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木星がうお座に入るとどのようなエネルギーになるか
新講座は木星と太陽のスクエアのタイミングから開講します
星コミJAPAN.comでイベントをしたり、授業やヴィーナス会員の皆さんとの勉強会の時は、いつもこのマントラから始めます。私と一緒に皆さんも唱えてくださいね。
「アストロロジーは言語である。もしこの言語が理解できたら、空があなたに話しかけてくる。」
「Astrology is language. If you understand this language、 the sky speaks to you.」
皆さんはそれぞれアストロロジーを理解しているレベルは違うと思います。でも、宇宙とつながってメッセージをくださいとお願いすれば、それぞれ受け取ることができる内容は違うかもしれませんが、必ず何らかのメッセージを受け取ることができるはずです。
今日もこの瞬間にマウリース先生と私と一緒に、皆さんと素敵な時間を持って、宇宙のメッセージを受け取れたらと思っています。
私の通訳は、マウリース先生が言っていることをそのまま日本語に訳すという通訳ではありません。マウリース先生が皆さんに伝えたい内容を、必要があれば言葉を補ったり、言葉の言い方を変えて、皆さんに届くようにお伝えしていますので、ご了承ください。
ではこれからマウリース先生に、今この時、空がどんなメッセージを送ってくれているのか、お話をしていただきます。
先生はアメリカ時間でお話しているので、日本では1日ずれるかもしれませんが、木星が5月13日にうお座に入っています。それはYouTubeでもエナジーナビでも教えましたね。
すぐにうお座から出て、今度みずがめ座に戻ってくるのは7月28日なんですが、面白いことにこの日は新ワークショップ「リレーションシップ解読法」の12セッション最後の日なんですよ!
7月28日からみずがめ座に戻って、ずっとみずがめ座にいるのですが、今年の最後、12月29日にもう一度うお座に入ってしばらくうお座に滞在し、5月10日におひつじ座に入ります。
おひつじ座に入ってしばらくいると思うと、また逆行してうお座に戻って・・・の繰り返しです。
最後は10月28日からまたうお座に戻って、12月の終わり21日までうお座にいて、また今度おひつじ座に入るというように、今から3回、木星がうお座を行ったり来たりするのです。
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木星がうお座を行ったり来たりするのはなぜ?
なぜこのような動きをするのかを見て欲しいのです。普通、木星は一つのサインに13ヶ月弱、つまり1年ちょっと滞在します。
ところが今回、うお座には全部で3回出入りしますが、うお座には8ヶ月しかいないのです。そのうえ3回も行ったり来たりするのはどういうことなのかについて、考えてみましょう。
木星は1つのサインに大体1年いるので、約12年かけて全てのサインを1周します。木星が12のサインを回る中で、一つか二つのサインだけ、特別にすごいスピードで通過するところがあります。
それはどういう時でしょうか。木星も地球のように太陽の周りを回る惑星の一つですが、その軌道はちょっと楕円になっています。そして、木星が太陽に近くなってくる時は、太陽から遠い時よりも速度が速くなるのです。木星が太陽に近い時というのは、地球にも近い時です。
このように木星は、太陽と地球により近付く時にスピードが上がる、そういう状態の木星がいるサインでは、このような現象が起こるのです。
ですから、今のようなタイミングは木星の観点から言っても、12年に1度しかないようなとても特別な時なのです。
では、いつもこのように木星の速度が速くなるサインはうお座なのかというと、そういうわけではありません。
木星が最初に取るアスペクトは、皆既月食の太陽とスクエア
まず今回、木星の速度が速くなるような特別なことがうお座で起きていることの意味を考えましょう。
それから、木星の速度が速くなっている間に、他の天体とどのようなアスペクトを取っていくかを読むことも大事です。一番最初に起こるアスペクトが今回の蝕です。
アメリカでは2日ほど前、日本では昨日今日のことですが、太陽がふたご座に入ってきました。木星はうお座の頭の方にいるので、これによって木星と太陽のスクエアができました。
最近の世界情勢を見ると、中東でイスラエルとパレスチナでの衝突が激しくなっていましたね。マウリース先生はイスラエルに住んでいたことがあるので、とても悲しいとおっしゃっていましたが、停戦合意に至ったのはこのスクエアのせいかなと思っているそうです。
5月26日皆既月食のエネルギー
エナジーナビを聞いている人は分かっていると思いますが、今度の満月は5月26日で、3年ぶりの皆既月食になります。月はいて座5度25分、太陽はふたご座の5度25分で月蝕が起こりますが、木星がそれにスクエアです。
月と太陽がオポジションになって、ノードと重なる時は蝕が起こります。見て分かる通り、木星が太陽と月にスクエアになっています。それが5月26日です。
天体がノードと重なっている時、それから木星のように90度のスクエアになっている時、このような時はかなり大きなインパクトがあります。
ヴィーナス会員の皆さんは今ちょうど勉強会で習っていますね!
蝕の時は、ポータルが開くので、いろいろな事が起こります。いろいろなことがすごい勢いで起こってきますから、決断を迫られるようなことはその場で決めて行くことが大事です。それから自分では予想もしていなかったようなことが起こることもあります。
そういう時は、木星は私たちに何をしなさいと言っているのかを理解しましょう。
木星と海王星の合はユニークなエネルギー
YouTubeでもエナジーナビでもお伝えしていることですが、来年は165年ぶりにうお座に戻ってきている海王星が、4月12日に木星と合になります。
来年2022年4月12日、うお座の23度で木星と海王星が新しい会合周期を作っていきます。
これはとてもユニークなエネルギーです。木星も海王星も両方ともいわゆる物理的な現実世界を超えたところを象徴してるエネルギーだからです。
人生も命も、そういうものも全てを含めて、私は「ライフ」と訳しますが、
「ライフ」とはどのような意味があるのだろう、
私たちは何のために生まれて、何のために生きているのだろう
命とは何だろう
そういったことを探究するエネルギーを象徴しています。
たくさんの人がサバイバルモードで生きている場合は、生き残るためにセキュリティが必要です。
だから安心安定を求めてサバイバルするためには、まず仕事が必要で、お金を稼いで、生活が維持できることを目標にしてる場合は、どうしてもセキュリティ優先のサバイバルモードで生きていくことになります。
サバイバルモードで生きている時は、セキュリティが欲しいというニーズに動かされて全てが起こってほしいという意識が働くのですが、木星がうお座に入ってくると、ましてやこの海王星と一緒になってきたりすると、生きる意味や、そういったことを探そうとする意識が強くでてくるのです。
なぜ私は毎朝起きなければいけないと思うのかを理解したいとか、どうして私はこの仕事をしているのだろうとか、自分が無意識に行動していることや、ただ安定のためにやっていたことを超えて、何のために自分はそういうことをしてるのかという、ライフの事柄の奥にあるより深い意味を理解したいというニーズがすごく湧いてくるのです。
そういうエネルギーが私たちに注がれるわけです。
私たちは物理的に強い体を持っていたり、容姿が美しかったり、才能があったりすると、それが素晴らしいと思うものです。
しかし、今を生きる私たちが、この世に生まれ出て、命がここに存在するという意味を知らなかったら、どうでしょうか。
実はその意味が分かることが、私たちが生きていく時の燃料になってるのです。私たちの人生を突き動かしていく時のガソリンなのです。そのガソリンがなかったら、私たちは前に進んでいくことができません。
もし私たちが、私はこういうことをしたくて生まれてきたんだと、この世に生まれてきた意味がはっきり分かってくると、私たちに大きなパワーをくれます。
そういうことが理解できて、いろいろなことに気付けるようになると、私たちはもう無敵です!
お金がないからどうしよう、人が私のことをどう思ってるんだろう、私は人気があるのかしら、嫌われてないかしら、なんてことは全く気にならなくなるからです。
なぜならば、自分は何のために生まれてきて、何をやりたくて生まれてきたのかがはっきり見えてくると、それだけで私達が前に進むパワーになるからです。
ですから今回のように、木星がうお座に3回も行ったり来たりするこの8カ月は、短い期間ですが、たくさんのスピリチュアルな答えが見出せるチャンスを私たちに与えてくれる、オポチュニティなのです。
ピークはもちろん来年の4月12日で、その木星と海王星が合になる前後の期間がとても大事になります。
木星が太陽とスクエアになったこのタイミングで、リレーションシップの講座が始まります。この講座を学び終わる頃は木星がみずがめ座に戻ってしまうのですが、それまでの間にいろいろなことを学んで自分としっかり向き合うことで、いろいろな気付きが与えられるはずです。
それからまた12月の終わりから来年の4月を通して5月くらいまでずっと、またうお座に木星が入っている間がいかに大事な時かが分かっていただけると思います。
マウリース先生は皆さんにこれを伝えたかったのですよ。
うお座で起こる木星と海王星の合が特にスペシャルな理由
今回の木星と海王星の合が特にスペシャルなのはなぜでしょうか。木星と海王星は大体13年から14年に1回合になって、新しいサイクルになります。
しかも今回はうお座で合になるわけです。いつも私が言っていることですが、このうお座は海王星が支配していて、そして海王星が発見される前は木星が支配していたので、木星も海王星も両方とも、うお座の支配星、ルーラなのです。
これらが今回一緒にうお座で合になるのです。海王星は165年経たないと戻ってきませんから、人生に一度のチャンスですよ!
皆さんのネイタルチャートをチェックしましょう!
ですから、皆さんのチャートの中で、このうお座の23度がどこにあるかをしっかりチェックしておきましょう。
そしてこのうお座の23度というところが、皆さんのチャートでどういうアスペクトがあるか、そこが大事な何かの種をまくスターティングポイントになるということを意識して、今からそして来年の、とても大事なポイントになっていくということを理解してください。
このチャートを見れば分かると思いますが、たくさんの大事な感受点や天体が、木星と海王星が合を作るのと同じ22度、23度にいるのです。
まず、ノード軸が22度53分ですから、ほぼ23度ですね。土星も23度で、そのうえ太陽も22度40分ですから、ほぼ23度です。
このように、23という数がかなり強調されていますから、ここにも大きな意味があります。
今回の木星と海王星の新しい会合周期で見る時は、このうお座の23度というのがとても大事なポイントになります。
ただし前半の、木星がうお座の2度まで行って逆行してまた戻ってくるという、このリレーションシップの講座が終わる時までの間で一番大切なポイントは、うお座の0度から2度までの間で、木星が行ったり来たりするところです。
今までのところをまとめると、今年の5月13日から7月28日までが最初のフェーズです。ここは、うお座の0~2度が大事なポイントになってきます。
そして今年の暮れ12月29日から、来年5月10日までの間が一番パワフルなアクティベーションが起こるところで、この時のとても大事なポイントが23度です。
そして最後にもう1回だけおひつじ座からうお座に戻ってきて10月28日から12月末までの間というフェーズがあります。
この3回のタイミングで、いろいろなことを見直して取り組むチャンスがもらえますよ。毎日の生活のことではなく、あまり具体的な実用的なことに影響するようなエネルギーではありません。
どちらかというと、もっと実存的な、「自分がなぜ生きているのか」、「なぜ生まれてきたのか」、「私の魂は一体が何したいのか」、というような哲学的な部分で自分と向き合うことに対して大きな影響が出てくるエネルギーです。
木星と海王星が風の時代の私たちに伝えてきていること
この二つの天体が、今私たちに伝えてきていることは何かについて、探っていきましょう。
自分と向き合う哲学的なエネルギー
まず一つは、先ほどお話したように、これはハイヤーミーニング、つまりより高次の、「なぜここに存在しているのか」、「なぜここに生まれてきたのか」、という意味付けのようなことに気付かせてくれるようなエネルギーです。これを意識してみると、いろいろな気付きがあるでしょう。
この二つの天体は、日常生活のような、あまり具体的な実用的なことに影響するようなエネルギーではありません。
どちらかというと、もっと実存的な部分で「なぜ生きているのか」、「私の魂は何をしたいのか」といった、自分と向き合う自分との関係作りに影響を及ぼすエネルギーです。
他者との違いを認め合い、乗り越える
私たちはいろいろな違いがあります。皆さんは日本にいて、マウリース先生と私はアメリカにいて、違った習慣や哲学、それから文化、言葉も違うかもしれません。
特に木星がノード軸とスクエアになっている時は、ポジティブな影響としては、そういったものを乗り越えて理解し合える、解決策を見出だしていけることに気付かせてくれるエネルギーとして使うことができるでしょう。
1938年から1986年までのサイクルを見てみると、まず1986年の時は4月13日にローマ教皇が初めて、ユダヤ教のお寺に正式訪問をして和解をしました。
ユダヤ教とローマカトリックはずっと敵対していて、決して一緒になることはなかったのですが、木星と海王星の合の時に、やはりそれを象徴する出来事が起こっていますね。
浄化のエネルギー
1938年の出来事として例に挙げてるのは、中国で大河が人為的破壊によって大洪水になった事件です。これによってたくさんの人が亡くなりました。
ここで象徴的なのは、木星がうお座にいるというのは、うお座は海の象徴ですから、これはある意味浄化であるということです。
私たちが魂をしっかりと浄化していくということが一つのテーマになってくるのですが、しっかりと意識されずにネガティブに働いてしまうと、私たちは浄化ではなくて、溺れてしまうようなことも起こってきます。
皆さんにお勧めしたいのは、木星がうお座に入っている間は、自分が水とどう関わっているか、真剣に研究して、いろいろなことをやってみるといいと思います。
水はいろいろなパワーを持っています。ヒーリングのパワーもあるし、私たちを浄化してくれるので、毎日自分が飲んでいるものですから、なるべく浄化して、体にいい水を飲むようにすることも意識的に取り組んでみるといいと思いますよ。
実際にマウリース先生自身が経験したことですが、関節痛の問題を抱えていた時、水道のフィルターを変えた途端に痛みやメディカルな問題が解決したそうです。
例えばリチュアルをする時や、新月と満月の願いごとをする時など、意図をセットするような時に、常に水を一緒に使うことを意識してみると、いろいろな気付きがもたらされると思います。
それだけではなく、川や海に行くなど、水と一緒につながったり、水とコミュニケーションを取ってみようと意識するだけでも、何かたくさんの気付きをもたらしてくれると思います。ヒーリングもできますからね。
皆さんがお祈りをする時も、水の癒しの力を意識してみてください。海の水は、私たちのお母さんが子供を育んでくれる時の子宮の中にある羊水と同じエネルギーなのです。
両極端に振れて拡大する少し危険な、木星うお座のエネルギー
この10年間を見てみると、たくさんの水の災害がありました。例えばアメリカでは、オイルが大事な水源を汚したり、日本では福島の放射能汚染の問題がありますね。プラスチックが海洋汚染をしているという問題もありました。
私たちがスピリチュアルにつながっていこうとする時に、水はとても大切な作用をするので、もしこの水が汚染されていたら、私たちはきれいなコネクションが持てません。
木星がうお座に入ってきている時は、水に関する事象が起こってくると思います。先ほどお話したような災害だけではなくて、政治的にもそれに絡んでくるような出来事が起こってくるでしょう。
一例を挙げると、漁業権です。誰にどのくらいの漁業権があるか、誰がそれを使えるか、魚をとりすぎて困るというような問題がいろいろ起きてくる可能性があります。1938年の時は、水を武器として使ったわけです。
木星がうお座に入ってくると、水に関することが両極端に振れてきます。ネガティブであろうとポジティブであろうと、どんな問題でも、それを拡大するのが木星のエネルギーです。
例えばあまりにも水が多すぎて洪水になるということもあるし、逆に水が全然なくて日照りになるという現象も起こってくるでしょう。
両極端に振れるエネルギーを個人レベルで考える
行き過ぎると逃避行に
個人的なレベルでは、木星がうお座にいる時は、私たちがもっと大きな命、ライフの力とつながっていく、コネクションを象徴しています。繰り返しになりますが、木星が行くところは個人的にも極端に振れてしまいがちです。
例えば、人によってはあまり細かいことを気にしないで、ふわふわした幸せだけを求めて、今が幸せならいいとばかりにアルコールや薬物に溺れてしまうようなことも起こってきますよ。
人によっては根拠もなく、大丈夫だよ、いつもいいことばかりで幸せでいられるよ、問題ないよとしか言わないような人もいっぱい出てくると思います。
今までのこのパンデミックで、恐れや困難、不安もあった後ですから、そういうエネルギーをしっかりと自分の中に感じることは大事なことで、確かに幸せとか解放感とか、ポジティブに意識を持っていけることは大事なことではあります。
ですが、行き過ぎてしまわないで、もう一度生命そのものを信じて、自分たちは導かれているんだというフェイス(日本語だと信仰心と訳しますが、これは見えない力、私たちが宇宙から導かれる力を信じることです)、それがとても大事な時だと思います。
川が洪水になってしまうのと同じように、やり過ぎてしまうと逃避行になってしまうのです。そして自分で大丈夫、大丈夫と言って、水の中で自分の中心がなくなって、もてあそばれてしまうのです。
皆さんのチャートの中で、今の時期はうお座の0度、後半はうお座の23度を中心として、そこが何ハウスにあるかをチェックしておきましょう。
そこが皆さんにとって宇宙の大きな海が波を寄せてきてくれて、導いてくれるところだし、そこをうまく意識して使えると素晴らしい導きが受け取れるかもしれない一方で、やり過ぎてしまうと溺れてしまう洪水になってしまいますよ。
行き過ぎの対極にあるものは「無」
先ほども言いましたが、木星がある所は両極端に振れますから、やり過ぎると洪水になる対極にあるのは、今度は「ない」ことです。
それは個人的にどうなるのかというと、虚無感、空っぽで何にもやる気がしないという日照りです。自分はちっともやる気がしないということが強調されてくる場合があります。確かに私のクライアントさんにもそういう人がいます。
もし、皆さんやご家族や知り合いがそういう状態になってしまったとしたら、その場合は木星が何を伝えてきているかというと、皆さんのシステムをクリーニングしなさい、つまり自分の体をしっかりと浄化することです。
飲み物や生活、いろいろなところで何かお水がきちんと流れないで止まっているから、水が流れていかないのです。
潤わずにエネルギーが入ってこないので、そこをしっかりとプロセスしていくことに意識を持っていくようにと伝えてあげてください。
両極端に走らないように、バランスを取ることを心がける
木星がうお座に入ってくると、私たちが普段なかなか気付けないような一番深いところにある真実とつながっていくことができます。
そういうチャンスをもらうので、そのチャンスをうまく使わないと、先ほどの日照りの話のように、モチベーションに燃料が届きません。
チャンスをうまく使うために必要なことは、マインドをクリーニングすることです。頭で考え過ぎているような時には瞑想をしたり、体を動かして浄化しましょう。
皆さんの身体やマインドや感情の中にあるものを、できるだけ断捨離して、きれいにすることで、深いところにある真実に気付くオポチュニティがきますよ。
例えばそれがあなたの7ハウスで起こるとしたら、7ハウスはリレーションシップのハウスですから、もしかしたら自分が相手に対して自分のニーズをどう表現したらいいかに取り組めるいいチャンスになるかもしれませんね。
もしかしたら新しい出会いがあって、この人しかいない!とやり過ぎてしまって、自分に酔いしれて周りが見えなくなって、後から私一体どうしたのと思うことが起こるかもしれませんよ。
もしくはリレーションシップ中で、真実だと信じていたものが、実は嘘ばかりで真実ではなかったことに気付いて、虚無感にいっぱいになって、やる気がなくなって、このリレーションシップは全然私にモチベーションをくれないという感覚になってしまうことがあるかもしれません。
ですから、木星がうお座に入っている間に、このエネルギーとどう向き合ったらいいのかと言えば、一番いい方法は両極端に走ってしまわないようにバランスを取っていくことです。
バランスを取るために大事なこと
一つはスピリチュアルなコネクションを心がけましょう。普段自分が気付かない深いところで自分の真実に気付くためには、ポジティブな祈り、体を整える、といったことが大事ですが、それと同時に、食べる、水を飲む、体を浄化するといった現実的なことも、とても大事です。
このようにしてバランス感覚を大事にして日々の生活を取り組んでいくと、いつもなら気が付かないような深いところにある真実に出会って、皆さんが何のために今を生きていて、何をしなければならないのかがはっきりと見えてくるかもしれません。
これからの8か月間、木星がうお座を行ったり来たりしている間は、政治的にも社会的にも自然の中でも、ワーっと広がってしまうようなたくさんのインフレーションや、逆に収縮するようなデフレーションが、経済だけではなく、皆さんの周りのあらゆるところで見られるようになると思います。
今年の暮れからノード軸がおうし座とさそり座の軸に入ってきます。これは経済、お金とも関係がある軸です。ですから特に経済で、このインフレ・デフレの事象が極端に出てくると思います。
今このパンデミックのせいでアメリカも日本も政府が一生懸命お金を支援して経済を回していますから、お金を刷り過ぎているので、実は実体のないインフレが起こっています。
インフレがあるということは借金も増えるということですから、木星がうお座にあって、ノード軸がおうし座とさそり座の軸に入ってくると、経済を修繕していかなければいけないような事象が経済でもたくさん起こってくると思います。ここはとても大事なテーマですよ。
特に今のノード軸はふたご座といて座にあって、学びと移動が大事なテーマです。ここに木星がスクエアになっているということは、海外旅行で入国できないというような、国境にいろいろな問題があって、一度そういうものを開放するようなことが起こると思います。
私たちがもう一度世界とつながっていけるようにするためにも、開放してみんなが交流できるようにしていくことが大きなテーマになってくるでしょうし、そういうことが実際に起こると思うのです。
ただ、きちんとバランスを取っていかないと、やり過ぎてしまうと洪水のようになってしまうし、いつまでも何もやらないままだと、みんなやる気がなくなってしまいます。この辺のバランスがとても大切になってくると思います。
風の時代に見る太陽と木星の関係
うお座木星の7つのフェーズ
では、この話はここまでにして、これから別の話をしていきたいと思います。
木星や土星のように動きの遅い天体になると、天体がサインを変えていく時にはたいてい太陽が近くにいます。大体隣にいたり、同じサインにいる時に、サインを変えていきます。
今回の場合は木星の話をしていますから木星の例ですが、木星と太陽がどのサインにいるかは常に木星のスピードと関係があります。木星の軌道が太陽に近い位置にあるときは、木星のスピードは速くなります。
ここに資料を用意しました。
惑星が新しいサインに入っていくことをイングレスと呼びます。そして、木星のうお座イングレスと太陽の位置関係には7つのフェーズがあります。
木星がうお座にイングレスしたときに太陽もだいたい同じタイミングでうお座にイングレスするタイミングがありますが、その次に同じようなタイミングになるまで、木星はうお座イングレスを7回くりかえします。そのたびに、太陽はうお座の中間地点、もしくはうお座から1~2サイン離れたところにいるのです。
1903年に木星がうお座にイングレスした時は、太陽もうお座の0度にいて、木星と太陽は一緒にうお座にイングレスしています。これが種まきのフェーズです。
12年後にまた木星がうお座に戻ってきた時は、今度は太陽はうお座の一つ前のサインである、みずがめ座14度にいました。
このようにして12年ごとに太陽がいるサインは少しずつずれていきますが、1974年になると、またうお座に戻ってきて、1986年には再びうお座の初めのところで太陽と同時期にうお座入りします。
1903年と1986年は、太陽がうお座の0~1度に入ってきているので、種をまく大事なポイントになっています。
この木星のうお座イングレスと太陽のうお座イングレスが重なるサイクルは83年ごとに起こります。
1903年は、太陽と木星はどちらもうお座の0度にいて、合になっていますね。ところが、1938年は、木星はうお座に入ったのに、太陽はおうし座の22度にいて、サインでいうと2.5サインくらい離れています。
つまり、1938年は太陽が木星からゾディアック(サイン)のなかで離れたところにいるということです。サインが離れている時は、実は木星がすごく速く動くから太陽と離れたサインにいるのです。そして、今はこの1938年と同じ状態になっています。
今年は5月13日に木星がうお座に入りました。その時太陽はおうし座23度でしたから、確かにほとんど1938年と同じですね。(注意:動画ではうお座23度と言い間違えていますので訂正します)
つまり今、木星の軌道は太陽からの距離が近いところを回転しているので、サインを移動していくスピードはとても速くなるのです。
木星うお座のエネルギーは太陽がいるサインから流れる
それはどういうことかいうと、木星がうお座に入った時は、その時太陽がどのサインに入っているかが大事だということです。太陽がいるサインを通して、うお座の木星のエネルギーが流れてくるからです。
今回は1938年と同じようにおうし座にいます。おうし座は経済と関係があるし、農業や食べ物にもすごく関係があるので、そういった事象にこの木星うお座のエネルギーが強調されて表現されてくるような事象があると思います。
最近中東で、パレスチナとイスラエルの紛争がありましたね。世界地図を見ると、あの辺りはおうし座を象徴する地域なのです。
おうし座は土地とも関係があります。領土の争いでこんなドラマが起こったのも、木星がうお座にイングレスしたときに、太陽がおうし座にいたことと関連があるかもしれません。
木星うお座のエネルギー、まだ始まったばかりですから、これから皆さんも毎日の生活の中で、木星がうお座に入ったらどんな影響があるか、ちょっと冒険して探検して、観察してみてくださいね。
木星うお座を持つ人の例
最後に、木星がうお座の時に生まれている人、ネイタルチャートに木星うお座を持っている人で、面白いなと思った人の例を二つ挙げたいと思います。
グリーンピースと反捕鯨団体シーシェパードの設立者ポール・ワトソン
この人は、ポール・ワトソンと言って、グリーンピースという活動家のグループを作った人です。
彼は水を守ることと海に関係することは全部守るという趣旨で、グリーンピースを立ち上げました。
また、彼は日本の捕鯨やイルカ漁に圧力を加えてきたので、多分日本政府は彼のことが嫌いでしょうね。
彼はサンゴ礁の破壊を守ったり、魚のとりすぎや、水質汚染に関することに対して、一生懸命働いている人です。
彼の木星とノースノードがうお座にあります。彼は1950年生まれですから、先ほどの資料に挙げた中にあったように、木星がちょうどうお座に入った年に生まれています。
木星が最初にうお座にイングレスした時の太陽の位置は、おひつじ座の24度です。つまりこの年木星がうお座に入るとそのエネルギーはおひつじ座を通して表現されてきます。おひつじ座ですから、彼はファイターなんですよ。面白いですね!(マウリース先生はこういうところが深いですね)
注意:彼のネイタルチャートの木星はうお座の0度ですが、逆行してみずがめ座に戻って再びうお座に入ったタイミングです。ですから。彼のネイタルチャートの太陽はいて座まで進んできています。
ドイツの天文学者、ヨハネス・ケプラー
もう一人の例はケプラーさんで、アストロロジーの世界ではとても大事な人です。
彼は1571年生まれで、もともとは数学者です。数学だけでなく、アストロロジーもやっていました。彼はスピリチャリティーとサイエンスを一緒にして、貢献した人です。
彼は聖職者になりたかったそうですが、その希望は叶わなかったようです。本当は教会で宗教的なスピリチャルな修行をしたかったのに、彼は数学者だし、天文学やアストロロジーもやっていましたから、社会的に天文学を世の中の人に教えることを強制されて、それをやらざるを得なかったのです。
でもこのチャートを見てください。木星がうお座にいるということは、自分の人生のより深い実存的な意味を探ろうとしてる魂ですから、ケプラーさんが聖職者になりたいと感じるのは当たり前のことです。
そのうえ冥王星と木星が10ハウスで合になっているのです。冥王星は私たちの中の真実ではないものを暴き出すし、シャドウの部分を暴き出します。
冥王星のあるところはさそり座のエネルギーで、死と再生ですから、これが自分の真実だと思っていたことが裏切られたり嘘に気付いたり、一度「死」同様の体験をして、全て失って新たな真実を見つけるような、スピリチュアルな変容を体験することになったんだと思います。
チャートを見るとわかりますが、彼が生まれた時、木星は18度ですが、この年に木星が最初にうお座にイングレスした時は太陽も、うお座にいました。つまり、彼はシーディングポイント、種まきのフェーズの年に生まれているのです。
マウリース先生より皆様へごあいさつ
木星がうお座に入るサイクルのエネルギーを、よりポジティブに、インスピレーションをたくさんもらえるような高い周波数で使っていけるように、祈りましょう。
宇宙の子宮に私たちを再びつなげてくれる「水」、私たちは水のスピリットに対してとても感謝を申し上げます。私たちの真実と健康に祝福がもたらさせるように、私たちを清めていくことができますように。
そして今この時、一緒にライブに集まってくださった皆さん、そしてレコーディングで聞いてくださっている皆さん、この祝福が皆さんにもたらされて、喜びと健康と健全なライフに導かれていきますように。
雨と水と海が、私たちと地球全体を癒してくれますように。このとても難しい困難な時代を乗り越えて生きている私たちが、全て浄化されて癒されていきますように。
新しいワークショップ「リレーションシップ解読法」では、これから12のセッションと実習を通して、私たちのリレーションシップと、今の星のトランジットがどのように影響してくるかを学んでいきます。
個人的なガイダンスが必要であれば、個人鑑定もしますから、言ってください。この講座は、もちろんアストロロジー的な観点からもそうですが、スピリチュアルな観点からも、愛について学んでいくことがとても大切です。
「愛」というものがどんなものかを深く理解して、そして真実とは何かということを理解していただくために、今度のリレーションシップ解読法を学ばれることで、たくさんの学びを得ていただければ嬉しいです。
私たちがこの愛のエッセンスに触れることで、もう一度私たちが信頼を取り戻す、一人一人が不安で分離してしまって、もう何も信じられないという孤独な人生ではなく、必ず導かれ、愛され、必ずつながっている、その愛の原点を、この講座を通して、自分がそういう魂の設計図を持って生まれてきて、そのためにこの人と巡り合ったんだと分かるような、そういう深い学びを一緒にできたらと思います。
私たちは傷付いた時、信頼を失ってしまいます。そしてその後からいろいろな問題に直面します。
そういった私たちがもう一度信頼を取り戻すためにも、この深い、魂中心のアストロロジー「進化占星学によるリレーションシップ解読法」は、皆さんが単にアストロロジーを学ぶだけではなく、自分の中にある愛の原点に触れて、たくさんのインスピレーションを受け取り、一緒になってそれに気付いていける講座だと確信しております。
一人でも多くの皆さんが参加してくれることを心から祈っています。
どうもありがとうございました。
いつもの通り、マウリース先生は本当にインスピレーションがすごいですね!マウリース先生、ありがとうございました。
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Thank you so much, and so much love, Harumi
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