【風の時代の特別解説】コンシャスネスアストロロジーで読み解く~今アメリカで何が起こっているのか?第2弾 その② 冥王星リターン第1回目

風の時代にコンシャスネスアストロロジーで読み解く

シリーズ1回目の復習と今日お話すること

ハルミ
ハルミ

皆さん、こんにちは。エネルギーナビゲーターの大旗ハルミです。この記事はYouTubeで配信した動画の内容をもとに、新たに書き下ろしたメッセージを加えてお届けしています。

今日も【特別解説】「今、アメリカで何が起こっているのか」第2弾シリーズをお届けします。

2021年1月20日に同じタイトルでアメリカの冥王星回帰のお話をお伝えしました。

2022年2度目の冥王星回帰が2022年7月11日にやってきます。

それについての解説を短めの動画をいくつかに分けてお話しようと思っています。

1回目の動画は初めての方への自己紹介や、アストロロジーのことを全然知らない方のために、基本を簡単に解説しながらお話したので、少し長い動画になってしまいました。

シリーズ第2弾1回目の動画 、【特別解説】コンシャスネスアストロロジーで読み解く~今アメリカで何が起こっているのか?第2弾その①土星と冥王星の新サイクルとアメリカ建国チャートはこちらからどうぞ↓↓

シリーズ第2弾1回目は、土星と冥王星の合(ごう)が2020年1月12日に起こって、ここから大きな変容のサイクルが起こってきたというお話をしました。

今年2022年に1回目の冥王星回帰が起こってくるのが、2月20日です。その次に起こるのが7月11日、そして最後に起こるのが12月28日です。

前回、アメリカが建国された時のチャートがあるというお話もしましたね。

これが1776年7月4日午後5時10分、フィラデルフィアで独立宣言をした時のチャートです。

この時、冥王星の位置がやぎ座27度32分だったのですが、今、冥王星がここに戻ってくるタイミングが来るのです。

これも1回目の動画でお伝えしましたが、冥王星は周期が248年くらいです。

建国してから初めて、冥王星が建国した時の位置に戻ってくることを冥王星リターン、冥王星回帰と言います。

今年の冥王星回帰の前に、2020年1月12日には土星と冥王星が新しいサイクルになっています。

ここが、世の中が大きく変容していく一番大きなピボタルポイントと言って、ここから前と後では全く違うエネルギーになってくるタイミングでした。

他にもいろいろなことが起こって、2020年はアストロロジー的に言っても大きく変容する、時代が変わっていく時でした。

土星と冥王星の合はやぎ座22度で起こったのですが、その時のアメリカのチャートがこれです。

いよいよ来年くらいに冥王星がやぎ座を通り抜けていきます。アメリカが新しくなって、大きく生まれ変わるタイミングが来ています。

世の中本当に今年はますます激しいエネルギーが流れてきていますから、今日はそれについて解説をしていきたいと思います。

アメリカのシブリーチャートを読む

このシブリーチャートについては前回少しお話しましたね。

冥王星がやぎ座27度、2ハウスですが、アメリカの場合はたくさんの星がこの地平線の東側、7ハウスから9ハウスまでの間、第3クワドラントに集中しています。

10天体あるうち火星、金星、木星、太陽、水星 そして海王星という6つの星が3つのハウスに集中しています。

特に7ハウスに3つ、8ハウスという、もともとのさそり座のハウスに2つ、その他にさそり座にはノースノードというとても大事なポイントと、パートオブフォーチュンとバーテックスと言われている大事な感受点が全部含まれているのです。

ここからアメリカはどういう意図を持って生まれているかが見えてきます。

アメリカは、本来の自分の価値観や、自分が持ってるリソースを常に改良していくことで、いろいろな国との関係を大切にしながら、その関係の中で一緒になってお互いの価値を認め合いながら、成長していくことを学ぼうとしているエネルギーです。

なおかつこのチャートのやぎ座の支配星である土星は10ハウスにあるので、やはりアメリカは世界的なリーダーになっていく役目を持っているのです。

でも、海王星が9ハウスにあってMCという子午線の一番高い位置に近いので、これが一番カルミネートしています。

カルミネートとは、一番高い位置にあるということです。

アメリカでは大統領の就任式の時も聖書の上に手を置いて宣誓するように、ピューリタンやキリスト教の原理のようなものをベースにして築かれた国です。

ですから、宗教は置いておいても、非常にスピリチュアルなものに導かれていくことを学ぼうとしている国でもあるのです。

まだほかにもいろいろなメッセージが入っていますが、簡単にざっと見てみるとそんなメッセージが伝わってきます。

今年1回目の冥王星リターン

今回はまず、今年2022年2月20日の最初の冥王星リターンを見ていきたいと思います。

今年は本当に激しいエネルギーが来てましたから、いろいろありましたね。この頃はオミクロンがどうだとか、新型コロナでなんだかんだとやっていた頃です。

バイデン大統領も、本当に大統領なのかどうか分からない感じになってしまいました。

でもこの直後、確か2月24日、この冥王星回帰が起こったすぐ直後に、ロシアとウクライナの戦争が始まりました。

ですからやはり何かタイミングというものがあるのです。

そしてこのチャートは、実は非常に面白いチャートです。なぜかと言うと、アセンダント=東の地平線が、かに座の22度なのです。

ということは、ディセンダントがやぎ座の22度です。皆さんはこのやぎ座の22度で、何があったか覚えていますか?

先ほど解説した土星と冥王星が新しいサイクルになったのも、このやぎ座の22度だったのです。

この第1回目の冥王星リターンは、この時のこの土星と冥王星の新しいサイクルからも大きく刺激を受けているのです。

なぜかというと、この冥王星リターンチャートのディセンダントと同じ度数で土星と冥王星の合が起こっていたからです。

そしてこの冥王星リターンの時も太陽が8ハウスです。建国チャートも太陽は8ハウスでした。

8ハウスはもともとさそり座のハウスなのですが、今年1回目の冥王星リターンではみずがめ座とうお座になっています。特に太陽はうお座ですから、宇宙の導きに合わせていいかないと、どうにもならないエネルギーです。

そして、冥王星はやぎ座27度33分で、建国の時の冥王星の位置とぴったり重なっています。(冥王星回帰)

金星と火星もやぎ座にいます。そして月は4ハウスてんびん座22度で、アセンダントとぴったりスクエアになっているので、とてもパワフルな月です。

月は前回お話しましたが、国家を見る時は国民を表します。

この動画をご覧になっている皆さん全員がアストロロジーのことを分かっている訳ではないので、ここでは詳しく解説はしませんが、アセンダントがかに座で、月はかに座の支配星ですから、このチャートのチャートルーラーということになります。

このディセンダントとアセンダントの軸には、火星と金星も一緒になっていて、冥王星もすぐ近くにいますから、激しく変わっていくタイミングが来ています。

その要になるのが、月が表す国民なのです。

国民よ、目覚めなさい、そして自分の一番の基本の立ち位置を見ていかなければいけないよというメッセージです。

冥王星がいるのはやぎ座で、やぎ座の支配星は土星ですが、それがみずがめ座に来ています。

風の時代のアストロロジーで読むメッセージ

アメリカの進化に大事なテーマの読み方

今のノードはさそり座とおうし座にいますが、建国の時のチャートのノードは、ノースノードはしし座、サウスノードはみずがめ座です。

この支配星は天王星なので、ここは大きなオポチュニティになります。

今回、冥王星リターンの時は天王星はおうし座に入っていますが、ノードとはまだ少し離れています。

でも、ノースノードがおうし座にいるので、おうし座の支配星である金星はすごく大事です。

それがディセンダントの火星と重なって、6ハウスにいるでしょう?そして金星と火星がぴったり重なっています。

サウスノードはさそり座なので、さそり座の支配星は冥王星ですが、冥王星が発見される前は火星だったので、この火星と冥王星も非常に重要です。

この二つのノードのルーラーが全部ディセンダントの前後で重なっているのです。これにはとても大きなメッセージがあります。

最終的にアメリカはノースノードが11ハウスに来ていますから、今までのやり方を変えていって、もっと地に足を付けて、仲間と一緒に成長していくみたいな、そんなテーマが隠されています。

このテーマをしっかりと取り組むために重要なのが、ノード軸のディスポジターの示すところに注意を注ぐことなのですが、それがすべてディセンダントをはさんで6ハウスの終わりと7ハウスの初めに固まっているのです。

ハルミ
ハルミ

そのメッセージをひと言で言えば、「自分の果たす6ハウスの奉仕の内容をしっかり精査、改善していくことで、意識を大きく変容させてお付き合いをしていく各国との関係を変容成長させていくことができますよ!」となるでしょう。

面白いことに、海王星がうお座の22度で、建国の時の海王星は、おとめ座の22度です。

つまり冥王星が建国時の冥王星の位置に戻ってきた時に、海王星はぴったりオポジションになっているのです。

建国チャートと土星と冥王星の合を重ねて読む

シブリーチャートと冥王星リターンのチャートを重ねると、こんなチャートになります。

冥王星リターン1回目、2月20日のチャートです。

この時に、建国チャートに重ねているので、アセンダントかに座22度というのは、建国チャートでは8ハウスになっています。

かに座のエネルギーは、自分のタイミングで自分の大切なところ、グローバリズムではなくて、個人的な先祖から培ってきた自分の基盤になっているスペースをちゃんと見ていくということが、非常に重要なテーマになっています。

冥王星は27度ですが、金星と火星もここに重なって、2ハウスのテーマが大きく刺激を受けています。

2ハウスですから、アメリカの建国の時の価値というものをしっかりとアップグレードして変えていくことで、もう一度その原点に戻っていきなさい、建国した時に変わっていこうとしたことをちゃんとやっていますかということを試されている気がします。

今のノード軸は6ハウス-12ハウスなので、カルマがいろいろ出てくる感じですね。

でも、アメリカがもう一度原点に戻って、自分の価値をもう一度見直して、国民がしっかりと目覚めていくことによって、国民がリーダーになって国を再構築していく感じがします。

2月の冥王星リターンのチャートだけだと、国民がしっかり自分の立ち位置を見ることでしたが、実は建国チャートと合わせると、月は10ハウスになってくるので、そうすることで国民が10ハウスで権威を持っていくようになることを伝えています。

建国チャートではアセンダントがいて座なので、木星も重要になってきます。

建国チャートの木星は金星と一緒になってかに座にいます。

冥王星リターンのチャートでは木星は3ハウスうお座11度で、アセダンときれいなTスクエアができています。

これはとてもパワフルな木星の配置になり、建国チャートのアセンダント、いて座のエネルギーをしっかり学ぶために、今回の冥王星リターンでは、うお座が象徴している宇宙の導きの波を信じて、覚悟を決めてその波に乗っていくことが大切なのだと思います。

建国チャートの天王星はディセンダントのすぐ近くにいるので、アメリカは常に、自分の役目を自分だけではなく、てんびん座的に相手のこともよく見た上で、一緒になって成長して変えていくという視座を持てる国なのです。

天王星は建国チャートのサウスノードのルーラーでもあるので、このTスクエアはすごく刺激を受けています。

このチャートではあえてハイライトをしていませんが、2つの海王星がオポジションになっています。

建国チャートのみずがめ座ノースノードには、冥王星リターンの時の水星がピッタリと重なっていて、そのノードの支配星である天王星がおうし座にいて、その水星とTスクエアを作っています。

冥王星リターンのチャートのサウスノードと冥王星は60度のアスペクトを取っているので、ここにはオポチュニティが来ています。

冥王星のテーマに取り組むことで、サウスノードのカルマの浄化などを促進していけるでしょう。

海王星も太陽も3ハウスで、この海王星の反対側に建国チャートの海王星がいて、冥王星回帰のサウスノードも建国チャートの12ハウスに来ています。

ですからアメリカは今、混沌としている中で、本当に仕組みがどんどん壊されていくけれど、宇宙からの大きな導きが来ているのです。

目覚めていくことに意識を持ってくると、変わっていけるのです。

しかし、現状を見ていると、リーダーと呼ばれる政治家が血迷ったようなことをしてお金を大量にばらまき、ひどい物価上昇になって経済は大混乱。

さらにウクライナには武器などを送って税金を使い放題です。南部国境の移民管理も全くコントロールされていないまま、治安もどんどん悪化しています。

先日の建国記念日の時には、シューティングがあって、銃乱射事件で6人が亡くなりました。

このように外側を見てると、非常に不安になってしまうほどの乱世です。

でもこのチャートを見ると、私たち一人一人が気付いて、今目の前に取り組むべきことを取り組んでいくことで、大きな導きが来るのがわかります。

このおうし座にいる天王星が、天と地とつながれと言っているのです。

アメリカ自身がしっかりと地球とつながって、天と地とつながって、自分の役目を果たすことで、アメリカは(建国チャートの)ノースノードのほうに大きく進化していけるエネルギーが来ている気がします。

全てに絡む月のエネルギーを読む

まだまだ激しいエネルギーがたくさん来ていますよ。例えば、冥王星リターンのチャートでは金星と火星がやぎ座で一緒になっています。

これはアセンダントとオポジションになっていて、建国チャートの水星もここに絡んできています。

これと、冥王星リターンの時の月がふたご座22度、この反対側にカイロンがいて、活動宮のグランドクロスができています。

このアセンダントの反対が、土星と冥王星が合になって新しいサイクルになったポイントで、冥王星リターンのアセンダントはここを刺激しています。

私のネイタルチャートもアメリカのチャートと少し似ていて、2ハウスがやぎ座です。

そしてここの21度に私の火星があります。私は太陽がおひつじ座なので、その支配星である火星はとても大事です。

ですから、私も2ハウスのテーマを大きく変えていきなさいという導きが来ていたことがよく分かります。

アメリカもすごいですね。このグランドクロスに常に絡んでくるのが月です。

アセンダントがかに座なのに、月はてんびん座にいてスクエアですから、この月のテーマ、私たちアメリカ国民がかに座をしっかりと見ていくことで、大きく癒され進化していけるエネルギーが来ています。

それから、この冥王星リターンの時のノード軸に対して、ネイタルの月がスクエアです。

このように全てに月が絡んでくるので、国民が目を覚ますというか、ボトムアップで変えていくということが大きなメッセージとして来ているような気がします。

さらに、建国の海王星と冥王星リターンの海王星がオポジションになっていて、火星がここにスクエアで、ここにもTスクエアができています。

建国した時のチャートの火星はふたご座7ハウスで、もともとてんびん座のハウスです。そして今回の天王星リターンの月はてんびん座にいるのです。

ですから、自分のことだけではなく、パートナー、国で言えば国家間を、しっかりと事実を見ていくということが大事なエネルギーです。

日本もそうですが、情報などをいろいろ操作する中で、国民自身にも真実が伝わっていないところがずっとありました。

今はそういうことをやればやる程、どんどん溶かされていくエネルギーです。

そこに気付いて、アメリカが本来の自分の役割を担っていくようになった時は、この火星はとても素晴らしい火星になっていくと思います。

以上が最初の冥王星リターンのエネルギー解説です。

次回2回目の冥王星リターンは、今年2022年7月11日に来ます。

この7月11日の後からは、今年はとても激しいエネルギーが降り注がれてきます。

詳しいことはエナジーナビで解説していますし、今年の年頭から始まった自動生成プログラムという有料プログラムでも、これからのとても大事なことを何回かの講座に分けてお話しています。

そちらを受講していただくと、ご自分がこれからどう取り組んでいったらいいかが分かると思います。

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ハルミ
ハルミ

アメリカがこれから大きく変わるということは、日本も大きく変わっていく時が来ていると思います。

それではいよいよ、次回は2回目の冥王星回帰について解説します。

Thank you so much, and so much love, Harumi

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