(北海道・50代・女性/おとめ座進化プログラム体験記)
風の時代を生きるための自分軸

AUC特別実践型おとめ座進化プログラム
皆さん、こんにちは。アカデミーオブ・ユニバースコード学長、大旗ハルミです。
2025年9月に開催した「AUC特別実践型おとめ座進化プログラム」に、日本全国、そして海外からも、世界中から100名近くの方が参加してくださいました。
このシリーズでは、参加者の皆さんから届いた感想の中から、特に心に響いたストーリーを3回に分けてご紹介します。
第1回目は、北海道在住のMさんの物語です。
宇宙が「ここを使いなさい」と語りかける特別な1か月
このプログラムは、2025年8月23日(おとめ座0度新月)から9月22日(おとめ座29度新月・部分日蝕)までの約30日間にわたって開催されました。
実はこの1か月は、宇宙のサイクルの中でも極めて特別なタイミングでした。
ちょうどこの時期、外惑星3天体がすべて01度でパータイルの小三角を作っていました。
それは、なんと12,376年ぶりに現れた配置でした。
おとめ座の始まりと終わりの度数で起こる2回の新月が、この小三角とタイトに連動し、私たちの魂が持つおとめ座のテーマ、「整える」「奉仕する」「秩序を創る」という力を、まるでブースターのように加速させる時期だったのです。
月のリズムとともに歩む30日間の実践

このプログラムは、ただ星の解説をするというものではありませんでした。
新月・上弦・満月・下弦・新月という5つの月相に合わせて配信されたウェビナーと実践ワークを通して、日常の中で魂の声に沿って行動することを体感的に学んでいただきました。
配信スケジュール
第1回 8/23(土)おとめ座0度新月(キックオフ・ウェビナー)
第2回 8/31(日)上弦の月
第3回 9/8(月)うお座満月・皆既月蝕
第4回 9/14(日)下弦の月
第5回 9/22(月)おとめ座29度新月・部分日蝕
参加者は、ワークブックやチェックリストを使いながら、1か月のサイクルの中で、自分の「感情」「行動」「自分の内側の声」を見つめ、外側の出来事に流されない内的整えを実践していきました。
テーマは「自分を信じる力」

おとめ座は「秩序」や「奉仕」を司る星座ですが、その進化の鍵は、完璧を目指す自我から愛を持って整える意識への転換にあります。
言い換えれば、他人に合わせて頑張る私から自分を信じて生きる私へと、意識を転換させることが、進化の鍵となります。
蝕の季節で揺れやすい心を落ち着け、呼吸・食・身体・暮らしなど、日常の小さな整えを通して、魂のリズムと一致して生きる。
それが、風の時代を生きるための自分軸を育てる道です。
世界中の仲間と共に
この30日間は、LINEでのリマインド配信とFacebookグループを使いながら、世界中の仲間が同じサイクルの中で実践を共有しました。
日々のコメント欄には、
「今日はこんな気づきがありました」
「落ち込んだけれど、呼吸法で戻れました」
という温かい言葉が連なり、まるで地球規模の意識の実験室のような1か月になりました。
これから3回に分けてお届けするのは、その体験の中から生まれた魂の記録です。
第1回目の今回は、おとめ座の低い周波数を丁寧に見つめ、外側の反応から内側の応答へと変わっていったMさんのストーリー。
彼女が書いてくださった言葉の一つ一つが、同じ時代を生きる私たちへの、まるで宇宙からの手紙のようです。
風の時代に必要な「自分を信じる力」

物語のはじまり—心が少しざわついていた夜
8月の終わり。仕事帰りの空はもう秋の色で、胸の奥にだけ薄い波が立っていました。
やるべきことはある。けれど、本当に選びたい一歩はどれだろう・・・。
Mさんの30日は、そんな静かな違和感から始まります。
この物語は、2025年のおとめ座0度新月から29度新月・部分日蝕までの約30日、「月のリズムに合わせて整える」ことを生きた記録です。
宇宙の揺さぶりが強くなる蝕の季節。外側の出来事に流されないために、私たちは内側の声に帰る道を学びます。
葛藤—「自分を信じられない私」と対面する
Mさんは、「先のことを心配して今を生きられない」という、自分の低い周波数のクセを認識しました。
Mさんは、プログラムで学んだおとめ座の影を自分の中にも見出し、その瞬間に初めて、「信じない自分を手放したい!」という思いが生まれたといいます。
彼女は続けます。

低い周波数から高い周波数まで、グラデーションの自分を認識できるようになってきました。
完璧さと欠点、明るさと影。それらを良いか悪いかで切り分ける代わりに、光の濃淡として自分を丸ごと見つめられるようになったのです。
この一文は、Mさんが「自分を責める私」から「自分を抱きしめる私」へ、そっと舵を切った瞬間の証です。
立ち止まり—外側の出来事と「わたし」の間にひと呼吸

忙しい日は、周囲の期待に合わせるほど本来の自分が遠のきます。
Mさんは夕方、玄関で深く息を吐くことから練習を始めました。
出来事と感情、そしてその奥にある魂の喜びを、そっと分けて見つめ直すために。

日々展開していく出来事と、自分の内側の軸を分けて考えようとすることができるようになってきました。
仕事から自宅に戻ると、出来事に対する感情を受け止め、それはそれとしておく。
そして、感情と魂の喜びとを分けて見つめることに立ち戻り、自分はどうしたいかを内側に尋ねることで、日々の展開に流されてないようにしようとしました。
感情を否定せず、「これはこれ」と受け止め、その奥にある魂の喜びへ立ち戻る。
分けることは、切り捨てることではありません。
これはこれと受けとめた先に、ようやく「私はどうしたい?」が立ち上がってくるのです。

反応は外側主体で、自分を想定して行動することが内側主体。内側から自分のエネルギーを放つことを意図的に実行することの尊さに氣づけました。
外の出来事や他者の期待に反射するのではなく、「私はどうしたい?」に立ち戻って応答を選ぶこと。この小さな間こそが、〈求められる私〉から〈本来の私〉を取り戻す回路になります。
これが、彼女がこの30日で身につけたエネルギーの方向転換です。
「日々の展開に流されず、私はどうしたい?」
問いを内側に返すたび、外側主体の反応ではなく、内側主体の応答が生まれます。
このほんの数分の儀式が、Mさんの毎日を静かに変えていったのです。
Mさんは、動画の中で印象に残った言葉として、こう答えてくれています。

『ブレイクダウンしても全然いいんですよ。』というハルミ先生の言葉。
やりたくても時間や疲労度によってできないこともある。結果は自分のコントロールの範疇外。やってみてからでないと分からない。
そういった、当たり前のことに氣づけて、日々修正を加えて整えていく大切さ、大変さ、自分次第だということが分かった。
できない日があっても、大丈夫。
このゆるしが、完璧を求める心をゆるめ、おとめ座のエネルギーを愛を伴う秩序へと進化させていきます。
生きていると誰でも、思うように動けない日や流れが止まる時が訪れます。
時間が足りない日も、体が動かない日もある。
でも、それも自然のリズムの一部。私たちは、結果をコントロールする存在ではなく、意図を選び続ける存在なのです。
立ち止まった日にこそ、今日わかったことをほんの少し修正する。それだけで、ちゃんと前に進んでいるのです。
目覚め—「私はこう思う」を放つ勇気
新月から新月へ。意図の種は少しずつ芽吹いていきました。

8月23日から取り組んできたことを再度見直すことで、より自分にぴったりな言葉で自分の希望を精査することができました。
8月23日の段階では、まだ遠慮がちに考えていたり、ぼんやりと考えたりしていたことも、「私はこう思う!」と、はっきり思えたり、「私の希望をはっきり放っていいんだ」と思えたりしました。
ここでのMさんの変化は、静かだけれど力強いものです。
外側の正解ではなく、自分の感性が感じたことを信じる勇気が芽生えたのです。
自分を信じない自分が、自分の中の奥のほうでどれだけ傷つき、悲しんでいたかにも気づけたのです。
結果よりも内側の響きをキャッチして小さく行動する、その尊さを体感で学び取ったのです。
これが、宇宙との共同創造=キネティックエネルギーを動かすということ。

何かをできないことが悲しいのではない。自分の感性で感じたことや氣づいたこと、やってみたいと思ったことを、自分自身が大切にしてくれないことこそが悲しいのだ。
自己信頼は、自分の小さな声を裏切らないことから始まります。
結果よりも響き。その響きを行動に変えるとき、宇宙との共同創造(キネティックエネルギー)が動き出します。
風の時代に届いたメッセージ

余韻—天気のように、私は成熟していく

日々の現象は天氣のようなもの。エネルギーを受けて、年輪が刻まれていく。強く、しなやかに、生命力が高まっていく。
でも、私の人生を喜びにするのは自分。
自分のキネティックエネルギーを成熟させ、自分の人生を全うしたい。
そういう想いがまず尊い。
人生は変化する天気のようなものです。
晴れの日も、雨の日も、嵐の夜も、そのすべてを体験して、魂は年輪のように成熟していくという言葉の深さに、私も静かに頷きました。

『おとめ座の低い周波数では、まだ起こってもない先のことを心配して今を生きていない。⇒ 身體を整える、呼吸を整える、食事を整える、できることを行動に移す。』(講義内容の備忘録)
おとめ座は、身体を整えるサインでもあります。
頭が暴走しそうなときこそ、身体に戻る。
呼吸・姿勢・食事という日常の小さな選択が、魂の安定を取り戻すための神聖なルーティンになります。

「古い自己を完全に手放すと、生活が一変し、成り立たなくなるのでは」という恐れと、「ようやく氣づいたのだから、今こそ一から自分らしい生活を築くのだ」という声が相反するように響いていました。
でも、そういった極端な二者択一は、おとめ座の低い周波数…。
そこから、「氣づけてよかった。自分らしい生活を今から少しでも実現するためには?」と、今できることに目を向ける大切さを教えていただきました。
Mさんは、古い自分を否定せず、「氣づけてよかった」と受け止めました。
おとめ座の完璧でなくても愛する力。
整えることを通して、自分を裁くのではなく、癒していく力です。
そして今、Mさんが意図していることは

直感を大切にする。
氣づきを書き出す。
愛に立ち戻る習慣をもつ。
受け取った愛を思い出し、自分の愛が確かなものになってきたことを忘れない。
宇宙が最善のタイミングで共同創造していることに意識を向け続ける。
自分は魂が成長し、愛の光を放つように導かれていると信じる。
ここまでの30日間で、Mさんは自分を信じる力を取り戻しました。
内側の小さな声を信頼することで、おとめ座の進化がうお座の信頼へとつながっていくのです。
大旗ハルミよりMさんへ
Mさん、あなたの丁寧な言葉のひとつひとつが、まるで祈りのような整えでした。
「外側に反応しない」ということは、決して無関心になることではありません。
むしろ自分の中心に愛を置いて世界を見るということです。
これは訓練なしではなかなか難しいのです。
呼吸と食事とノート、この小さな三つを30日間続けたあなたは、おとめ座の完璧を手放し、やさしい秩序へと進化しました。
あなたの中の愛ある調整者が、確かに目覚めています。
1.今日の出来事を3行で書く
2.その時の感情を3語で書く
3.そして「私はどうしたい?」を1行で書く
これだけで十分です。
たった3分の内側への帰還が、あなたのエネルギーを整えます。
Mさんのように、小さな整えから始めましょう。
大事なのは完璧にやることではなく、毎日1つ選ぶこと。
それが、あなたのキネティックエネルギーを静かに、でも確実に動かします。
外側ではなく、内側に主権を置く生き方
おとめ座の0度で始まった整えは、おとめ座29度新月部分日蝕で「私はこう思う」という宣言に結晶しました。
外側ではなく、内側に主権を置く生き方。
Mさんの30日は、まさにOSを入れ替える旅だったのです。
「考えてばかりいないで、行動してみる」
その一歩が、宇宙との共同創造の合図になります。

何をしたらよいか、具体的なことは分からなくても、魂の喜びを軸にしてできることがある。
考えてばかりいないで、行動してみる。
それがキネティックエネルギーを動かし、宇宙との共同創造をするということ。
Mさんのこの言葉を、静かに呼吸しながら今夜のあなたの祈りに添えてみてください。
(おとめ座進化プログラム・体験ストーリー vol.1)
風の時代の理想的なコミュニティより
次回予告とご案内
次回は、Aさんがブレイクダウンを通して自分を赦した瞬間の物語をお届けします。
おとめ座のテーマである「完璧を手放す」ことを、実際の体験を通してどのように受けとめていったのか。
心が揺れながらも、自分を愛する力を取り戻していったAさんの姿に、きっとあなたも勇気をもらえるはずです。
どうぞ楽しみにしていてくださいね。
AUCミラクル/VIP会員サロンのご案内

今回のような月のサイクルワークや意識進化の実践プログラムは、AUCのミラクル会員・VIP会員サロンで毎月体験していただけます。
🌑 新月・満月のエネルギー解説
💫 季節ごとの宇宙サイクル解説
💖 大旗ハルミの音声メッセージや瞑想などの限定動画
💎VIPの方は毎月1回のグループコンサル
あなたのリズムに寄り添いながら、外側に振り回されない、自分軸のある生き方を一緒に育てていく仲間が待っています。
詳しくはこちらから → AUCミラクル/VIP会員サロンご案内ページ











おとめ座の低い周波数を理解し、意識するにしたがって、自分の中に低い周波数があることを確認する一方で、「どうして、私は、自分を信じてあげないのか。」という疑問が湧いてきて、「もう手放そうよ。」という声もしてきたりしました。