風の時代の特別な１日〜天王星逆行と月のボイドがもたらす静けさの中の変化

風の時代の特別な１日の始まり

「整える」ことに意味がある日

ハルミ

皆さん、こんにちは。AUC学長、エネルギーナビゲーターの大旗ハルミです。

こちらロサンゼルスでは、だんだんと過ごしやすい季節になってきました。

日本ではまだ暑さが続いていると聞いています。どうか無理をせず、熱中症には十分に気をつけてお過ごしくださいね。

さて、2025年９月６日はとても特別な１日です。

この日は、何かを「する」よりも、「整える」ことに意味がある日になるでしょう。

朝５時50分。月は長い長い「ボイドタイム」に入ります。

次に他の天体と関わるのは、翌日の０時54分。

実に19時間ものあいだ、月は沈黙の旅を続けるのです。

月が沈黙する19時間 ― ボイドタイムとは？

占星学でいう「ボイド」とは、月が次の星座に移動する前に、ほかの惑星と主要な角度（アスペクト）を結ばない時間のこと。

この間は、現実的なことが停滞したり、思った通りに進まなかったりすることがあります。だから昔から「契約や決断は向かない」と言われてきました。

でも一方で、ボイドは私たちの心の内側を見つめるための神聖な時間と言えます。

ボイドの時間は、外に向かう力が働きにくいから、計画が進まなかったり、頑張っても成果に結びつかないことも多いんです。

外側の現実の動きが鈍る分、心の声にアクセスしやすくなるのです。

だから私は、こう思うのです。

「宇宙が、外へ急がずにあなたの内側に戻りなさいと合図してくれているのだ」と。

揺さぶられる感情も、魂からのメッセージ

今日の午前中、月は火星や木星と刺激し合い、感情が強く揺さぶられるかもしれません。

イライラすることも、涙が込み上げることもあるでしょう。

でもそれは、あなたが弱いからではありません。

長いあいだ心の奥にしまってきた声が、静かなボイドに引き出されているだけ。

その声に耳を澄ませてあげてください。

そして午後１時54分、天王星が逆行を始めます。

天王星は「自由」と「変革」の星。

天王星は１年のうち約５か月ほど逆行します。その間は「外側での変化を追うより、自分の内側の変化に気づくこと」がテーマになります。

普段は外側の世界で改革を促すエネルギーですが、逆行が始まると、その力は内側に向かって流れ込んでくるからです。

こうでなければいけないと握りしめてきた思い込みや、知らず知らずに自分を縛っていたルールが、ほどけていくタイミングです。

ハルミ

私自身も、かつては「女性だから」「母だから」という見えない枠の中で、一人で頑張りすぎてしまうことがありました。

本当は自由に羽ばたきたいのに、家族や社会の中でその思いを閉じ込めてしまう。

「なぜ私だけが…」という想いがでてきてしまう苦しさを抱えながら、それでも前に進むしかない時期があったのです。

けれど、人生の中で何度もすべてを手放し、また新しく始める経験を重ねるうちに、少しずつ「今を生きる」ことの大切さに気づいていきました。

そのたびに、自分の中で小さな変化を許し、自由を取り戻す練習をしてきたように思います。

今日から始まる天王星の逆行は、まさにその「内側からの自由」を思い出させてくれるタイミングです。

かつての私のように、外側の評価や環境に縛られてきた人にこそ、このエネルギーは深く届くのだと思います。

そして今、私はおとめ座のサウスノードを進化させるプログラムをつくっています。

それは、過去の体験をただ「苦しかった記憶」にとどめるのではなく、魂を成長させる土台へと変えていくためのもの。

天王星が告げる「変わることを恐れなくていい」という声とともに、このプログラムの実践は大きな支えとなるはずです。

今日、あなたにも同じような瞬間が訪れるかもしれません。

それはドラマティックな出来事ではなく、家事の途中や、散歩の道すがら、何気ない日常の中に忍び込んでいるのです。

だからこそ、この１日をどう過ごすかが大切です。

風の時代の日常の中に忍び込む、魂の気づき

おとめ座のインナーワークを仕上げる日

今日、あなたにとって大切なのは、この長いボイドの時間を、「AUC特別実践型おとめ座進化プログラム」でお伝えしているインナーワークを仕上げる日にすること。

今、太陽がいるおとめ座は、「整える」「仕上げる」エネルギーを持っています。

この夏、新月から積み重ねてきた実践を振り返り、内側の声をノートにまとめ、感情をていねいに受けとめてあげましょう。

そうすることで、９月８日の皆既月蝕で受け取るべき成果を、しっかりとあなたの中に迎え入れることができます。

特に今回は、ノースノードがうお座にあるため、おとめ座の実践を通じて「魂・身体・マインド・スピリット」を統合させていくことがテーマです。

分離ではなく、統合へ。

外の成果を追いかけるよりも、自分の内側に戻ってあげる。

静かにノートを開き、この夏に取り組んできたことを書き出してみましょう。

怒りや悲しみの奥に潜んでいた願いを、ていねいにすくい上げてみましょう。

「私は本当はどう生きたい？」

その問いを、自分に投げかけてください。

宇宙が告げるメッセージ〜変わることを恐れなくていい

夜になる頃、月はカイロンと調和の角度を結びます。

揺さぶられた感情をやさしく癒すように、今日の一日を静かに締めくくってくれるでしょう。

天王星逆行が始まるこの日、宇宙は私たちに言っています。

「変わることを恐れなくていい。まずは内側で、その変化を許してあげなさい」と。

静けさの中で芽生える小さな気づき。

それこそが、皆既月蝕へ向けての大きな飛躍の準備になるのです。

風の時代の皆既月蝕に向けて

「AUC特別実践型おとめ座進化プログラム」からのお知らせ

ハルミ

このブログを読んでくださっているあなたへ。

もしあなたが「自分の内側を整えたい」「魂の声をもっと深く聴きたい」と感じているなら、この9/6の長時間ボイドは絶好の仕上げのタイミングです。

このプログラムでは、このインナーワークを具体的に進める方法を月のフェーズごとに学べます。

参加お申込みは９月８日まで。

皆既月蝕のタイミングで、あなた自身の成果をしっかりと受け取れるよう、ぜひこの機会を逃さないでください。

👉 詳しくはこちらのご案内をご覧ください。