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風の時代の幕開けにアストロロジーで読み解く、アメリカの建国
アメリカが建国された時のチャート解説
皆さん、こんにちは。エネルギーナビゲーターの大旗ハルミです。今日は久々にチャートを使って解説をしようと思っています。
ミラクル会員の皆さんには今まで何度かエナジーナビや新年の特別メッセージで何度かお話していますが、今日はアメリカ時間2021年1月20日、もうあと少しで大統領就任式があります。
今日はすごく激しいエネルギーが来ていいます。今アメリカはなぜこんなにすごいことになっているかという話を星のエネルギーから読み解いていきたいと思います。
あまりアストロロジーのことが分からない方もいらっしゃるかもしれないので、簡単に解説していきます。
これが、アメリカが建国された時1776年7月4日、5時10分のフィラデルフィアで取ったチャートで、これをシブリーチャートと言います。
建国のチャートにはいくつかありますが、その中でこのシブリーチャートは一番よく使われているので、今日はこれを使って解説していきたいと思います。
このチャートは、真ん中の小さい円が地球、外周の円が天球を表しています。そして、上の図の赤い矢印で示した、水平に伸びた黒い線の左側が東の地平線=アセンダント、右側が西の地平線=ディセンダントです。
この図から、午後5時10分に見た地球から天体の位置は、太陽がまだ地平線の上にあることが分かります。
見ていただいたら分かると思いますが、先ほどご説明したアセンダントは、この図では、いて座にあります。
今日は詳しくは解説しませんが、ホロスコープの横にサビアンシンボルも一緒に載せてあるので、参考にしてください。
進化占星学で重要な月のノード基礎知識
最初に月のノードについて、簡単にご説明します。
地球から見ると太陽が動いているように見えますが、実際は太陽の周りを地球が回っていることは皆さんご存じだと思います。
この軌道のことを英語でEcliptic、日本語で言うと黄道と言います。
そして地球の周りを衛星として回っている月の軌道を白道と言います。地球の地軸が傾いている分、黄道と白道は上の図のように平行にはならず、2か所で交差します。
地球の地軸の傾きについては、過去記事で詳しく解説しています。こちらからどうぞ↓↓
上の図に、青い矢印で示した交点のうち、地球の黄道面より下に向かう時に通る点をサウスノード=降交点と言います。
そしてまた上に向かって上ってくる時に通る点をノースノード=昇交点と言い、この図では馬蹄形の記号で現わされています。
アセンディングノード、もしくはドラゴンヘッド、ドラゴンテイルなどとも読みます。
月のノードについては、過去に記事にまとめていますので、もう少し詳しく知りたい方はこちらを参考にしてください↓↓
コンシャスネスアストロロジー、進化占星学では月のノードはとても大事です。
月のノードは、生まれた瞬間のその方のチャートや、国ができた瞬間にどこにノードがあったかを見ることが、意識を進化させていく時に、とても大事なポイントになります。
ノースノードは私たちがこれから進化していく時にとても大切なテーマになってくるところで、サウスノードは人のチャート読む時は過去世でどういうことを学んできたか、またどのような経験をしてきているかということを読むところです。
アメリカ建国時の月のノードから読める建国理念
アメリカの場合、建国した時はしし座の6度にノースノードがありました。だからアメリカは建国した時、しし座のエネルギー=王様のエネルギーを学んでいくことが大きなテーマになっています。
しし座は太陽が支配星なので、自分が太陽になって輝くことが大事です。太陽は太陽系で唯一の恒星です。
太陽以外はプラネット=惑星です。太陽だけは自分の体を燃やして、その光と熱で、自分で発光しているのです。
金星や水星、木星、月などの他の天体は、太陽の光を反射して光っているだけで、自分で発光しているわけではありません。
でも太陽は自分で発光するのです。しし座は太陽のエネルギーですから、自分が王様で、自分が「俺はジャイアン!」というように思いきり寛大に自分の身を燃やしてみんなを育てていく、そんなエネルギーです。
そういうエネルギーを学ぼうとしています。
月のノースノードとサウスノードは必ず正反対の位置に来きます。この図はアストロロジーの基本元型です。
これを見ると、しし座は5ハウスにあることが分かります。しし座は太陽が支配星です。
この反対の11ハウスはみずがめ座のサインで、支配星は天王星、風のサイン、不動宮です。
ここにポラリティという対極があるわけです。
みずがめ座はどちらかというと仲間、文明を象徴していて、一歩引いて、もっと高い視点でクールに見ていくところで、ハイヤーマインドみたいなことを表します。
しし座は太陽ですから、ハートを表します。ですから、自分がこんなふうにしていきたいというエネルギー、ハートのエネルギーで、個人的な自分をクリエーションしていくところです。
アメリカのチャートの場合は、サウスノードがみずがめ座にありますから、割とクールにいろいろなことを見ていくことはできるけれど、自分のハートを輝かせて、思いきりこれがアメリカだということを表現したいエネルギーを持っているのです。
建国した時はイギリスの植民地のような状態で移民してきて、ネイティブアメリカンの人たちとのいろいろな葛藤もありましたが、新天地を求めてやってきて、支配階級に支配されるのではなく、自分たちの国を作っていこうという気持ちで作っている国です。
そういうアメリカらしいイメージが、しし座にあるのですね。
ただ、ハウスを見ると、しし座は8ハウスです。8ハウスはホロスコープの元型で見ると、さそり座のハウスです。さそり座の支配星は冥王星です。
8ハウスとさそり座と冥王星はエネルギー的に同じようなアーキタイプを持っています。
アストロロジーをエネルギーとサイクルの学問と捉える読み方
コンシャスネスアストロロジー=進化占星学で一番大事なことは、アストロロジーを天体のエネルギーとサイクルの学問であると捉えていることです。
それはどういうことかというと、宇宙には、数多くの天体が宇宙全体を移動して回っています。
回転して移動して回っているということは、そこにエネルギーが発生するのです。
ですから、エネルギーを読む時には、最初に基本となる12のアーキタイプのエネルギーを学んでいくことがとても大事なのです。
その時の12のエネルギーは、サインと言われている、おひつじ座、おうし座、ふたご座・・・という12星座の名前を取って、12種類に分けられています。
例えばおひつじ座のエネルギーというと、おひつじ座は1ハウスを表すし、支配星である火星を表しますから、火星とおひつじ座と1ハウスは似たようなエネルギーとして同じアーキタイプに分類されるのです。
アメリカの場合はしし座的な俺はジャイアン!と思いきり自分のハートを輝かせて自分でクリエーションして、自分を主張していくというクリエイティブのエネルギーがあるのですが、それが8ハウスにあります。
8ハウス・さそり座は成長するために限界を突破して、変容していくエネルギーなのです。
今までと同じでは変容できないので、ただの変化ではなく、今までの殻を破って形を変えて常に成長していこうというエネルギーがあるところです。
そういう8ハウスにしし座・ノースノードがあるのです。
もちろん太陽もとても重要です。太陽はかに座にありますが、これも8ハウスです。
星が読めなくても分かる!アメリカのエネルギーと使命
MC(天頂)とIC(天底)、アセンダントとディセンダントはすごく大事な感受点です。
まず地平線より上と下に分けて見ると、下にもいくつか星がありますが、下にあるのは3個だけです。
カイロンやベスタは基本の天体ではないので、基本のエネルギーを読むときは数えません。基本の10天体のうち、7個が上半球にあります。
ここから、アメリカは自国のことをいろいろ設定するより、他の国々と一緒に行動を取っていきながら、リレーションシップの中で相互作用しながら成長していくということを学ぶという使命があることが分かります。
アストロロジーではこのようにエネルギーやテーマを読んでいきます。
なおかつ、クワドラントと言って1ハウスから3ハウス、4ハウスから6ハウスというように、3個ずつ、チャートを4分の1分割して見た時は、上半球右側の第3クワドラントに1番星が多くあることが分かりますか?
基本10天体のうちの6個、その上ノースノードもパートオブフォーチュンもあります。
アストロロジーを知らないと分からないかもしれませんが、とても大切な感受点があるのです。
これは非常に成長していこうとするエネルギーです。アメリカは建国してまだ245年の若い国ですが、大きな国土もありますし、豊かな資源もありましたから、今や世界一の大国になっています。
でも、火のエネルギーがあまりないのです。ノースノードとアセンダントは火のサインにあるのですが、あとは全部水、かに座がとても強いですね。
あとは地のエネルギーが強いです。そして土星、天王星、火星がある場所はみんな風のサインです。月はみずがめ座にあるので、非常にクールな月です。
細かいことまでお話すると、時間が長くなってしまうので、この辺でやめておきますが、アメリカはこういうエネルギーを持っているのですね。
パートナーというか、割と外側の国々と交渉を持ちながらその中でどんどん自分を変えて発展させていこうというエネルギーを持っていると思います。
風の時代の幕開けにアストロロジーで読み解く、アメリカの現状
外惑星の基礎知識~天王星、海王星、冥王星の周期
8ハウスの反対側に冥王星とサウスノードがいます。冥王星はもともと8ハウスのエネルギーです。
冥王星がいる2ハウスは自国の価値や、金融システムのようなことを表します。それがやぎ座という、もともと10ハウスのエネルギーです。
やぎ座はトップに立って、仕組みを作って自分がリーダーになっていくようなエネルギーを持っていますが、そのやぎ座27度に冥王星がいるのです。
実は今私たちが生きているこの時代も、冥王星がやぎ座にある時代なのです。
冥王星は太陽系の10天体の中で一番太陽から離れている天体です。何年か前にアストロノミー(天文学)では冥王星を惑星から外して準惑星に変えてしまいました。
アストロロジー(占星学)では、冥王星はあくまでも大事なプラネット(惑星)として見ています。
天王星・海王星・冥王星の3天体は、天体望遠鏡が発達してから最近になって発見された外惑星と呼ばれている惑星です。
ですから裸眼では見えません。そして周期も長く、天王星が大体84年、海王星は165年弱かけて1周し、冥王星は248年弱かけて1周するのです。
アメリカ建国は1776年ですから、アメリカはもうすぐ冥王星が建国した時のチャートの位置に戻ってくるのです。
人間の場合は250歳まで生きれば冥王星リターン(冥王星回帰)がありますが、そういうことはまずありえません。
たいていの人は天王星の周期が84年ですから、84歳になると天王星リターン(天王星回帰)がありますが、海王星は165年近くかかりますから、海王星リターンの人も誰もいないのではないかと思います。
冥王星が生まれた時の位置に戻ってくるというのは、冥王星のテーマは死と再生を象徴しているエネルギーを持っていますから、冥王星のあるハウスのテーマが大きく変容していく時と言えます。
進化占星学的視点からアメリカの冥王星のエネルギーを読む
冥王星があるところは、必ずエネルギー的に一度壊して、また新しく形を変えて変容していこうというエネルギーです。
破壊と再生ですから、インドのシヴァ神みたいなエネルギーですね。シヴァ神は、破壊と創造の神様です。
冥王星があるところは破壊と再生を司るようなエネルギーがあるので、人間で見る時は、冥王星があるサインやハウスには、魂が進化していく時のとても大切なこだわりみたいなものがあるのです。
そういう意味で冥王星があるところはとても大事です。そういう冥王星のところに今の冥王星が戻ってくるということは、そのハウスとサインのテーマがものすごく変容してくるはずです。
今、冥王星がある位置は24度なので、もうほとんど建国の時の冥王星に近くなってきています。
冥王星はもともと2ハウスにあります。2ハウスは自己価値や自分のリソース、自分でしっかりファイナンシャル的に自給自足していくようなエネルギーです。
そういったエネルギーがあるところが2ハウスですが、その2ハウスのテーマをアメリカは常に変容させて進化させていこうとしているのですね。
それをどうやってやるかと言うと、変容していこうとするエネルギーで自分のハートを輝かせて(しし座ノースノード)、かに座的な太陽ですから、非常に感情豊かに自分のペースも大事にしながら発展していこうとするテーマを持った国なのです。
アメリカの土星から読める世界のリーダーとしての存在
土星は10ハウスにあるので、もともとの土星のエネルギーがあるところにいます。10ハウスはやぎ座のハウスです。
やぎ座の支配星は土星ですから、土星はもともと自分が支配しているところにいるので、アメリカは自分がリーダーシップを取って世界のリーダーとしてやっていくというエネルギーがすごく強いのです。
この時に、土星はやぎ座の支配星なので、土星がこの2ハウスやぎ座にある冥王星を支配するのです。これを英語でディスポジターと言います。
この土星のエネルギーは、てんびん座にあるので、てんびん座のエネルギーも持っています。
バランスを取って、正義を持って、平等とまでは言いませんが、みんながバランスを取れるような生き方をしていくことがとても大事というテーマを持った土星なのです。
すごくアメリカらしいなと思います。
てんびん座のエネルギーを持つ7ハウスにも星が多いし、そこに火星までいますから、諸外国との貿易とかバランスとか、そういう外交と、それからジャスティス、正義感がすごく強いのがアメリカのチャートになっています。
カルミネートする海王星が伝えるアメリカの天命
MCという10ハウスの頭に一番近い天体が海王星になっています。MCは太陽が一番高く上るところで、そこにある天体をカルミネートしていると言います。
この国の真実を探そうという、いて座のエネルギーが9ハウスで、なぜこのアメリカができたのだろうという意味を常に追求して自分の真実を探していくようなことがすごくテーマになっています。
そこを表す9ハウスに、非常にスピリチュアルなエネルギーを持つ海王星があるのですね。
キリスト教の聖書をベースにして建国の大統領就任式もやるように、宇宙の真理に従って生きていこうとするような、見えないものを信じていくような、神から与えられた天命を全うしようとするようなエネルギーを持った国だと思います。
風の時代の幕開け・大統領就任式とアメリカ建国時のチャートを重ねて読む
大統領就任式に乱高下する激しいエネルギー
今日、ワシントンで1月20日、12時から大統領就任式が行われるのですが、その時のチャートがこちらです。
これね、すごく激しいです!こちらの書き込みをした図をご覧ください。
まず、アセンダントはおうし座にあるので、おうし座は2ハウスのテーマです。そしてノースノードがふたご座、2ハウスに来ているのです。
ですから、もう1度自分の自己価値といったことをしっかりと見つめていく、自分のペースで自分をしっかり見ていくということがすごく大事なテーマになっているチャートです。
ただ、冥王星がやぎ座24度にいるのですが、9ハウスで一番カルミネートしているMC と重なっています。
先日、風の時代といって、みずがめ座に土星と木星が入っていきましたが、その日から太陽もみずがめ座に入って、今、みずがめ座にエネルギーが集中しています。
みずがめ座の3度に土星、7度に木星がいますが、こことおうし座6度にいる天王星が、この日(大統領就任式)に火星とぴったり重なるのです!
そしてぴったり重なった火星が、木星と土星とスクエアというアスペクトを取るのです。
これは非常に激しいエネルギーです。
火星は前に進んで自分で切り開いて道なき道を作っていくような戦いのエネルギー、エンジンを起動させるイグニッションのような着火するエネルギーです。
天王星は、変化を起こさせるという意味では似ていますが、冥王星と違うところは、古いものを新しくし刷新して革命を起こしていくようなエネルギー、常に未来でアップグレードしていくようなエネルギーです。
この二つの天体が一緒になって、10ハウスみずがめ座にある土星と木星と太陽は少しゆるいですけど、全部スクエアという90度の角度を取るのです。
スクエアはぶつかり合うエネルギーです。天体がスクエアになっている時は90度の方向から交差点でぶつかり合うイメージです。
ぶつかると必ず方向が変わるので、大きく変容をしなければならないのです。その上、冥王星の死と再生で本当に変わっていこうとするエネルギーがMCにありますから、このチャートは乱高下するような激しさがあります。
そして冥王星が10ハウスにあるということは、これからアメリカは特に10ハウスのテーマが大きく変わっていきます。
まず信念体系である9ハウスのテーマが変わります。
何が起こるか分からない、激しいタイミング
今日の大統領就任式と建国のチャートを一緒に合わせてみるとこうなります。
内側が大統領就任式、外側が建国時のチャートです。
US建国チャートでは冥王星が27度にあるので、大統領就任式のチャートと重ねると、建国の時の冥王星がもうすでに10ハウスに来ています。
建国の時のサウスノードが今の土星と木星にぴったり重なって、さらに今の火星と天王星とピッタリ6度でスクエアを取っています。この火星と天王星がUS建国チャートのノード軸にぴったりスクエアをとっているということは、めちゃくちゃ激しいアクティベーションが来ています。
なおかつ建国の時のサウスノードが10ハウスで、ノースノードが4ハウスで、今の火星と天王星は12ハウスです。
12ハウスに火星や天王星がある時は、私たちがコントロールできないエネルギーです。
12ハウスはもともと海王星、宇宙の真理みたいなものを表すエネルギーなので、全てを溶かしていくのです。
アメリカはこれから何が起こるか分かりませんね。神の采配で突然何かがバンッと変わるエネルギーだし、今の冥王星も建国の時の冥王星も10ハウスに来ていますから、社会の仕組みとかリーダーとか、リーダーの在り方とか、そのようなものが大きく変容していく感じがします。
誰が大統領であるかは関係なく、これからアメリカは、国家の仕組みやシステムそのものが、ものすごく変容していくと思います。
様々な社会構造や仕組み、政府のあり方、そういうものがひっくり返る、全く変わってしまうエネルギーが来ています。
冥王星や火星のエネルギーは、アクションをおこして前進して、変容していくエネルギーなので激しいのです。冥王星は火星の1オクターブ上のエネルギーを持つと言われます。
どちらの冥王星も、就任式の日の太陽のそばにいて、その太陽は火星とスクエアです。
火星は、冥王星とはスクエアではないのですが、建国のチャートの冥王星は、10度くらいのオーブを取るとスクエアになってきます。
これは戦争のようなことがあってもおかしくないようなエネルギーです。
この大統領就任式のチャートについては、エナジーナビでもミラクル会員の皆さんにチャートを見せて解説していますので、ミラクル会員の皆さんは、会員サイトからエナジーナビを参考にしてください。
ノード軸と海王星のスクエアは情報が錯綜する
今のノード軸はふたご座といて座にあります。ノースノードがふたご座なので、ふたご座というのは情報やコミュニケーション、学びということがテーマになってきます。
このノード軸に、今の海王星が18~19度でぴったりスクエアになっています。この反対にベスタというアステロイドという小惑星もいます。
海王星がノードに90度のスクエアを取るということは、ぶつかり合うエネルギーが来ると、それを意識的にうまく活用できるとノード軸を統合していくことを助けるのですが、90度なのでぶつかり合ってしまうから、意識的に使えないとなかなか難しいのです。
海王星はコントロールできないエネルギーだし、何もかも溶かしてしまいますから、低い波動で使うとこれはもう何が何だか分からないカオスになって、情報が錯綜(さくそう)してしまいます。
今まさに、何が本当で何が本当ではないのか、分からない状態ではありませんか?
主要マスメディアと言われているところは民主党寄りの情報しか出さなくて、FacebookやTwitterでもトランプさん側の情報を全くシャットダウンしてしまいました。
テレビや新聞だけの報道だと、バイデンさんが勝ったと言っていますが、実際は選挙でひどい不正があったことが明らかになっています。
明らかにいろいろな証拠が出てきているのに、司法も取り扱わないとか、何か大きな欺瞞(ぎまん)のようなものが渦巻いているように思います。
そういったこともすごく顕著に現れていますが、大統領就任式の時のチャートと建国の時のチャート合わせると、建国の時の火星が今のノースノードに来ているのです。
ですから、ふたご座の情報、コミュニケーションがアツイですね。
ここも海王星とスクエアになっているということは、この火星は自分の我だけでやると固まりませんが、宇宙の采配が来ると固まってくるエネルギーです。
今何が本当で、何が本当ではないのか、分からない状況ですが、真実に合っている情報であれば、火星が正義感をもって物事を変容していく方に働いてくるようなエネルギーです。
海王星と火星のスクエアで真実が暴き出される
もう一つ、もともとアメリカは建国の時に海王星と火星がスクエアなのです。
二重円を見ると、今の海王星と建国の時の海王星はほとんどオポジションという対極になっていて、実は建国の時も今の海王星も、両方の海王星が今のノード軸にスクエアで、その上今のノースノードに建国の時の火星が来ているのです。
私はこれを見たらまだまだこの大統領就任式で本当にバイデンさんが大統領になるかどうか分からないと思いました。
真実が暴き出されるようなエネルギーに満ちあふれているからです。
さらに、この就任式の日の火星も12ハウスにあります。12ハウスはもともと海王星うお座のエネルギーを持っています。
ですからこの火星は自分の我だけでゴリ押ししようと思っても絶対に固まらないエネルギーです。
なんとか固めようとしても自分でコントロールできませんから固まらずに全部溶かされてしまいます。
でも宇宙の真実に従って真理で戦っていこうとした時、そしてこの12ハウスは民衆も表すので、民衆のために戦おうとした時は固まるのです。
月がボイドの時に新しいことを始めても固まらない
今の月はおひつじ座という、個人を表す国のチャートだったら国民を表す所にいます。おひつじ座29度という、最後の度数です。
これはすごく大事な激しい度数です。なおかつボイドムーンと言って、月がボイドになっています。
今日は時間がないので解説できませんが、月がボイドになっている時に何かが始まるというのは、やはり固まらないエネルギーなのです。
この大統領就任式以降、アメリカは非常に大きく激変をするようなエネルギーが来ています。
そして実際に誰かが真実を曲げて現実を作ろうとしても、宇宙の真実に合ってない場合はどんどん溶かされていくようなエネルギーです。
そこにノースノードがふたご座にいて、それが2ハウスで火星とぴったり重なって、両方の海王星に挟まれてダブルパンチで海王星が来ています。
これは嘘や欺瞞(ぎまん)で何かを固めようとしても全部溶かされるエネルギーです。
だからまだまだ分からないというのが今の私の読みです。今日この資料を作ってみて、大統領就任式の前にこれを皆さんにお伝えしておきたいと思ったのです。
Thank you so much, and so much love, Harumi
【風の時代・特別解説】今アメリカで何が起こっているのか?①コンシャスネス アストロロジーで読み解くアメリカの現状―後編―へ続く。
この記事はYouTubeでもご覧いただけます
この記事は、この動画の前半部分をまとめたものです。
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