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風の時代の行方をアストロロジーで読み解く~アストロロジーの基礎知識
今アメリカで何が起こっているか①前編のまとめ
皆さん、こんにちは。エネルギーナビゲーターの大旗ハルミです。
先日、「今アメリカで何が起こっているのか」という動画で、コンシャスネスアストロロジーを使ってアメリカで今起こっていることを読み解いていきました。
これはアメリカ建国時のチャート、シブリーチャートと言われているものです。
このチャートをいろいろ解説してあげると面白いのですが、このチャートのやぎ座27度に冥王星がいるのですが、2022年2月にこの建国した時の冥王星の位置に、今の冥王星が戻ってきます。
これが冥王星リターン、冥王星回帰と言います。これについては「今アメリカで何が起こっているか①前編」で詳しく解説していますので、まだお読みになっていない方はこちらからお読みください。↓↓
YouTubeでは動画で解説しています。こちらからどうぞ↓↓
冥王星は死と再生のエネルギーですから、今までのシステムを根こそぎ変えて大きく変容していくというサイクルが、地球全体で非常に大きなシフトするエネルギーのサイクルの中にいます。
そこに冥王星リターンが重なっているので、アメリカでは余計にすごいことが起こっているのです。
先日の動画は本当に簡単に、アストロロジーの知識がない方にも分かるように解説したつもりですが、まだまだたくさんあるので、時間があればもっとお話していこうと思っています。
今日は視点を変えてお話をしたいと思います。
2021年1月の新月と満月は世界中でパワフルでした
2021年1月に、しし座9度で満月がありました。
私は2016年のお正月からYouTubeで満月と新月のタイミングに宇宙天気予報、私は星のエネルギーの星気予報としてエネルギーのナビゲーションを皆さんに提供してきました。
2019年の年末から有料化させていただいて、ミラクル会員という会員制のサイトにシフトして、引き続きみなさんにエナジーナビをご提供しています。
これがしし座満月の日本のチャートですが、今回の満月はものすごく激しいしパワフルなエネルギーです。
この解説はもうミラクル会員の皆さんにはしていますので、もし日本にどんな影響があるのか、また、自分にはどんな影響があるのか、知りたい方はアストロロジーを学んでいただきたいと思います。
こちらは有料でミラクル会員として皆さんに提供している内容なので、ここでの解説は控えさせていただきます。
この満月、日本は2021年1月29日ですが、アメリカは28日です。
アメリカの満月がまたすごくパワフルなチャートで、今アメリカで起こっていることを物語っていると思います。
アストロロジーは極めれば極めるほどすごいと実感します。
宇宙のエネルギーがどれだけ地球に影響を及ぼすかということを研究しているのがアストロロジーです。それについて簡単にお話していきたいと思います。
エレメントというエネルギーの切り口からチャートを読む
これがワシントン、ホワイトハウスで取った、1月28日しし座9度5分の満月のチャートです。
先に日本のチャートを見ていただくと、日本の場合は8ハウスにしし座の月があります。
エナジーナビではサビアンシンボルを出しています。
エネルギーにはいろいろな切り口があります。エレメントという切り口で言うと、火・地・風・水という4つの種類があります。
この表を見ていただくと、黄色っぽい色をしたところは風のサインを表しています。例えばみずがめ座は風のサインです。
今回は10天体のうち、風のサインが4個あります。非常にみずがめ座に星が集中していることが分かります。
火のサインは赤なのですが、今回は月だけです。緑色のところにある、やぎ座やおうし座は地のサインです。
おうし座は物質を表します。地のサインも4つあって、強いですね。そして水のサインが1つだけという配置になっています。
非常に地と風が強くて、火が一つ、水が一つという配置です。
これがどのようなエネルギーなのかについては、以前YouTubeで簡単に解説していますので、参考にしてください。
こちらからどうぞ↓↓
お金をかけなくても学べることもあるので、まずはこういう動画を利用して、少しずつ学んでいってください。
このチャートでは火のエネルギーが少ないのですが、唯一の火が月なのです。
日本の皆さんの場合は、2021年1月29日の朝4時16分の満月は、東京都で見た時、東の地平線であるアセンダントはいて座ですから、ここも火のサインになります。
アステロイドと言う小惑星も非常に大事な天体なので、今回チャートに入れていますが、基本の10天体ではありません。
このように日本の場合は地平線の下に星がたくさんあって、月は朝の4時16分ですから、まだ月は地平線より上の空にいます。
アメリカも日本も同じ満月で、天体の位置は全て同じ度数なのですが、見ている場所が違うと、アセンダントの位置が自転によって変わるのですね。
アメリカのチャートはこうなります。
そうすると、アメリカと日本ではかなり違っていて、月は2ハウスです。そしてほとんどの天体が上半球にあります。
アセンダントの位置はかに座の0度です。かに座の0度の位置はすごくパワフルなのです。
アストロロジーにおける、季節の始まりの決め方
こちらはアストロロジーのホロスコープの元型です。
西洋占星学=Westernアストロロジーでは、春分の日、昼と夜が同じ長さになった時に太陽がおひつじ座の0度になるように作られています。
ですからおひつじ座の0度は春の始まりです。
同じように太陽が、かに座の0度に入った時が夏の始まり、夏至になるのです。夏至は北半球で一番日が長い時です。
春分の日の時は反対側が秋分の日になって、これがてんびん座の始まりです。
太陽は真東から昇ってきます。でも冬至(やぎ座の始まり)とか夏至は太陽が一番西側と東側に振れてくるのです。
天文学から見ると分かると思いますが、季節の始まり、カーディナル・ポイントは非常にパワフルなポイントになるのです。
元型の図で見た時、1ハウスの始まりと7ハウスの始まりの境界線が地平線です。そして夏と冬の始まりである4ハウスの始まりと10ハウスの始まりの境界線は子午線です。
太陽が一番高い位置に来る場所です。4つの季節の始まりで十字架ができるわけです。
だから地球と空が交わるという地球のマークは、丸に十字で、それを表しているクロスができるところです。
アストロロジーで使われる天体の記号には、ちゃんと意味があります。このあたりは、コンシャスネスアストロロジーで、しっかり学びますよ。
いつも言っていますが、アストロロジーは言語なのです。チャートと呼ばれるホロスコープには沢山のメッセージが暗号として入っています。その暗号をどうやって解読していくかを学ぶのが、アストロロジーということもできます。
いずれにせよ、季節のはじまりのカーディナルサイン、活動宮である、かに座の0度は非常にパワフルなポイントになります。
ホロスコープの全ての度数には意味がある~サビアンシンボルという考え方
ホロスコープでは、360度ある全ての度数に意味があると考え、サビアンシンボルというものがあります。
普通にチャートを見ると、かに座0度から29度まであって、次はしし座の0度になります。
サビアンシンボルは1度から始めるので、1を足して、1度から30度と読みます。ですから、かに座0度はサビアンシンボルの場合かに座1度と読みます。
かに座0度というサビアンシンボルはありません。
かに座1度にはこういう意味があります。
「船で船乗りが古い旗を降ろし、新しい旗を掲げる」
このサビアンは、2021年のエネルギーを象徴しているサビアンです。
やぎ座が象徴している社会の仕組みやシステムが古くなって機能不全に陥っているので、それを全部手放して、全く新しい仕組みや秩序を作っていくようなエネルギーがやぎ座の冥王星です。
この満月がどのくらいパワフルかについては今から簡単に解説しますが、これは世界中どこにいてもとてもパワフルです。
アストロロジーにおいて、国の影響はどう読むか
ただアメリカに関してはすごく象徴的なのです。その国がどういう影響を及ぼすかを見る時は国の首都で取ったチャートで表します。
今回も首都でもよかったのですが、ホワイトハウスも首都のすぐそばでほとんど変わりませんので、ホワイトハウスを使いました。
これがアメリカ全体を象徴する時は、ワシントン DC で取ると、0度になるのです。
アメリカはまさしく今、国が大きく変わろうとしています。この状況になってくると、私はアメリカの国旗が変わる可能性もあると思っています。
今本当に完全に二つに割れてしまっていますから(2020年の大統領選挙前の動画です)、どうなっていくか分かりません。
サビアンシンボルの、古い旗を降ろして新しい旗を掲げるというところはすごく象徴的ですね。
もともとアメリカのネイタルチャート、建国の時のチャートの太陽の位置は、かに座13度にあります。このようにサビアンシンボルを一つ一つ見ていくと面白いですよ。
もともとアメリカが建国した時のサインの0度にあるところが、大きくリセットされるようですごく面白いと思っています。
アセンダントと一緒に、ノースノードとサウスノードのテーマも入れておきました。
風の時代の行方をアストロロジーで読み解く~アメリカの満月チャート
2021年1月の満月がパワフルな理由
月がしし座にあります。今回ハイジアというアステロイド(小惑星)を入れておきましたが、月とハイジアが重なっています。
ハイジアは健康に関することを見る天体で、ハイジアの位置を見ることで、その方の体質や、何に気を付けたたらいいのかも分かります。
ハイジアは今回たまたま入れておいただけなのですが、これも非常にパワフルですね。
満月というのは、月と太陽が地球を挟んで反対側に見えるのです。そうすると、今回太陽はみずがめ座の9度にあります。
この時に太陽のほうには基本10天体のうちの木星が、9度でぴったりと重なっているのです。
このようにぴったりExactで重なっていることを、専門用語でパータイルと言います。
月と、太陽と木星のオポジションです。オポジションというのは180度反対側に来ている時です。
これは引っ張り合うエネルギーですから、お互い刺激しあい、綱引きのような現象も起こるし、また励ましあっていくような現象も起こります。いずれにしてもとてもパワフルにエネルギーが動きます。
先日、やぎ座の23度で新月がありました。やぎ座の23度は上の図で見ると、冥王星があるところの少し手前です。
太陽がそこにいた時に月も同じ場所にいて、新月は種をまくタイミングです。
太陽が2週間くらいで今の位置まで移動した時に、月は1か月で地球を一周しますから、その間に月は太陽のちょうど反対側まで来るのです。
そうすると満月は、この新月の時にまいた種が実ってくるタイミングになるのです。
だから満月は何か種をまいたものが実ってきて、収穫をして成就するという意味があります。
それから、収穫したものを受け取った後で、要らないものを手放していくエネルギーです。
新月は1月12日にやぎ座の23度でありました。この新月のチャートも見てみるとすごく面白いのですが、もうすぐ満月なので、今日は満月データを見ていきます。
この新月からちょうど90度まで行った上弦の月の頃、日本の場合は21日でしたがアメリカワシントンDCは20日で、大統領就任式がありました。
新月でまいた種が、大統領就任式をやって、今満月で実ってくるタイミングが来ます。
太陽にはぴったり木星まで絡んでオポジションになっていて、月にはハイジアも来ているので、もしかしたらコロナもどうなのかなというのは面白いところです。
太陽の近くには4度しか違わない位置に土星もいます。太陽、木星、土星と三つも天体が集まっているのです。
オポジションやスクエアはアスペクトと言って、天体同士が角度を取ることにはいろいろな意味があるのです。
太陽と月のオーブは10度前後取る
ぴったり重なる時は一番強いのですが、ぴったり重なっていなくても、オーブと言って、だいたい太陽や月が絡む時は10度前後の幅を取って見る必要があります。
土星は太陽と4度しか違っていませんから、これは充分土星と木星と太陽のコンジャンクションであると言えます。
コンジャクションというのは合(ごう)と書いて、一緒になっているということです。
これは土星と木星と太陽のエネルギーが重なるので、非常にパワフルです。片方にこれだけパワフルなエネルギーがあって、反対側には月が1つあるだけです。
ハイジアは基本10天体ではないので、こういう時は考えないでください。
ここにはすごく緊張があるのです。月は火のサインにいて、火のサインにいる天体は月だけです。
サウスノード(月と太陽の軌道の降交点)がいて座にあるので、ここが火のサインですが、ここは感受点ですから、基本10天体で考えると月しかないのです。
火星と天王星のスクエアで起こる激しい変容のエネルギー
このような状態にある月と太陽のオポジションに、今度は火星が10度というタイトなスクエアという90度を取っているのです。
図に書き込みましたが、これをTスクエアと言って、Tの形ができていて、ここに三角形ができています。
このような三角形には非常に強い緊張が走るのです。オポジションの時は引き合うエネルギーなのですが、そこに火星が月と太陽の両方にスクエアになってきますから、スクエアがあるところはすごく変容していくのです。
火星はとても激しいエネルギーです。おひつじ座のエネルギーとも言えますが、前に進んでいこうとするし、戦士のようなエネルギーです。
高い波動で働くとこれは意志を表しますから、非常に強い意志をもって変化を促すように強烈に働いてくるのです。
この火星は天王星と4度しか違いませんから、天王星と火星が一緒になってくると本当に激しく、突然ボンッと変わるエネルギーです。
先日の大統領就任式の時はここがピッタリ6度で重なっていたので、すごく激しいエネルギーが来ていました。
今回はそれから1週間ちょっとたって、火星がまた天王星とぴったり重なってきて、これは本当に激しいので、何か大きなイベントが起こる可能性も大いにあります。
それから火山が爆発するとか、事故にも遭いやすいので気を付けてくださいね。
これがパワフルであることの理由の1つです。
海王星が作るパワフルなクロスのエネルギー
この図には書き込んでいませんが、唯一の水のサインにいる海王星がベスタという小惑星とオポジションになっていて、この時海王星にはセレスもいます。
小惑星と言われている天体は今やっと研究が進んできて、いろいろなことが分かってきていますが、詳しいお話はここでは割愛します。
その小惑星が海王星に絡んで、重なる星があるというのは、強調されてくるのです。
ノード軸という、サウスノードとノースノードにほとんどタイトにスクエアを取っていて、ここでまたクロスという十字架ができるので、これもとてもパワフルです。
Tスクエアとクロスの二つが重なって非常にパワフルだし、これがどのようなエネルギーなのかは今日は詳しくはお伝え出来ませんが、とにかく激しいのだということだけはお分かりでいただけたらと思います。
東の地平線を表すアセンダントが、今回かに座の0度なのですが、かに座はもともと4ハウスのエネルギーで、その支配星は月です。
アセンダントの支配星が月ということは、この月がアメリカのチャートを支配しているのです。
それがかに座の0度で、このサビアンシンボルは何かというと、「船で船乗りが古い帆旗を降ろし、新しい旗を掲げる」ですから、もしかしたらこの満月の時、アメリカで何かイベントが起こってくる可能性が大きいと私は思っています。
詳しいこのエネルギーについてはミラクル会員のエナジーナビで解説していますので、ここでは省略します。
【風の時代・特別解説】今アメリカで何が起こっているか?②1月28日しし座満月チャート解説Part 2に続きます。
Thank you so much, and so much love, Harumi
この記事はYouTubeでもご覧いただけます
この記事は、以下の動画の前半の一部を抜き出してまとめたものです。↓↓