【風の時代の特別解説】コンシャスネスアストロロジーで読み解く~今アメリカで何が起こっているのか?第2弾 その③ 冥王星リターン第2回目

風の時代のパワフルな冥王星リターンを読み解く

前回までのおさらい

ハルミ
ハルミ

皆さん、こんにちは。エネルギーナビゲーターの大旗ハルミです。今日は「今アメリカで何が起こっているのか?第2弾」シリーズ第3回目です。

この記事はYouTubeで配信した動画の内容をもとに、新たに書き下ろしたメッセージを加えてお届けしています

今アメリカで何が起こっているのか。今年2回目の冥王星回帰となる7月11日 、冥王星がアメリカを建国した時の位置に戻ってくる現象が起こります。

これがとてもパワフルなので、今日はそこの解説をしたいと思います。

シリーズ1回目の動画では、私の自己紹介とアメリカの建国チャートの簡単な解説をしました。

冥王星リターンの詳しいことは2021年1月20日、今のバイデン政権の大統領就任式の日にYouTubeで配信した動画を参考にしてください。

こちらからどうぞ↓↓

シリーズ2回目は、アメリカで2020年1月12日に起こった土星と冥王星の合について解説をしました。

それから今年1回目の冥王星リターンが2月20日にありました。

この直後、2月24日からウクライナの戦争が始まっています。ですからこの冥王星回帰は、アメリかにとってかなりインパクトのあることなのです。

今年1回目の冥王星回帰では、アセンダントがかに座の22度、その反対側はちょうど土星と冥王星がやぎ座22度で新しいサイクルを作った場所とぴったり重なるので、その時の事象を繰り返すようなメッセージが流れていたというお話をしたと思います。

まだ見ていない方はこちらからどうぞ↓↓

今年2度目の冥王星リターンとそれに続くパワフルな満月

今日が今シリーズ第3回目の配信になります。

ずっと7月11日の冥王星リターンを解説したかったのですが、バックグラウンドを知らなければ、これだけ聞いても皆さんに理解してもらえません。

今までにもバックグラウンドを解説した動画はあるのですが、今回初めて私を知った方のために、2~3回に分けて解説することにしました。

ですから、今シリーズ3回目の動画は冥王星リターンに合わせて配信をしようと思っています。

さて、冥王星リターン2回目となる7月11日のチャートはこんな感じです。

アセンダントがさそり座になっています。そしてそのすぐ下のさそり座20度にサウスノードが来ています。

さそり座は冥王星が支配しているサインなので、アメリカは、この2回目の冥王星リターンはかなり強烈ですね。

ですからもう、アメリカは今、ウクライナのことも含めて、物価もどんどん上昇してるし、経済はグチャグチャです。

今年、アメリカでは11月8日に中間選挙という結構大きな選挙があります。

大統領選は2024年にならないとありませんが、大統領選から2年後に行われる国・地方の統一選挙で、連邦議会上院の三分の一と、下院の全議席が改選されます。

私には選挙権がないのであまり詳しいことは分かりませんが、今年はこれから新しいものを作っていくための最後の大仕上げで、アメリカは本当にいろいろ変わっていくだろうと思います。

この日は、おうし座で非常にパワフルな皆既月蝕となるので、大きく物事が急速に変容していくことが起こるかもしれません。

詳しいことは、その時のエナジーナビで解説する予定です。お楽しみに!

この後アメリカでは7月13日、日本の皆さんは14日にやぎ座21度21分で満月があります。そのチャートがこれです。

この満月もまた、さそり座のアセンダントなのです。

冥王星回帰と2日しか違いませんから、惑星の位置は似たようなところであるのですが、アセンダントまで同じというのはとても興味深いですね。この満月はとてもパワフルなタイミングで、スーパームーンムーンの満月です。

冥王星リターンと満月がこうして続けて来るということは、やはりとても大きなメッセージがあると思ったので、皆さんに少し解説してあげたいと思いました。

2度目の冥王星リターンがパワフルである理由

では、このチャートの詳しい解説を簡単にお話していきます。

ハルミ
ハルミ

自分のチャートのアセンダントがさそり座(=冥王星のエネルギー)だから分かるのですが、冥王星があるところは死と再生のメッセージがありますから、成長するために必ずパワーを一度失うような経験をするのです。

さそり座がアセンダントということは冥王星のエネルギーですから、パワーレスになって、そこからもう一度自分の古い思い込みや執着などを手放すことで、また不死鳥のように蘇っていく変容のプロセスを示しています。

もっと大きなものになっていくために、全ての物を溶かして、もう一度作り直すような経験をするのがさそり座のテーマです。

それがアセンダントにある方は、人生の中でパワフルになる時とパワーレスになることを繰り返しながら、必ず試練を乗り越えて成長していくことを学ぼうとしているのです。

私の人生もまさしくその通りで、このような方はそういったことを意識しておくことがとても大事です。

今回のこのアメリカの冥王星リターン2回目のチャートを見ると、そういうメッセージがすごく強いですね。

そして、サウスノードが絡んでいますから、アメリカはカルマ的なことで、成長していくために手放さなければならないものをしっかり見ていきなさいというメッセージが強いと思います。

そしてこのさそり座の支配星が冥王星で、これがやぎ座27度33分、建国した時のチャートと同じ位置にあるのです。

建国した時のチャートを見てもらうと、冥王星が逆行しています。2月にあった1回目の冥王星回帰の時のチャートを見ると、冥王星は同じ位置ですが、逆行していません。

今回の2度目の冥王星回帰は、フェーズも逆行しているので、建国チャートのフェーズとも同じで、さらに、今年3回あるリターンの真ん中で、ある意味一番大切な、パワフルなリターンになってくると思います。

金星と水星を除いて、天体が逆行している時は太陽が反対側(オポジション)に来ている時です。

ですから、これはかなりパワフルなチャートになってきます。

神の手YODのパワフルなメッセージ

このチャートでは、冥王星がやぎ座27度、海王星がうお座25度で、セクスタイルというきれいな60度の角度を取っています。

そして一番パワフルな10ハウスのポイントになるMCという子午線があるところがしし座の25度で、冥王星と海王星とクインカンクスという150度の角度を取ってYODができています。

この反対側のICと言われている4ハウスの頭のちょっと手前に、土星が来ています。

この土星はめちゃくちゃ大事ですよ。なぜなら、この冥王星はやぎ座にあります。

今回のチャートでは、冥王星が3ハウスでやぎ座にいるということは、やぎ座の支配星は土星ですから、土星がこの冥王星のディスポジターになるのです。

そしてこの土星がYODの頂点の反対側にあるので、このポイントはYODのエネルギーをうまく統合していく時にとても大切なポイントになってくるのです。

実際に土星と冥王星の合(ごう)の時も冥王星はやぎ座にありました。

やぎ座の支配星である土星が、自分が支配しているやぎ座で冥王星と重なって、太陽も水星もいたので、非常にパワフルでした。

特にアメリカはそれが10ハウスだったので、この時アメリカのリーダーとしての在り方とか、いろいろな仕組み、それから自分のアイデンティティーそのものも、大きく変容していくタイミングが来ていたのです。

この時も月がしし座5ハウスで、YODができています。

今度は逆にMCのほうが頂点になって、10ハウスには何にも星がありませんが10ハウスのテーマをしっかりやっていくためには、冥王星のこの27度のやぎ座に取り組むことが大事です。

この場合、やぎ座は3ハウスになっているので、コミュニケーションや情報といったものをやぎ座的に精査して、フェイクニュースなど流さないで、ちゃんとやっていくかどうかということがとても大きなテーマになっていると思います。

そこを取り組む時に、高い視座から土星を使って責任を持って情報を見ていくということが非常に重要になってきます。

そうすることで多分、海王星が大きく導きのヒントをくれて、アメリカは大きく育っていくようなエネルギーです。

ノード軸を統合するために土星を使う

今回、アセンダントとディセンダントにはノードも絡んできます。ノースノードは7ハウス側で、アメリカの建国図でも、太陽を入れて5天体が7ハウス、8ハウスです。

つまりアメリカは、自分の価値を常に刷新させながら、自分のリソースをしっかりとやぎ座的にコツコツと磨き上げ、貿易をしたり関わったりしながら、いろいろな国と一緒になって変容していくようなことを学ぼうとしている国家のメッセージがあるというお話をしましたね。

今回またノースノードが7ハウスに入って、ここに天王星までいるのです。

天王星は、土星がいるみずがめ座の支配星で、土星と天王星はスクエアになっているので、少し難しいエネルギーですね。

この土星が実はノードにもスクエアになっているのです。そういう時は、このノード軸を統合するために、この土星をしっかり使うことが大事になります。

アメリカが実際にリーダーになっていくような世の中で、しっかりと自分の権威をもう一度持ち直すためにも、この土星がとても重要なのです。

土星は10ハウスの支配星ですが、ICのすぐそばに来ていて、それも3ハウスの終わりなので、これはIC、4ハウスにも影響を及ぼしていきます。

この土星がみずがめ座です。アメリカの建国チャートはサウスノードがみずがめ座にあって、月もみずがめ座にありました。

このみずがめ座の支配星の天王星と月はトラインを取っています。これはすごく大事なオポチュニティになります。

もともアメリカは、高い視座で見ていくという、みずがめ座的なものを持っているのです。

それをもう一度しっかりと見ていくことが大切です。

今回の冥王星回帰の土星のディスポジターである天王星は、建国チャートでは月と120度のオポチュニティの角度を取っていますが、今回は土星と激しいスクエアを取っていて、ノースノードとも関わってきています。

スクエアになってくる時は、変化をしていかななければならないのです。

今回は地に足を付けて、他者の視点も見ながら地球に優しく、そしておうし座的なテーマをしっかり取り組むということが、今、アメリカにとってはとても重要だと思います。

おうし座の支配星は金星です。この金星がまた月とぴったりオポジションになっています。

すべてに絡む月のメッセージ

冥王星絡みのタイミングを見る時に、ネイタルチャートもそうですが、毎回月がとても重要な影響力を持っています。

ネイタルチャートでは太陽も木星も金星も全部、この辺の天体はかに座です。この太陽のディスポジターが月なので、月はこのUSチャートの中でとても大事なのです。

今までいつも月が重なっていましたね。

これがシブリーチャートと1回目の冥王星リターンです。この建国チャートの月とブラックムーンリリスと、その時のノードが重なっていましたね。

土星と冥王星の新サイクルがあったのがやぎ座21度ですが、1回目の冥王星リターンのディセンダントの部分がちょうどその位置で起こっています。

そしてその時のアセンダント・ディセンダントと、月とカイロンがかなりタイトなグランドクロスを作っているのです。

このように、いつも月が絡んでくるのです。

国家のチャートを見ていく時、月は国民を表します。ですから、国民一人一人がしっかりと気付きを持つことが大事です。

今回2回目の7月冥王星回帰は、月がいて座で2ハウスにあります。

ですから今回は、国民そのものが本来の自分らしさとはなんだろうと問いかけていくような、いて座の月です。

ハルミ
ハルミ

そして私の月もいて座22度にあり、今回の冥王星リターンの時は私のルナリターンとも重なってくるタイミングなので、かなりパワフルに影響が来るだろうなと思います。

今回これがアメリカの首都ワシントンで取った場合は2ハウスです。

ですから、アメリカ全体について読む時は、国民がもう一度、自分の価値観、自分が安心できることは何か、自分のリソースは何だろうというようなことも、しっかり見ていくことが大切です。

人に全部任せて言いなりになるのではなく、もう一度本来の自分らしさは何なのかを見ることです。

アメリカのシブリーチャートと言われる建国の時のチャートは、アセンダントがいて座なので、自分が学ぼうとしているいて座のテーマを国民がしっかり学ぶということも大事だと思います。

そして月はYODができている頂点のMCときれいなトラインを取っていますから、この月は特に大切です。

その反対側には金星がいて、月と金星は1度しか違わないオポジションができています。さらにこの金星は今のノースノードの支配星です。

こうして繰り返し大事なテーマが連鎖しているのが分かると思います。

アメリカ全体を見る時に注目したい木星のエネルギー

アメリカ建国のチャートでは、アセンダントはいて座で、チャートルーラーは木星です。

ですからアメリカにとって、木星は常にとても重要で、木星の位置は常に見ておかなければなりません。

木星はラッキースターである金星と重なって、太陽とも重なっていますから、とても豊かな木星です。

木星のいる、かに座のテーマをしっかり見ていきましょう。かに座には月のエネルギーもあります。

そして木星はいて座のエネルギーです。さらにここは7ハウスなので、てんびん座のエネルギーが混ざったような木星です。

今回のこの2回目の冥王星リターンは、月がいて座ですから、かに座といて座と、おうし座のテーマが入ってきてます。

そのおうし座はどこにいるかというと、ディセンダントのところです。ここにはノースノードがいて7ハウスですから、てんびん座と絡んでいます。

月がまた金星とオポジションということは、金星そのものはおうし座と7ハウスのてんびん座のエネルギーも大事ですが、ここに月が絡んできます。

そして木星はどこにいるかというと、今月末から逆行する直前で、ずっとおひつじ座8度で5ハウスにいます。

この時の木星はほとんどアスペクトがないのですが、おひつじ座にいるということはとても大切なメッセージだと思います。

おひつじ座の支配星は火星になりますが、火星がまたおうし座にいるのです。

この木星と火星はシングルトン(ほかの天体と主要アスペクトをとらずに一つだけ孤立している天体)ぽいのですが、木星は5ハウスでクリエイティビティーを持っている太陽のハウスですから、ここを輝かせていくことに意識を向けることで、アメリカは大きく変わっていける大事なタイミングなのだろうと思います。

建国チャートと冥王星回帰2回目の二重円

建国チャートと重ねるとこうなります。

今度は建国チャートを中にすると、冥王星回帰の月は1ハウスになり、金星が7ハウスにいてオポジションで、この金星にネイタルの時の火星が合になっています。この火星は、とても重要な役割を担っています。

火星は生きていく時のエンジンのような役割をします。

今回の冥王星回帰では、アセンダントがさそり座です。さそり座の支配者は冥王星ですが、冥王星が発見される前の支配星は火星だったので、さそり座アセンダントの時は冥王星だけではなく、火星もチェックする必要があります

その火星がここで月と金星と重なってきているので、とても大切なクリエイティブなエネルギーが醸し出されています。

この火星と金星はふたご座7ハウスにありますから、しっかりとコミュニケーションを取って、情報を精査して、確実な情報をゲットして、客観的な視座でバランスよく状況をみていくことで、自分についてより深く客観的な視座も育んでいけるような感じですね。

月は1ハウスになりますから、国民一人一人がちゃんと自分自身の立ち位置を見極めていくチャンスが今来ているのだと思います。

そして、この海王星同士がオポジションになっています。この海王星同士のオポジションと、月と金星/火星のオポジションで、グランドクロスができています。

海王星は金星の1オクターブ上のエネルギーを持っています。金星は7ハウスの支配星ですから、7ハウスにいる金星はとてもパワフルです。強力な愛のエネルギーが強く変容を促しているのが分かります。

国民よ、目覚めなさいということを気付かせるために、これからいろいろ導かれながら、いろいろなことが起こってくると思います。

冥王星は深いところのいろいろな秘密を暴き出します。それが246年振りに戻ってきているわけですから、すごいタイミングだと思います。

これがまず私がお伝えしたかったことの一つです。

変化しなければならないタイミング

回帰図のノード軸がさそり座-おうし座にありますが、建国チャートと重ねると、サウスノードが12ハウスに来ています。

回帰図のアセダントもさそり座ですが建国チャートの11ハウスの終わりに来ています。

この反対に天王星がノースノードと合になっているのですが、このオポジションはすごいですね。

この天王星は建国の時のサウスノードの支配星でもあるので、アメリカは少し高い視座から見て、常に進歩しようとするような、何かを変えていくために突然変わるような、そういうエネルギーを持っています。

そこをアップグレードしていくようなエネルギーを持っていて、それをもっとハートベースで目の前のことをワクワクしながら輝かせていくようなことをすることで、ここの統合ができるようなエネルギーです。

建国図の月はみずがめ座なので、情に流されたりしないで、客観的な視座をもって学んだりコミュニケーションをとっていくというエネルギーを持っています。その分、ちょっとクールな感覚になりがちなところがありますが、今回の回帰図の月は1ハウスいて座です。

国民も今までストイックになっていたところを、しっかりとハートでコミュニケーションを取っていくことがとても大切なテーマになっている月です。

建国図の月と回帰図の土星が合になっていますね。土星と月が絡むと、非常に大事なタイミングが来ているということです。

今回の冥王星リターンの時の火星はおうし座の4度にいるのですが、これは建国チャートのノードにまたスクエアなのですごく刺激を受けています。

ですから、このノードの学びをする時に、おうし座の火星をしっかり使うことがとても大事なテーマになってきます。

回帰図のノード軸に対しては、月と土星がかなりタイトにスクエアを取っていて、オリジナル(建国時)のノード軸には火星がスクエアを取っています。

これだけノード軸にハードアスペクトを取るということは、本当にパワフルで、変化をしていかなければならない時なのです。

アメリカはこれから本当に変わると思います。そして、何度も言いますが、2ハウスは何のハウスかと言うと、価値観を変えていくこと、そしてファイナンスもあらわしますから、アメリカのファイナンスも大きく変わっていくでしょう。

さらに、ノースノードがおうし座にいるということは、もともと2ハウスはおうし座のテーマなので、ここにもファイナンスがこれから本格的に変わっていくメッセージが示されています。

今回はアセンダントがさそり座ですから、浮き沈みがすごいことになると思いますし、いろいろなカルマが噴き出てくるようなこともありますが、それもこれからアメリカが大きく変容していく1つのプロセスなのです。

海王星もオポジションになっているので、このエネルギーはしっかりと国民一人一人が天とつながるような生き方をしていった時は、導かれてよい方向に変わっていくでしょう。

そのためには、今のリーダーシップや、今までの金融の仕組み、政治の仕組みなどが、もう一度大きく変容していく必要があると、2020年の土星と冥王星の会合周期が始まった時から、しっかりとメッセージが発せられていましたね。

この時土星と冥王星の新サイクルのときのアセンダントもおうし座の1度なのです。(動画ではやぎ座と言っていますが、おうし座です。)

そして今回の冥王星回帰図の火星がおうし座4度で、この時のアセンダントに重なってきています。おうし座のテーマが繰り返し強調されているのがわかるでしょう?

このようにアメリカもすごいタイミングが来ているので、外側はグチャグチャなカオスの乱世ですが、一人一人が気付いていくことで、確実に変わっていける時が来ていると思います。

今年はこれから地球全体に激しいエネルギーが降り注がれますが、アメリカも大きく変わっていくタイミングが来ていることがよく分かります。

風の時代のエネルギー解説

2022年7月から12月のエネルギー

7月から12月になるまでの間は非常に激しいエネルギーが続きます。特に8月1日/2日には、火星が天王星とノースノードとおうし座18度のところで、トリプルコンジャンクションを形成します。これは非常に激しいエネルギーです。

もうすでに、激しいエネルギーがどんどんながれてきているので、アメリカでは昨日ジョージアのガイドストーンが爆破されて、今日は安倍元首相が亡くなったとか、いろいろなニュースが出ていますが、ニュースも何が真実かについてしっかりと精査していく必要があります。

土星が3ハウスにいますから、そういったこともしっかり見ていくことがアメリカはとっても大切なテーマですね。

深いところに隠されていた、さまざまな秘密がこれからも暴かれていきながら、だんだん人々が目覚めていくようなフェーズに入ってきているのだろうと思います。

10月になってくると天王星と土星も18度でパータイルのスクエアを形成し、激しいエネルギーのピークがやってくるでしょう。その頃はこの火星がふたご座で逆行もしています。

2022年の夏至からは、アメリカだけではなく世界中で、ものごとがどんどん進んでいきます。

古いシステムが破壊され、溶解して、次の新しいものが出てくるタイミングとなっていくので、起こってくる事象も非常に激しいものが予想されます。

例えば仕事にしても、あまり好きではなくて、つらいけれどこの仕事があるから安心安定で暮らせるからと、自分らしく生きていないものにしがみ付こうとすればする程、外側はどんどん壊れていくようなエネルギーですから、ますます不安になると思います。

これはずっと皆さんにお伝えしてきましたね。

特にアメリカの場合は、建国チャートのノースノードがしし座ですから、太陽の声、ハートの声を聞いて生きなさいと言われているのです。

乱世を生き抜くための大切なメッセージ

このような乱世の時代には、外側にフォーカスをしていては不安が増すばかりです。

こういう時こそ、自分の内側のハートの声にしっかりと耳を傾けていくことで、自分のパワーの中心が自分の内側にしっかりと根をはっていることを確認する作業がとても重要です。

そうすることで、一人一人が自分らしく生きていけるようになる時代を自らが創っていくのだという意識を持つことがとても大切だというメッセージが下りてきています。

今まで権力を握ってきた人たちが進めてきた、グローバリズム、新世界秩序というのは、国家という枠組みを取り払って、世界をすべて一つの秩序で統治していこうとするプロパガンダです。

それは、要するに一握りのリーダーの都合のいいような仕組みにしようというプロパガンダであり、マスコミもそういう論調でそのプロパガンダを喧伝していましたが、いよいよもって、それは立ち行かなくなってきています。

なぜなら、本質的には宇宙の真実というのは海王星が表している天からの導きによってもたらされるからです。

その導きに従って、地球としっかりつながって生きることが、唯一新しい時代をつくっていく道しるべなのだと思います。

天と地とつながるということの重要性は、今のノースノードがおうし座にいて、天王星もおうし座にいることからも明確に示されています

おうし座は地のサインで、地球そのものと一番強くつながっているサインです。天王星はみずがめ座の支配星で天のエネルギーを象徴しています。

ホロスコープでもよく分かりますが、同じ時間であっても、生まれたところの土地によって、アセンダントの位置は違ってくるのです。

つまりその土地その土地の気候とか文化は全部地域によって違うのです。

日本のように四季があってモンスーン気候の土地と、アフリカの砂漠のような地帯、北欧のほとんど氷に閉ざされてるようなところ、これらを全部同じやり方で統治することも、同じ生き方をすることもできないのです。

土地の個性に合わせて、その地域の人たちが一番生きやすい生き方というものがあるのです。

唯一の真実を表す天の導きにしたがって、その時の個性を大切に生きていく生き方を否定するプロパガンダが行き詰まるのは宇宙の原理からみて当然のことだと思います。

個人レベルで言っても、これからの時代は世の中の外側の仕組みにとって都合がいい生き方を目指すという外側に自分を合わせる生き方は行き詰ってしまいます。

自分のハートの魂が心地いいな、自分が安心できるなと感じるところは一人一人みんな違うのですから。

そして天の導きはただ一つ、あなたが幸せでいることを選びなさいということだと私は思っています。

それには自分のハート=魂の声を聴いて、それを信頼して生きていくことです。

この自分の魂の声をはっきりと確認できる素晴らしいツールが、私が皆様にお伝えしているコンシャスネスアストロロジー=意識の進化占星学なのです。

ハルミ
ハルミ

この乱世の時代に私が貢献できることは、この素晴らしいライフナビゲーションツールを、日本の皆様に伝授していくことだと信じて、今を生き続けてきました。
そうすると不思議なぐらいたくさんのサポートが天からも送られてくるのだと実体験として痛感しています。

新しい時代の始まりに届いたメッセージとは

これからの時代は、自分の価値観をもう一度しっかりと見直すことで、自分の価値観と同じようなものに共鳴してくる仲間とつながっていく生き方がとても大切になっていくと思います。

そのような仲間を、限られた地域に縛られたところで見つけることは難しいかもしれませんが、今はインターネットで集まって交流できる時代です。

時間と空間を超えて人々がつながっていける、それが風の時代と言われている時代の特徴です。

その時に大切なのが、まず、自分が天と地とつながっていくこと。

天と地とつながりながら、横にネットワークのように仲間とつながっていくことで、一人一人が自分の個性を大切にしながら、仲間と共に協力して新しい社会を作っていく時代が来ています。

そして、そういう時代に変化していく時が来ているのです。これはアストロロジー的に言うと、いろいろな切り口で解説することができます。

例えば今、私がヴィーナス会員やミラクル会員という会員制を作って、アストロロジーを皆さんに学んでいただくような仕組みを作りました。

これがいい例だと思います。

特にヴィーナス会員は、一緒に学ぶ仲間としては日本の方が多いですが、外国に住んでいらっしゃる方も参加して、私もアメリカから一緒に参加をして、いろいろなイベントや勉強会をしているサークルです。

みずがめ座の時代になるということはそういうことです。

アメリカは2022年に古いものが壊れて新しいものが立ち上がってくる時に、冥王星が建国したところに戻ってくるタイミングが来ます。

もう一度おさらいすると、その2回目の回帰チャートでは、月が1ハウスいて座にいるので、国民一人一人が自分らしく、自分の真実とは何かを探していくことが、とても大事なメッセージになってきています。

この時の木星はおひつじ座にいて、アメリカ建国チャートに重ねるとおひつじ座はICになります。ICということは、自分のホームで、国民一人一人の基盤になるようなパワーを培っていくところです。

ICとMCのポイントというのはパワーの軸です。これは今、私が提供している「12ハウスリーディングマスタープログラム」で詳しくお伝えしています。

ICから始まる4ハウスに、アセンダントのチャートルーラーである木星がおひつじ座1度で来て、さらにその木星は1ハウスにあるいて座の月のディスポジターでもあるのです。4ハウスはもともとかに座のエネルギーも持っています。

また、本来4ハウスのテーマを象徴しているかに座に太陽いるので、この4ハウスをしっかり見て国民がしっかりとのびのびと、自分らしく生きるということが、アメリカが大きく変わっていくために大事なメッセージになっています。

この1ハウスの支配星は木星ですが、ホロスコープの基本元型で見ると1ハウスはおひつじ座のエネルギーをもっていますから、そのナチュラルルーラーは火星ということになります。

火星はどこにあるかというと、5ハウスです。元型で言う5ハウスはしし座でその支配星は太陽ですから、そこは自分を思いっきり輝かせるところです。

アメリカの建国の時の太陽は、かに座で水星がピッタリ重なって、そして、今回の冥王星リターンの時の太陽も、かに座にいます。

だからアメリカは、月=かに座=国民=自分の居場所=基盤をしっかりと築くことで導かれて、大きく輝き変わっていけるというメッセージが、強く響いてくる冥王星リターンになっています。

冥王星リターン直後のアメリカのやぎ座満月解説

冥王星リターン2日後の7月13日は、やぎ座21度21分で満月になります。

日本の皆さんのチャートに関しては、ミラクル会員のエナジーナビで、昨日配信しています。

ミラクル会員に入って、エナジーナビを見たい方は、下のウェイティングリストから入会希望とメッセージを添えて申し込んでいただいたら、事務局で対応します。

こちらからどうぞ↓↓

ミラクル会員入会ウェイティングリスト

これからの2022年7月から後半は、世界中でいろいろ大変なことが起こると思います。

7月の満月はやぎ座の21度で起こります。その時アメリカの場合はまたアセンダントがさそり座です。

土星と冥王星が2020年1月13日(アメリカは12日)に重なったところはやぎ座22度です。

つまり、ここと月がほぼ同じところで満月が起こるのです。そして満月ですから反対側には太陽がいて、この軸がもう一度大きく刺激を受けるのです。

満月の太陽は建国時の水星と合で、火星もアセンダントとぴったりオポジションになっていて、それが建国の時のノード軸にスクエアとなって不動宮のグランドクロスを作っています。

これには、満月の時のMCもかさなってくるので本当に激しい変容のエネルギーですね。

アメリカも2020年に始まった土星と冥王星の新サイクルのなかで、2度目の冥王星回帰が来て、この満月以降、まだまだ激しいことがたくさん起こってくると思いますが、10月くらいが1番激しいピークになります。

ただ、この7月が多分一番いろいろな「えっ?!」と思うようなことがどんどん出てくるタイミングです。

さっきも言ったように、火星と天王星とノースノードがおうし座で重なってきますから、何か暴力的なことや、突然に何かが起こりやすくなります。

そしておうし座ですから、地震や災害なども起こりやすいエネルギーですが、それは全て次のステップに行くための変容のプロセスでもあるのです。

今回の満月はやぎ座21度で(動画では「2回目の冥王星リターンの月」と言っていますが、正しくは「今回の満月」です)、この土星と冥王星の新サイクルをもう一度思い出させるところにあり、今のノード軸ときれいなトラインを取っているので、これは国民の一人一人が自分の内側をしっかり見ていくことでノースノードに導かれていくような感じがします。

アメリカが変わっていくということは、日本にも大きな影響を及ぼしてくるでしょう。

ウクライナがいい例ですが、世界中の国の境界線(土星)が変わってくる(冥王星)だろうし、今まで世界の裏で牛耳ってきたような影の支配者やシステムみたいなものも(やぎ座の冥王星)、これから大きく変容していくだろうと思います。

グローバリズムでひと握りのリーダーが世界を動かすというような生き方ではなく、地域地域の個性を大切にした生き方をしなければいけないということを、宇宙が明確にメッセージとして伝えてきています。

私たち一人一人が自分の内側で、ハートの声を聞いて、魂の声を聞いて生きていくことで、ハートが思いっきり輝いていき、新しい時代を作っていきます。それが、乱世の時代を生き抜くストラテジーなのです。

これを配信するのは日本の選挙が終わった頃になりますが、世の中を政治家に変えてもらおうと思っても今までのやり方では変わりません。

日本国民も、一人一人がリーダーになって自分たち自らが世の中を創っていくという意識をもって生きていくことが重要です。

それぞれが自分の価値観を確認して、自分のハートの声を聴いていく生き方をすることで、社会そのものが変わっていって、最終的に政治の形態も変わっていくのだと思います。

主権は国民にあって、私たちはクリエーターなのだと目覚めていきなさいというのが、今、宇宙から大きなエネルギーとして注がれていて、その国のいろいろなタイミングで、いろいろなことが起こってきてるのだろうなと思います。

アメリカも産みの苦しみ、死と再生のプロセスの中で新しいものを生み出すための、そして本来の自分になるための大きな試練の時を迎えています。

日本の皆さんにも同じようなメッセージが来ています。

日本の国民として、日本の国をどのような国にしていきたいのか、国民一人一人が考えて行動を起こしていく時がきているのです。

伝統を大切にしながら、だからといって、ただ古い風習だけに合わせていくような生き方ではなく、価値観が同じような人たちとのご縁を大切にしながら、ダイナミックに各自が社会に参加していくような時代が来ているのではないかと思います。

長い動画になってしまいましたが、今回のシリーズはこれで終わりにしたいと思います。

冥王星リターンの第3回目が12月にあるので、秋以降に世の中の動きを確認しながら、そのエネルギー解説もお伝えしようと思っています。

冥王星リターンは、246~8年に1回しかありません。

ハルミ
ハルミ

アメリカは建国以来、一番大きな危機でもありますが、新しく再生していくための大切なポイントを迎えてきているということを、皆さんとシェアしたかったので、参考になれば嬉しいです。

Thank you so much, and so much love, Harumi

この記事はYouTubeでもご覧いただけます

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