風の時代・おひつじ座満月を最高に活かすヒント①~木星と水星も順行に戻りました~!

風の時代の基礎知識・天体の順行と逆行、カジミ

ごあいさつとオラクルカードリーディングのご案内

ハルミ
ハルミ

皆さん、こんにちは。エネルギーナビゲーターの大旗ハルミです。しばらく YouTubeの動画をご無沙汰してごめんなさい。

今日はとっても大切な日です。今アメリカ時間は2021年10月20日で、日本の皆さんは19日になっていると思います。

明日はいよいよおひつじ座の素晴らしい満月です。知らないと強烈なエネルギーが来ていますが、皆さん、エネルギーがシフトしたのを感じていますか?

水星がずっと逆行していましたが、今日19日、てんびん座の10度というところで、いよいよ逆行から順行になりました。

昨日18日に木星も順行になっています。このことはミラクル会員の皆さんはエナジーナビで詳しく解説しています。

これから私たちの外側では宇宙のエネルギーの刺激を受けていろいろなことが起こってきます。

今、宇宙のエネルギーをよく知っておくと、自分にとって今がどんなタイミングかということがよく分かります。

きちんと宇宙天気予報を知った上で自分のエネルギーをうまく活用していけると、宇宙と一緒に感じながら一緒に共感して、一緒に存在して、一緒にクリエイトしていける、共創できるのです。

共に創造することを英語でコクリエーションと言います。そういう時が今来ているなと思います。

自分一人で作り出すとなると、小さな自我がどんなに頑張ってもたいしたことはできません。

でも、宇宙と一緒に共創すると、自分一人では考えられないような素晴らしい成果を出すことも可能です。

宇宙とつながっている、自分の魂の声を聴いて生きていくと決めて、生き始めると、宇宙がたくさんの導きを寄せてくれることが分かってきます。

それを今思いっきり気付ける素晴らしいエネルギーが、宇宙から注がれていますよ!

だから、宇宙天気予報である、エナジーナビがとても大切なのです。

ミラクル会員第8期の入会受付は締め切りましたが、今とても大事な時期だし、興味のある方はウェイティングリストのリンクを貼っておくので、そこからメッセージを送ってください。

順番に事務局の方で対応致しますので、ご興味ある方はぜひこちらからお願い致します。↓↓

ミラクル会員入会ウェイティングリスト

さて今日はこれからこのエネルギーがどういうことかという、すごく大事なお話と、最近私の中のガイドからもらったメッセージをお話します。

そして、明日の満月に向けて、オラクルカードを引いてあげたいと思って私のガイドに聞いたら、引いてあげなさいと言われたので、しっかりひきましたよ。

それは長くなるので別の動画で撮りますね。今回はちゃんと3枚引きもしました。

今回もドラゴンオラクルで引きなさいと言われたので、今日これから動画を撮ろうと思っていますので、三部作になると思いますが、よかったらぜひ聴いてみてください。

オラクルカードリーディングの動画はこちらからどうぞ↓↓

10月20日おひつじ座満月を最高に活かすヒント② オラクルカードリーディング

10月20日おひつじ座満月を最高に活かすヒント③ 3枚引きオラクルカードリーディング

振り子に似ている天体の逆行と順行のエネルギー

それでは、これからのエネルギーの大事なお話をしていきましょう。今までずっと逆行していた天体が、順行になりました。

天体が逆行したり順行したりというのは、地球から天体を観察した時の目の錯覚のようなものです。

ですが、それもこの地球に住んでいる私たちにとってはインパクトのあることなのです。

例えば皆さんが走っている時、ここからUターンをするという時は、体は前に行きたいのにギュッと力を入れて止めて、それからくるりとターンして、またゆっくりと走り出して加速していきますよね。

ペンデュラム(振り子)もそうです。ペンデュラムが右に振れて右の頂点まで行くと、戻ってくる時は一度少しだけ止まって、ゆっくり方向を変えて動き出して加速します。

そういうエネルギーを自分の中でイメージしてみてください。

ですから、順行になったからと言ってすぐに物事が進むわけではありません。折しも明日は満月です。

満月はいろいろなものが実るタイミングです。ギフトはしっかり受け取って、実った果実はしっかり受け取って、ありがとうございますと感謝しましょう。

そして、いらないものは全部捨ててリリースしていくことで、次の新月に向けて新しい何かを始めるという、そういうタイミングなのです。

それが今回引いたオラクルカードでも、星のエネルギーとぴったりリンクしたカードが出てきています。

ガイドとつながって降ろすと、自分で引いていてもびっくりするくらいいつもピッタリ宇宙のエネルギーとリンクしています。

火星と太陽の「カジミ」

今日、どうしても動画を撮ってあげたいと思ったのは理由があります。今、木星がみずがめ座の22度にあって、てんびん座には火星、そして太陽が確か25度です。

太陽は火星と少し前に合になったのですが、太陽と他の天体が合になる時はカジミと言って、周期があるのです。

本当は火星と太陽のカジミの話もしてあげたいのですが、これについてはまた次回、できればWebinarで火星の使い方みたいなものと一緒に教えてあげたいと思っています。

10月8日、新月の少し後に金星がいて座に入って、冥王星が順行に戻った次の日、太陽と火星はカジミになって、新しいサイクルに入ったのです。

何度だったかまでは覚えていませんが、てんびん座で起こっています。

これから2年間、火星がてんびん座で新しいサイクルを始めていますから、このことがてんびん座のテーマみたいなことをすごく刺激していますよ。

2年周期なので、その前は、てんびん座の一つ前のおとめ座でした。おとめ座のテーマは健康や体のことがありますから、2年前のカジミの頃、2019年はコロナが始まる前でしたね。

それからの2年間、私たちは本当に健康って大事だな、健康でいられればこれほど幸せなことはないなということを嫌というほど感じました。

それからおとめ座ですから、食生活とか毎日の仕事のあり方、そういうことも感じたのではないでしょうか。

そういったことを見ていくことが大事なのです。

これからしばらくは、てんびん座のテーマというのを火星と一緒に考えていくことが大事です。

簡単にお話しましたから、アストロロジーを少し研究している皆さんは少し考えてみてくださいね。

風の時代に学びたいアストロロジー

新しいプログラム「ソウル・ジャーニー・アストロロジー」

このように宇宙のメッセージが分かるようなると、それを意識して生きていけるようになるので、本当に生きやすくなると、私は実体験を通して感じています。

私が皆さんにお伝えしているのはソウル・センタード・アストロロジー、魂中心のアストロロジーです。

ハルミ
ハルミ

今、私はソウル・ジャーニー・アストロロジーという新しいプログラムを皆さんにご提供しています。

ソウル・ジャーニー・アストロロジーの基本は一番私の根幹であるコンシャスネスアストロロジー、意識の進化のアストロロジーです。

進化占星学の1分野で、マウリース・フェルナンデス年生が中心になって、ずっと開発してきた、チャートを解読していく手法です。

それプラス、それだけでは補いきれないヴィーナス・スター・ポイントを含めたもっといろいろなテクニックを、私がいろいろな先生から学んできていることを全部統合して、コンシャスネスアストロロジーをずっと学んできてくださった、中級レベル以上の方のために開発したプログラムです

先日初めて第1回目の講義をしました。その時に最初に皆さんにお話ししたことは、皆さんはなぜこのプログラムを受講しようと思ったのかを考えて欲しいということです。

私の星読み徒然草につながってくださっているご縁のある皆さんは、何かの形でアストロロジーが面白いなとか、星の動きってどういうことかな、ということを知りたくてつながってくださっていると思うのです。

皆さんもなぜ自分はアストロロジーに興味があるのかと、ハートに聞いてみていただけると良いと思います。

私は2016年のお正月からYouTubeを始めました。その頃はまだ日本語でこういう形のアストロロジーの話をしているチャンネルはほとんどありませんでした。

どこかの占いの館みたいなところでお話されている方などは多少いましたが、こういう形で定期的にお話している方はあまりいませんでした。

最近はたくさんの方がアストロロジーのことを配信されていますから、きっと皆さんはご縁のあるところにつながるのだと思います。

ただ、単なる占いとして、自分の運が良くなるとか、自分にとって都合のいいタイミングはいつかを知りたいという方だと、私のアストロロジーは思っていたのと違うのではないかと思います。

私が皆さんにお伝えしたいのは、アストロロジーはエネルギーとサイクルの学問だということなのです。

アメリカ政府も認めた、物理現象全てを証明できない現代科学

マウリース先生と私が皆さんにお伝えしているコンシャスネスアストロロジーは、皆さんの生まれた瞬間の空の配置を皆さんの魂の設計図と捉えます。

生まれた瞬間の空の配置が皆さんの持って生まれたエネルギーを表しているのは、どうしてなのかということは、まだ現在の物理化学でははっきりわかっていません。

だからと言って、そこに真理がないかと言えば、そんなことはないのです。アメリカ政府はUFOについて集めたいろいろなデータを公開しました。

特に軍用の飛行機のパイロットによるたくさんの目撃情報があって、それをビデオやレーダーに撮っていたものを情報公開したのです。

その時に、結局まだ私たちには説明が付かない物理現象がたくさんあるということをアメリカ政府が公式に認めています。

昔は天文学(アストロノミー)とアストロロジーは一緒のものでした。

今でこそ、携帯に自分の誕生日と生まれた時間と生まれた場所を入れれば、パッとその人の出生図が出てくるようなソフトが開発されていますが、30年以上前に私が初めてアストロジーを学び始めた頃は、まだ電卓がやっとできた時代でした。

エフェメラスという、天体の運行表を元にいろいろと計算をして、自分のチャートを手作りで作成するのです。計算機があったからできましたが、計算機を使っても1日かかりました。

今は情報を入力すればすぐにできるでしょう?だからそういう意味でも科学が発達したおかげでアストロロジーの研究も進化してきていますし、より多くの人が簡単にアクセスできるようになってきたのです。

天文学者の方はよくアストロロジーを馬鹿にして、あれはオカルトでナンセンスと言っていた方もいらっしゃいます。

でも、歴史を紐解くと、人類は、3000年も4000年も前のバビロニアの時代くらいからずっとアストロロジーを活用してきています。

例えば三国志の諸葛孔明も星を読んでいますし、陰陽師の安倍晴明も星を見ています。

昔はタイミングを読んだりする時にそういう知識があることはとても大事だったのです。

だからやはり、そこには何かあるのだと思うのです。そこには共時性=シンクロニシティが必ずあるのですが、まだ私たちにはその仕組みが、はっきりとは分からないのです。

でも、実際にその影響をずっと研究していると、確かに何かがあるのです。そういう視点でみると、皆さんの生まれた時の出生図は魂の進化意識の進化を表す設計図なのです

そういう視点で読むのがコンシャスネスアストロロジー、魂中心のアストロロジーの基盤なのです。

私がアストロロジーを学んだ理由

私がアストロロジーを学び始めた理由は、自分のことをもっとよく知りたかったからです。

なぜこういうエネルギーを持っているのだろう、なぜ私はこういう性格なのだろうと、いつも考えていました。そして、この自分をどのように在らしめていけるのかを考えていました。

そして、この性格が好きとか嫌いというのではなく、まず自分をそのまま受け入れたかったのです。

結構私たちがよくやってしまうのは、外側に求める姿があって、女性だったらこうあるべきとか、何かの条件付けの中に枠があって、そこの枠に自分を当てはめようとして当てはまらない自分をダメだと攻撃してしまうことがあります。

またはそうなろうとして無理して頑張ってしまうことがあります。

でも、私は、自分がこういうエネルギーを持っているのには理由があるのではないかと思ったのです。

アストロロジーを学び始めて最初のうちは、心理占星学から入りました。

心理占星学では、あなたはこういうパーソナリティを持っているよねと自分のことが客観的に分かってとても良かったのですが、私の場合はでもなぜそんなエネルギーを持っているのかというところまでさらに知って納得したかったのです。

それをずっと探していた時に出会ったのが、このコンシャスネスアストロロジー=進化占星学だったのです。

過去世というものがあって、何度も生まれ変わっていろいろな経験をしてきている魂が、今生は何を学んでいきたいのか、どういうことをテーマに今生に生まれて来て、それをするためにこういうエネルギーを持って生まれてきているという、そこをはっきり説明してくれるのがこのコンシャスネスアストロロジーです。

私は大学時代も社会心理学や心理学の勉強をしました。日本にいた時は専門学校で自分と向き合うセルフ・アウェアネスのクラス、人間関係論などを教えていました。

それから、女性が結婚して主婦になって、社会から離れてから、もう1度再就職する前に、もう1回自分と出会うようなフランスで開発されたプログラムのファシリテーターをしていたこともあります。

女子学生が就職する前に、ただ就職活動をするだけではなくて、もう1回自分と向き合うようなキャリアデザインの講座のファシリテーターもしました。

また、ある程度キャリアを積まれた女性が自分のキャリアをマネージメントしていくために、SSMと言ってソフトシステム方法論(Soft systems methodology)というものを使って、自分をもう1回見返るというようなトレーニングをする講座のファシリテーターもやっていました。

このように、私には心理学的なバックグラウンドがあったのです。

でもこのコンシャスネスアストロロジーで、魂の成長のための発達のプロセスのようなこと学んだうえでチャートを読んでいくと、非常に納得できたのです。

そうすることでより多角的で大きな視座をもつことができるようになって、それまでのバックグラウンドの知識をさらに深く効率的に活用できるようになり、自分とよく向き合う内観する力も格段に深くなりました。

私たちにはいろいろな感情が出てくるものですが、無意識に今までの心ぐせとして持っているエネルギーを使っていては、何度も同じ苦しい思いを続けてしまいます。

自分はこういうエネルギーを持っていて、どうしてこういうエネルギーなのかを意識することで、意識が発達し、進化するのです。

アストロロジーという言語の学び方

それに気付くために一番大切で効果的だったのが、コンシャスネスアストロロジーだったと私は自分の実体験から感じています。

私が入門コースと言っている、エネルギーの12のアーキタイプを学ぶ講座では、最初の授業でアストロロジーとはどのような学問で、どういう枠組みがあるということを解説します。

そしてアストロロジーはエネルギーとサイクルの学問ですから、まずはこのエネルギーの基本の12アーキタイプについて学んでいきます。

アストロロジーというのは、見方を変えると宇宙から届けられるメッセージを受け取る言語です。ホロスコープにはメッセージがいっぱい入っているのですが、全て暗号で入っているのです。

この暗号を解いていくシンボリズムを知らないと、解読ができません。

ハルミ
ハルミ

どのような言語を学ぶ時も、まずボキャブラリーを知らないと何も分からないでしょう?

アストロロジーはエネルギーの言語ですから、そのエネルギーのボキャブラリーに当たるのがエネルギーの12アーキタイプなのです。

どんなに複雑なエネルギーも、厳選すると基本の12種類になります。

この12のエネルギーのボキャブラリーをしっかり発達のプロセスまで入れて学んでいくのがコンシャスネスアストロロジー入門コースで、1回2時間から2時間半、多い時は3時間近くかけて、16回も授業をした講座です。

皆さんのネイタルチャートを魂の設計図として読もうと思ったら、また、自分と向き合うツールとして学ぼうとするなら、ここをしっかり学ばないと全てが中途半端になってしまうのです。

他でどんなにいろいろアストロロジーを学んでも、もし、このエネルギーの12アーキタイプを知らなければ、コンシャスネスアストロロジーで読み解く深い解読はできません。

私自身が何年もアストロロジーを学んできて、マウリース先生に弟子入りしてから初めて、入門コースがどんなに大事かということを痛切に感じました。

だからこれを日本の皆さんぜひ伝えたいという思いから、2020年の大変容が来る前に、自分と向き合う素晴らしいツールだと思って開発したプログラムが入門コースなのです。

入門コース・初級コースを受講して、ジャパンプロジェクトを受講した皆さんのために最初にオンラインでやった進化占星学によるチャート解読技法の基礎というプログラムがあります。

その時に、この講座は他でアストロロジーを学んだ方はなんとなくは分かっても、入門コースを勉強していないと深い読みはできませんから、入門コースだけは受講してくださいと、ずっとお伝えしてきました。

講座をやった後は、いつも受講生の皆さんからフィードバックをいただくのですが、その時も入門コースの宣伝が多過ぎるというお言葉もいただきました。

でも、私は宣伝をしたくてお話したのではなく、本当にベースをしっかり身に付けて欲しかったのです。

例えば家を建てる時も、基盤を作った上に建てないと、土台をしっかりファンデーションを作った上に立てなかったらガタガタしてしまいます。

種をまく時も土壌をしっかり耕して、土作りをしてから種をまいたらすくすく育っていきますが、それをしないでやってもなかなか育ちません。

この意識や自我の発達プロセスも含めたエネルギーの基本元型を学ぶことで、もっと明確に、

「だから私はこういうエネルギー持っていて、そこには全て意味があって、自分は自分なりに頑張ってきていたのだ」

と、自分をまるごと受け入れられるようになるのです。

私自身がそういう経験をしたので、皆さんにも急がば回れで、学んで欲しいと思っているのです。

そういう意味で、原点に戻って、自分は何のためにアストロロジーを学んでいるのだろうと考えることがとても大切だと思います。

ですから、その話をソウル・ジャーニー・アストロロジーの最初の講義ではお伝えしました。

風の時代のエピソード・ある友人の話から気付いたこと

ソムリエの友達の話

先日、面白いエピソードに出会いました。私のお友達でソムリエの資格を持っていらっしゃる方がいます。

すごく素敵な女性で、ワインが大好きなので、ソムリエの資格を取ったら美味しいワインをみんなでいる時に提供できると思って、最初は日本ソムリエ協会でソムリエの資格を取られました。

その時は辞書のように分厚い教科書があって、そこに世界中にあるいろいろな種類のワインについて、どう管理するか、どういう味だとか、提供するにはどのようなお料理がいいとか、提供する時の温度はいつからどのくらい冷やした方がいいのかとかといった、たくさんの情報が入っていたそうです。

彼女は授業を受けて、教科書に書いてあることを一生懸命暗記して、テストも無事合格されました。

彼女は私と同じで、さそり座のアセンダントです。私は冥王星も9ハウスにあるので、勉強をやりだすとはまるのです。

彼女もソムリエの勉強にすっかりはまってしまって、ヨーロッパのイギリスの、別のソムリエのクラスを日本語でとるチャンスを見つけて挑戦しました。

先生は入門のレベル1から学んだほうがいいですよとアドバイスをくれたそうです。でも彼女は、日本のソムリエ協会でソムリエの資格も取ったし、たくさん勉強してきたから、また初級からやるのは時間の無駄だと思ってしまったそうです。

それでいわゆる中級みたいなところから始めたそうです。そうしたら、先生の授業の時は先生がいろいろな質問をするので、それに答えなければならないのに、教科書を見てもどこにも答えは書いてないし、先生が質問してくる意図が全然分からなかったそうです。

そこで、初めて、同じソムリエの講座といっても、このイギリスのプログラムは、日本ソムリエ協会の講座とは違った視点の講座なのだとわかったそうです。

日本ソムリエ協会のほうで提供している技術は、すでにあるワイン市場にあるワインを知識としてよく知っていて、お客様やシーンに合わせて予算や好みの味、料理などに合わせていかにベストなワインを提供できるか、そしてどうやって管理していくかというノウハウを学ぶことでした。

だから市場にあるワインの知識をしっかり理解し暗記して、様々の要望を組み合わせて、数あるワインの中からベストなワインを選ぶことが目的でした。

ですが、このヨーロッパのほうの講座は、ワイン商の方が、世界各地で作られているワインの中で、まだブランドとしては確立されてなくて、値段もそんなに高くない、お宝のワインをビジネスとして発掘して、それをいかにプロモートするかという、お宝探しみたいな技術としてのプログラムだったのだそうです。

ヨーロッパの講座の入門/初級で学んでいる授業は、そういった視点で気候や風土、ブドウの品種などワイン造りの基本を学び、自ら自分の基準で、こういうワインが欲しかったらそのワインはどこにあるかという視点で構築された講座だったのです。

もうすでにあるワインリストの中から何かを選ぶ知識と違って、お宝探しのためには全然違ったスタンスでワインを学ばなければならなかったのです。

彼女は全然授業に付いていけないし、教科書を見ても分からないので、時間もなかったので入門/初級コースの教科書だけ買って、一生懸命自分で勉強して、なんとかコースの資格を頂いたそうです。

試験もマークシートではなくてレポートみたいな形でいろいろ書いていくようなものがほとんどで、基本が分かった上で、ロジックが合っていれば合格だけど、とんちんかんなことを書いたら駄目だったらしいです。

彼女は優秀な方ですから資格は取れたそうですが、「なんだかすっきりしない」とおっしゃって、時間が取れたら入門/初級コースを受講するつもりだとおっしゃっていました。

私が伝えたかったアストロロジーの原点

これを聞いた時、私がいつも「入門コースが大事だよ」とみんなに伝えたかったのはこういうことだと思ったのです。

皆さんはどういうことを求めてアストロロジーを学ぶのでしょうか。

自分のネイタルチャートを自分と向き合う内観ツールとして、自分の持っているエネルギーをよく理解した上でそれを、神様から頂いた宝、自分が選んでもってきた宝として、発見して、さらにそのエネルギーをどの周波数で使うかもりかいすることで、自分のエネルギーをお宝として輝かせて生きるために、アストロロジーを学ぶ。

そういうスタンスでアストロロジーを学ぼうとしている時には、この基本の12タイプをしっかり知らないと、自分のお宝を見つけることは難しいと思います。

日本ソムリエ協会のアプローチが悪いと言っているわけではありません。彼女もそれはそれでとても大事だったと言っています。

私がアストロロジーの話をした時に、彼女が自分の経験をシェアしてくださったのですが、そこにすごく通じるものがあって、今日ご紹介させていただきました。

表面的に星を読むと起きる、よくある悪い例

アストロロジーも星読みも、そして星占、ヌメロロジーなど、私もそういう象徴的なことはとても面白いと思います。

でもその原点が、外側のラッキーかラッキーじゃないかというところだけを基準にしてつくられたものを暗記して、おひつじ座はこう、12ハウスに星いっぱいあるとあまりいいことがないとか、吉凶だけで占うようなそういう見方をすると、どういうことが起きるか分かりますか?

ミラクル会員の方からこんなメッセージをいただいたことがあります。

アストロジーも星占いもすごく好きで、プロの方に見ていただいことがありますが、何にもいいところのないチャートだと言われてガッカリしたことがあるというのです。

例えば12ハウスにたくさん星があったりすると、どちらかというとその魂は、自己犠牲をしてでも世の中のために自分を使ってサービスをすることを学ぼうとするエネルギーがあるので、世間法からすると大変なことが起こってくることもよくあるのです。

でもそれを高い周波数で使った時は、喜びで一般大衆のためにいろいろと自分を費やしていくようなパブリックな仕事をする場合もあるのです。

世界的に有名な、人気が出てくるような有名人、例えばマドンナがいい例ですし、大物政治家と言われている人や、大統領になるような方は12ハウスに太陽や土星などの惑星が多いことがよくあります。

プライベートをある程度一般大衆のために使うようなエネルギーを持っていて、それを高い周波数で使うと、そのような道に導かれて行くのです。

例えば火星はおひつじ座の支配星ですが、その反対側のてんびん座にあると、トラディショナルなアストロロジーではdebilitatedと言って、火星のエネルギーが弱いからよくない火星だと判断して、いいか悪いかという読み方をされてしまうことがあります。

確かに反対のエネルギーになるので居心地のいい火星ではありませんが、だからと言って、その火星がよくない火星ではないのです。その火星の持っているエネルギーをしっかり理解することで、その火星のエネルギーならではの使い方があるのです。

コンシャスネスアストロロジーは、そのように、チャートをよいチャートだとか悪いチャートだとか型にはめて判断していくような読み方をするアストロロジーではないのです。

自分のチャートは悪いチャートだから、自分にはいいことは起こらないなどと判断するのではなく、自分のチャートのエネルギーをよく理解することで、そのエネルギーを宝物として活用していけるように、自分と向き合っていくための素晴らしい内観ツールとして使っていくためのアストロロジーが、コンシャスネス アストロロジーだと思っています。

そのことを私は一人でも多くの皆さんに知って欲しいのです。

日本でコンシャスネスアストロロジーが学べるところ

コンシャスネスアストロジーの入門コースを受講しても、すぐには自分のチャートを読めるようにはなりません。

でも、読めるようになるための第一歩として、ここを飛ばすと、どんなにアスペクトの読み方や各惑星の配置の意味などいろいろな知識の定義だけを学んでも、応用が利かないのです。

世界中のワインリストの中にあるワインの中で、自分というワインはどれにあてはまるのかを見つけようとするのか、自分だけが持っているワインを、最高のワインに仕上げて、どのように世界の中でプロモートしていったらいいか分かるようになるために、自分の魂の設計図としてチャートを読むか、そこの違いだと思うのです。

自分だけのお宝ワインをつくっていくというスタンスでアストロロジーを学びたい方は、コンシャスネスアストロロジーがぴったりだと思いますよ。

英語ができないというだけで学べないのはもったいないと思って、私は皆さんにこのアストロロジーを日本の皆様にお伝えするのが自分の使命だと思って提供してきました。

少しずつ学んでくださるお仲間が増えて、今、チャートリーディングの実践と研究を行うヴィーナス会員までできています。

そういう視点でアストロロジーを学ぶことがとても大事だと常々思っているのですが、それをどうやったら皆さんに分かっていただけるかなとずっと考えていました。

ソムリエの話を聞いて、なるほど、こういうことだったのだと合点がいった次第です。

てんびん座の火星とみずがめ座の木星が作るトライン

今、火星がてんびん座にいるでしょう?

てんびん座はマインドのエネルギーです。てんびん座の支配星である金星はリレーションシップや愛の星です。

もう一つ、みずがめ座に木星がいます。

木星は意味を探すところです。自分の真実とは何か、自分は何のために生まれてきたのか、自分の使命とは何か、ということをすごく広げてくれる、それがみずがめ座にあるのです。

そして、みずがめ座の木星は、てんびん座の火星ときれいなトラインで、すごいオポチュニティが来ています。

みずがめ座は科学とスピリチュアリティを一緒にしたようなエネルギーを持っているので、象徴としてアストロロジーを示します。

ノード軸が学びの軸にある今年いっぱいは学びのチャンスです

今、月のノースノードがふたご座にあって、今年いっぱいはふたご座にいます。木星が支配しているいて座はサウスノードです。このノード軸の大きなテーマの一つは学びです。

来年、ノード軸がおうし座、さそり座へ移動して取り組むテーマが変化していきますが、ノードがこの軸にあるときに学んでいることは、新しいテーマに取り組むためにとても大きな財産になっていくと思います。

ふたご座いて座のノード軸の時は、具体的にいろいろなことを学びながら、そこから抽象的な意味を見出していくことが促進されますから、コンシャスネスアストロロジーを学ぶことで、自分のチャートから私の使命はこういうことかと自分のお宝を見出せるすごいチャンスをもらっているので、ぜひ学んでいただきたいと思っています。

来年になるとこれが、おうし座とさそり座に入ってくるので、今度はもっと深く自分と向き合っていかなければならないエネルギーになります。

そのためには今、学ぶことで視座を広げていくことがすごく大事なのです。

今日は本当に、学ぶなら今だよ、宇宙がそう言っているよと、皆さんに言いたかったのです。

木星と水星も11月1日にはまたトラインになるので、アストロロジーに興味がある方はぜひ入門コースから初めてみるのもいいと思います。

他の授業は取ったけれど入門コースをまだ取っていない方は、くどいかもしれませんが、ぜひ学んでいただけたらと思います。

それを分かった上で学ぶのか、知らないまま学んでいるのかは大きな差が出てきます。

今までよく分からなかったことが全部つながってきて、なるほどとすごく思えるようになるはずです。

ハルミ
ハルミ

長くなりましたが、最後まで聞いてくださって、どうもありがとうございます。それでは素敵な満月をお過ごしくださいね。

Thank you so much, and so much love, Harumi

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