストロロジーを知った方には少し難しいかもしれませんが、興味深い話題を提供できたと思います。最後までお聞きくださり、ありがとうございました。

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