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風の時代の生き方をガイドする2022年夏至のメッセージ
星コミJAPANより、近況とお知らせ
皆さん、こんにちは。エネルギーナビゲーターの大旗ハルミです。
今日はここアメリカでは2022年6月21日夏至ですが、日本の皆さんは22日になっているかもしれません。
夏至の前に皆さんに動画を出したいと思いながら、おかげさまで忙しかったので、動画が撮れませんでした。
でも、この夏至だけはどうしてもお伝えしてあげたいと思って、遅ればせながら 動画をお届けします。
夏至は、北半球では一番昼が長い時です。これからだんだん太陽が出ている時間が短くなって、秋分でまた同じになって、冬になっていきます。
いつでも夏至のタイミングは、とても大切なタイミングですが、今年は特に大事です。
ミラクル会員のエナジーナビの配信は夏至にギリギリ間に合いましたので、会員の皆さまは夏至の前にエナジーナビをお楽しみいただけたと思います。
ミラクル会員の募集をしますと前回告知していましたが、今バタバタしていてできなくなってしまったので、下記のリンクから事務局に入会希望の旨ご相談ください。
ミラクル会員入会希望はこちらからどうぞ↓↓
追って事務局からメールを送らせていただきます。
落ち着きましたら新規の会員募集もする予定ですから、もう少しお待ちいただければと思います。
現在、ヴィーナス会員第3期の受付を開始しています。先日開催した無料説明会に応募していただいた方には、説明会の動画と、入会申込みリンクをメールでお届け致しました。
無料説明会の申し込みをするのを忘れていたという方、それから今回初めて聞いて興味を持ったという方は、6月いっぱいまでは受付けますので、事務局までお問い合わせください。↓↓
私はコンシャスネスアストロロジー(進化占星学の一つ)という、日本では学べない魂中心のアストロロジーを教えています。
コンシャスネスアストロロジーでは、皆さんの出生図、つまり生まれた時のチャートを魂の設計図として読んでいきます。
この手法を学んでいる皆さんが、より深く学んでいくために、毎月の勉強会や交流会、そしてアストロラボという研究会やマインドセットなどを行う仲間が集うコミュニティがヴィーナス会員です。
本当に素晴らしいコミュニティが育っているので、興味のある方は1年に一度の募集になるので、6月までにぜひ事務局までお問い合わせください。
日本に降り注ぐ2022年夏至のエネルギーの意味を読む
さて、今日は夏至について、また、夏至から夏にかけてどのようなエネルギーになっていくかということを皆さんにお伝えしたいと思って動画を撮っています。
今はエネルギーがとても激しいのですが、これから夏はもっともっと激しくなってきます。
まず、夏至のチャートについては、ミラクル会員のエナジーナビで詳しく解説していますので、会員の皆さんはそちらを参考にしてください。
夏至は、太陽がかに座0度に入ったタイミングを言うのですが、その時、日本の皆さんはいて座20度がアセンダントでした。
太陽が一番長く出ている日ですし、エネルギーも太陽からすごくたくさん降り注がれるので、このタイミングは毎年、北半球はいつもとても大事なタイミングになってきます。
今回は面白いことに、太陽がかに座0度に入るのは7ハウスで、太陽以外の天体がすべて下半球にあるのです。
そして、ICという一番私たちのサポートシステムを作っていく土台になってくるところがおひつじ座になっていて、火星もおひつじ座にいます。
アセンダントがいて座ということはまず、日本がもう一度、日本人としてのアイデンティティや、もともと持っている日本としての文化、日本人にとっての真実は何かということを改めて見直していくことが求められているのです。
ずっと歴史を見ていくと分かりますが、世界の中の日本という視点で、日本のオリジナリティーをずっと見ていくということは、とても大事な視座だと思います。
例えば、ずっと昔は中国大陸の国と貿易などいろいろな交流がありました。それから鎖国時代もポルトガルやスペインが来て、それからオランダ、開国してからはイギリスやフランスがやってきました。
戦後は特にアメリカという感じで、日本はいろいろなところから影響を受けています。
そして平成時代になってから、なぜか急に日本がおかしくなってしまいましたね。
今が大変容の時代と言われる理由
今は大きな乱世になっています。この話はずっとしてきていますが、アストロロジー的に言うと、大変容の時代が来ているのです。
今まで私もずっと動画や有料のウェビナーを通してお伝えしてきましたが、私が持っている1万年のデータ(紀元前5000年から紀元後5000年)の中で3回しかないような事象や、1回しかないような事象がずっと続いていて、今はとにかくスペシャルな時です。
1人1人が自分らしく生きていかなければならない時代が来ているので、今は地球人類全体が総決算をして、自分自身に気付いていきなさいというメッセージが降りてきているので、それを後押しするような事象がいっぱい起きているのです。
2008年に冥王星がやぎ座に入ったということも、1つの大きなきっかけになっています。
冥王星は250年弱で太陽を1周しますから、今から250年ほど前も、冥王星はやぎ座にいましたし、そういうことは過去に何度もあります。
しかし、それ以外の海王星、天王星、土星の配置など、いろいろな天体やノードの配置の組み合わせによって、エネルギーの質が変わってくるのです。
最近、宇宙はプラズマでできているという研究が進んでいるそうです。
私は皆さんに説明できるほど理解しているわけではありませんが、宇宙に存在する物質のほとんどがプラズマでできているのだそうです。
イギリスのサイエンティストが書いた本が出版されたらしいですが、まだアメリカでも売っていないそうで、イギリスのアストロロジャーの方が、そのインタビュー動画を上げていて面白いなと思いました。
天体のいろいろな組み合わせ(アスペクトなど)が、地球にどのように影響を及ぼしているかということについては、実際に振り返ってみた歴史から実証されています。
アストロロジーでエネルギーを読むと、そういう事象が起こるということを確かに示しているのです。
ただ、どうしてそう言えるのかという部分が今の科学では説明できなかったのですが、それが解明されつつあるというお話だったので、とてもワクワクしています。
やぎ座冥王星が引き起こす、生まれ変わるためのエネルギー
今はそういう意味で、とても激しいエネルギーが来ています。
それは、原点は何だったのかもう一度気付きなさいというエネルギーが強くなっているのです。
作り上げてきた世の中の仕組みが本来の目的を失って、こうでなければならないというかたちが、本来の宇宙そのものである私たちが持つ生き方と、随分かけ離れてしまった状況になってきているからです。
自動生成プログラムではいろいろそういうお話をさせていただきました。
やぎ座に冥王星がいるということは、冥王星のテーマは死と再生で、それがやぎ座が表す国家、境界線、政治、医療制度、教育制度や金融制度といった仕組みそのものを、どうにもならないものは破壊して、全く新しいものを作っていく時が来ています。
冥王星はやぎ座の最後の数度を運行しており、その働きが最終章に来ています。
今年はアメリカが建国されて246年です。アメリカは建国した時の冥王星がやぎ座27度にあるので、今年は冥王星が同じ場所に戻ってくる冥王星リターンの年なのです。
これからアメリカは本当に大きく変わっていきます。
アメリカは本当に一度壊れて、新しくなるようなタイミングですから、すごいことが確実に起こっていて、大混乱です。
でもこれは、全く新しくするための1つのプロセスです。だから、世界中がそれに巻き込まれるし、日本も必ず何かが起こってくると思います。
今、地球全体がそういう状況ですが、アメリカの場合はそれがものすごく激しく出ているということです。
アメリカの冥王星リターンについては、以前YouTubeで解説しています。興味のある方はYouTubeまたはブログ記事でお楽しみください。(YouTubeのリンクはブログ記事内にあります)
こちらからどうぞ↓↓
苦しい時代を生きていくために必要なこと
海王星が165年ぶりに自分の支配するうお座に戻ってきています。海王星のエネルギーをひとことで表すと、宇宙の本来の愛のエネルギーと言ったらいいでしょうか。
そういう私たちには100パーセント理解できない高次元の真実に、私たちが気付いて開いていく時です。
これから本当にスピリチュアルな精神性をしっかり持って、天とつながって生きていかないと、非常に苦しい時代になっていくと思います。
今、それが確実に起こってきていますね。
私たちが宇宙とつながっていく、天とつながっていくということは、宗教に入らなければならないとか、信仰を持たなければならないという意味ではありません。
もともと日本人は氏神様や神社などを通して、人間も自然の中の一部であって、一緒に恵みを受けて感謝して生きるという、自然に対する信仰を持っています。
私たちが生まれる前からそこにあったものに対する、大いなる畏敬の念があるのだと思います。
ただ、西洋文明がいろいろな形で入ってきて、経済ばかりが優先されてきて、政治も含め、企業のあり方、金融あり方も、ここ30年くらいは日本が何かを見失うような状況が続いていました。
でも、もうそこがどうにも立ち行かなくなっていることは誰の目から見ても明らかであると思います。
これからは外側にロールモデルになるものを探しても、何もないのです。そしてそのことに私たちはとても不安になるのです。
このような時は、私たちが本来どうあるべきかというところに立ち戻っていく必要があります。そのためには、天とつながる必要があるのです。
八方ふさがりという状態でどうしていいかわからないとお嘆きの方には、天(上)と地(下)という方位をいれて十方で考えていくとよいのです。
どうやってつながったらいいのかと言えば、自分のハートの声を聞くことです。
私たち1人1人が持っている魂の声を聞く時は、マインドだけではなく、ハートとつながって、ハートの声を聞くのです。
本当の自分がどう感じているかで判断していくことが大事なのだと、私は皆さんにずっとお伝えしてきました。
コンシャスネスアストロロジーで読む魂の設計図
もう1つ、とても参考になるのが皆さんの生まれた時のネイタルチャート(出生図)と言われているものです。
私が皆さんにお伝えしているコンシャスネスアストロロジー=魂の意識の進化のアストロロジーでは、宇宙の暗号が全部そこに入っていて、皆さんの魂の設計図として読むことができるのです。
そこで自分のエネルギーや設計図が分かってくると、自分にはどんな過去生があって、どんな経験をして、今生は何を学ぶために生まれてきた魂なのかが分かります。
この場合、経験と言っても具体的な経験のことではなく、経験をしたことによって感じてきた感情体験のことです。
どうして私はこういうことにこんなに敏感に反応するのだろうと、不思議に思うことはありませんか?ここに大きなヒントがあるのです。
コンシャスネスアストロロジーを学ぶと、そういった感情体験をしっかり統合していくことや、これから何を学ぼうとしているのかといったことが分かります。
そのうえで自分の人生を振り返ると、確かに自分の人生にはそういう導きがあって、自分も苦しみながらそこを乗り越えて、知らず知らずのうちに導かれて生きてきたことが分かるのです。
そうすると、心の底からよくやったねと自分のことを認めてあげられるようになります。
そしてもっとクリアに、こういうことを学びたかったんだ、そのためにこういう経験をしたんだと、丸ごと全部OKになっていくのです。
私たちは自分の学びをより進化させ、魂を成長させたくて生まれてきています。
今までは無意識でなすがままに生きてきたところを、意図するところにしっかりと意識が向いていくことで、本当に自分らしく生きられるようになるのです。
そうなった途端に、天と地とつないで常に自然と体を大切にしながら、自分という中心をしっかり作っていくことに意識を集中すれば、外側に自分を押し付けるような基準を見出さなくなります。
今は外側に安心できる基準を見出そうとすればするほど、ますます苦しくなって路頭に迷います。
パワフルな夏至のメッセージ
今は乱世の時代ですが、次の時代を私たち自身が作っていける、そんな時代が来ているのです。
そういった意味で、この夏至はすごくパワフルです。
自分自身が権威を持って生きなさいと、宇宙が伝えてきています。
4ハウスはおひつじ座です。その支配星であるの火星も4ハウスにいます。
私たちが自分の基盤をもう一度勇気を持って作っていこうとすることが大事です。
冥王星も2ハウスでやぎ座ですから、私たち1人1人が自分の価値や自分を認めているかどうかを見直して、本来の自分をありのままで受け入れていくことも学ばされています。
さらに私たちの中にある、こうあるべきという条件付けみたいなことも、それで本当にハッピーな生き方なの?と宇宙が問いかけてくるような配置です。
確かに激しいエネルギーが来ているので、「どうしてこんなことになってしまうの?!」と思う方もたくさんいらっしゃると思いますが、アストロロジーを学んでくださっている方は、少しずつこのことが分かってきていると思います。
風の時代に覚えて欲しい、アストロロジーの正しい使い方
ライフナビゲーションツールとしてのアストロロジー
特に私がお伝えしているコンシャスネスアストロロジー、進化占星学は、いわゆる占いではなく、今日は運がいいとか悪いとかでもなく、自分と向き合うためのライフナビゲーションツールなのです。
道具ですから正しい意図を持って使わないと、逆に自分を追い込んでしまうことも、人を追い込んでしまうこともあります。
例えば、ナイフや包丁といった刃物がいい例です。ナイフは便利な道具ですが、意図によっては人を傷つけてしまう凶器にもなります。
ですが、ナイフを使って素晴らしい芸術作品を作ることもできるし、お料理をする時も切れ味の良い包丁でさっと切ったお刺身は、素晴らしい作品になるし、味も全然違ってきます。
このように、道具はどういう意図を持って使うか、そして、道具を使うためにはスキルが必要なのです。
特に私がお伝えする進化占星学は、 魂の深いところまで見ていきますから、中途半端に学んで使うと、人を傷付けてしまうし、人も自分も違った方向に見てしまうことがよくあります。
私はアストロロジーを教える立場なので、エナジーナビや講座のご感想などたくさんのフィードバックをいただきますし、学んでいる皆さんからいろいろなご相談もあります。
コンシャスネスアストロロジーに限らず、星読みを学んでいらっしゃる方を通して感じることが1つあるので、今日はそれをお話したいと思います。
もしそこれが思い当たることがあったら、ちょっと視点を変えてみましょうというお話をしたいと思います。
そして、夏至のオラクルもさっき引きましたが、そこでも同じようなメッセージが出てきています。
2022年夏至から秋分までのオラクルカードリーディングはこちらからどうぞ↓↓
今が苦しくてつらいのは、星のせいではない
今は激しいエネルギーですから、苦しい思いをしている方が多くいらっしゃいます。
特にアストロロジーを学んでいらっしゃると、よく陥ってしまうのが、こんな激しいエネルギーにどうしたらいい分からない、苦し過ぎますという方です。
例えば今は海王星もすごく強いですから、ネイタルチャートの中で海王星がたくさんのアスペクトを取ったりすると、確かに私たちにはどうにもならないようなことが起こってきます。
でもそれらの出来事は、冥王星もそうですが、星が私たちをいじめるために起こっているわけではないのです。
時間と空間を超えた、私たちには100パーセント理解できないコントロールできないことなのですから、起こったことは受け取るしかありません。
アストロロジーを中途半端に学んでしまうと、どうしてこんなことが起こるの?!ということが起こった時に、例えば海王星のせいでこんなことになったとか、冥王星がこうだからこうなるのだと、星のせいにしてしまうのです。
特にいわゆる星占いのように、表面的に星を読む傾向がある人は、例えば土星と冥王星がこんな風に私の太陽に影響しているから、今、こんなに苦しいことが起こっているのだと言いいます。
確かに、そのような配置では、試練のような事柄が起こってくることがよくあります。例えば太陽と冥王星がスクエアになった時や、土星と冥王星がスクエアで、ちょうど太陽に重なっているような時は、大変なことが起こることが多いです。
それはなぜでしょうか?星がそういうことを起こしているのでしょうか?
そうではありません。
その時は大変に思えることが、私たちを大きく成長させるのです。これをきっかけに成長していきなさいということが起こってくるのです。
たいていそういう時は自分の思ったようにはなりません。
例えば今は冥王星がやぎ座にいるでしょう?そうすると、やぎ座27~29度くらいに太陽がある方は、すごく大きな変容期を迎えていらっしゃいます。
これは一生に一度のことで、この位置に冥王星が来るのは、ほぼ250年たたないとありません。
やぎ座27度前後に星がある方は、もう何年か前から近くに来ていて、今そこを通り過ぎていこうとしています。
この世に生まれてきて、これが私です、私が生きてきて愛を形にしたらこうなりますという、自分のクリエイティビティを思いっきり出そうとしている自分が、大きく変容できる時です。
でも、本来の魂の自分ではない、こうあるべきだと思い込んでいる自分にしがみ付いていたら、それを壊すようなことがどんどん起こってくるのです。
そうすると、どうにもこうにも苦しくて、ギブアップしてしまって、こうなるのは冥王星が悪いということになってしまうのです。
星は私たちに話しかけている
海王星も冥王星も、両方とも私たちにはコントロールできないことが起こってきますが、その破壊の仕方はそれぞれ違います。
冥王星は死と再生で、上からグッと圧力かけて押して、根こそぎ倒していくようなことが起こります。
そして海王星は、私が学んだ先生が面白い表現をしていました。
海王星は水のサインでもあるのでドロドロ溶かすのですが、見えないところでシロアリが内側から大事なところを食い荒らしていって、気が付いたらふにゃふにゃなって、ガラガラと崩れる感じです。
そういうことが実際に私たちの周りで起こってきますが、その時にその学びを私たちがどう受け取るかなのです。
海王星が絡んでくると、手に負えないほどひどい場合は、境界線がなくなるのでいろいろな攻撃が来たり、ストーカー被害に遭ったりといったことも起こりうるのです。
そういう場合、自分は完全に被害者になってしまうのです。確かに大変なことですが、冥王星や海王星がそういうことを引き起こしているわけではないのです。
その出来事を通して宇宙から何に取り組めと言われているかに気付く必要があるのです。
体質的にいろいろなものを引き入れてしまう境界線がないエネルギー(エンパス体質)であることが理解できれば、しっかりとグラウンディングして、自分のエネルギーをしっかり保ってオーラを輝かして、自分の中で意識して境界線をちゃんと作っていけるのです。
これをヘルシーバウンダリーと言って、健康的な境界線をちゃんと自分の中で作ることが私たちには必要です。
そして理不尽なことがあったら、例えば警察にきちんと届けるといった、必要なやるべき手段を取ることも大事です。
ストーカーは特別な例かもしれませんが、女性だったら痴漢に遭うなんてこともよくあります。
そういう体質の方はそういう被害が多いのですが、それだけではなく、私たちは例えば職場の人間関係とか、家族間の人間関係などに悩むことがよくあります。
それは決して一部の人の特別なことではなく、人間として生きている限り、誰しも悩みごとは尽きません。
それを全部外側の誰かのせいにしていることに気付かなければならないということを、宇宙は私たちに伝えているのです。
私は本当はこうしたいのに、みんながそういうことをするから、私は外に怖くて出ていけないとか、なんでこんなことになってしまったのか本当につらいとなってしまうと、自分では全くどうにもできないかわいそうな私!という犠牲者意識で生きてしまっていることになります。
こういうときは、つらいのは分かりますが、宇宙は大切な質問を投げかけているのです。
あなたはどうしたいのでしょうか。
What do you want?
星のメッセージを受け取るために
星のメッセージから、私は何に気付けと言われているのかなという視点を持たなければ、ずっと被害者のままで終わってしまいます。
特に外惑星の動きはとても遅いので、これから2、3年は同じようなところをうろつきますから、何回にも渡って、同じ事象が繰り返し起こされてくることがあります。
でも、それは冥王星や海王星のせいではないし、星が私たちを苦しめているわけでもないのです。
星は本来、自分らしくなるためにどこに気付いてどこを変えていきなさい、何に気付きなさいということを、常にどんな場合も私たちに教えてくれているのです。
その星々の組み合わせから発せられるエネルギーを、高い周波数で受け取り、課題に取り組むことができたら、私たちは大きく変わっていけるのです。
何かが自分の身に起きた時、宇宙は私に何を気付きなさい、どこに取り組んだらいいかということを教えてくれているのかが分かってくると、アストロロジーは素晴らしいツールとして使えます。
一方で中途半端にアストロロジーを学ぶと、私の生まれ持つチャートはこんなにひどくて、その上今の冥王星がここにいるから・・・、海王星がこんな意地悪をするから・・・と話す方が多いのです。
この時、その人の中で何が起こっているかというと、全て責任を外側に押し付けてしまっているのです。
2008年から冥王星はやぎ座を動いていましたから、やぎ座に天体がある方は2008年以降、すごく影響を受けたと思います。
その時に皆さんがどう取り組んだかというところは、すごくいい例だと思います。
いろいろな事例から
例えば私もやぎ座に火星があるのですが、私の火星はやぎ座2ハウスで21度です。何年か前にちょうど失業した頃、冥王星が私の火星とだんだんつながってきて、星読み徒然草を始めて、学びながらやっている時に、冥王星がぴったり重なりました。
私にとってその時期は、失業したことで、自分の自己価値をもう一度見直さなければならないと分かって、そういったことにたくさん取り組みました。
火星は私の太陽があるおひつじ座の支配星ですから、その影響は私の自我の発達のために非常に大きなものとなります。冥王星が火星に絡んできたことで、そこをもう1回本来の火星である自分の意志をやぎ座的な火星として、高い周波数で取り組んでいくということにフォーカスをして、冥王星の導きも全て受け入れて、やぎ座的にコツコツ積み重ねて進むのです。
本来おひつじ座の支配星である火星は勢いで一気に進みたい火星なのに、私の場合はやぎ座2ハウスにあるため、やぎ座的にやらなければいけないのです。
土星もアセンダントにいるから、過去生では何か失敗しているのです。だから気を付けて、確実に、でも、自分がちゃんとマスターになれるようにコツコツ積み上げて、自分のリソースを鍛え、そのリソースを使ってしっかりと確実に収入を得ていくことがとても大事です。
焦って行動した途端に全部崩れてしまうのです。そういうことをすごく教えてもらいました。
でも、それにちゃんと取り組んだ時は、それが過ぎた後はすごいご褒美もあって、全く新しい自分に変わって、私の火星が大きく進化しました。
そのおかげで今の私があります。
ですから、太陽がやぎ座にあって、何年か前に冥王星と重なっていた方は、その時にいろいろ取り組んだと思いますが、今どうなってますか?
もしかしたら何年か前にそれがあった方はその時は大変でも、乗り越えた時は新しい自分に変わって、前よりずっと自分らしく生きられるようになったのではないかと思います。
例えば今、冥王星は28度~29度あたりにいますが、そのあたりのやぎ座28度、29度くらいに水星がいる方もたくさんいるのではないかと思います。
冥王星はそういう方に何を伝えていると思いますか?
それが何ハウスにあるかにもよるので、ひと言で説明できるものではありませんが、例えば2ハウスだったらどうでしょうか。
2ハウスは自分の価値、自分をちゃんと認めるような部分、そして自分の価値観や自分のスキルをいかに磨いていくか、そして、スキルを磨いたことによって得られる収入ということもあります。
だから、私も冥王星がやぎ座に入ってからは2度も失業して収入もアップダウンしましたが、最終的には私のリソースを高めたことによって収入もぐっと変わりました。
皆さんにも同じことが起こるのです。
そして、水星が2ハウスだったら、水星のテーマは学ぶことやコミュニケーションをすること、マインドですから、思考です。
それがやぎ座ですから、思考の枠組みのようなところ、しっかりした思考、自分が責任を持ってやっていく思考をしているかどうかを確認させられることが起こります。
その時に、両親がこうだから私はできないとか、誰かがこんなことしてるから私はこうなるとか、冥王星がこんなところにいるから私はこんなにつらい目に遭う・・・などとなってしまうと、やぎ座的な権威を所有した思考にはなっていませんね。
こういう時に大切なことは、結局自分はどうなることを望んでいるのかを明確に自分に問いただすことなのです。
外側に原因を求めず、自分が変われることに気付く
人がそうしているからできないということを理由にしたら、自分は全く無力で何もできない、自分の責任を持っていない考え方になってしまいます。
だから無意識のうちに自分が犠牲者になってしまうのです。
そういう生き方をして同じパターンを繰り返していたら、冥王星、海王星、天王星、どの天体も同じですが、その星のやり方で繰り返し同じことが起こってきます。
私はこうしたいのにできないと、外側に理由を付けて苦しんでいる人がいたら、今ここで外側を変えることはできないことに気付いて欲しいのです。
そして、自分の思考をもう一度見直してみてください。
自分が変われることに気が付いたら、コントロールできない中でも自分がコントロールできる範囲で自分なりに責任を持って行動してみてください。
その時にちゃんと宇宙にも言いましょう。例えば天王星だったら天王星に、この場合だったら冥王星か海王星に、伝えるのです。
私はこういう自分になりたいから、こうしようと思います。
今、あなたのメッセージを受け取ったから、次はこんなふうにチャレンジして勇気を持って変えていこうと思うから、どうか応援してください。
アストロロジーを勉強している方なら魂の設計図を読めるわけですから、こうしてガイドにつながって言っていくと、水星の自分のマインドをもう1回見直してみようと、自分なりにそのメッセージを解読して、それを高い周波数で使うためには何ができるかを考えることができるのです。
そしてやぎ座は体を表す、地のサインですから、しっかりグラウンディングして、自分がやるべきことはやって、ノーという時は、きちんとノーと言って、怖い、嫌だと言わないで行動していくことが大事です。
もし、水星が5ハウスにあったら、5ハウスは太陽のハウスです。やぎ座の5ハウスだったら、太陽を輝かして、これが自分が作ったものですという時はやぎ座らしく、ちょっと時間がかかりますが、コツコツと自分で責任を持っていくという思考に変えることが重要です。
太陽は自分が何を作り出すかという、創造性と生成能力がテーマです。
ちょっとタイムラグがありますから、自分が変わったからといってすぐに結果は出てこないかもしれません。
けれども、やぎ座は絶対諦めませんからね。急な崖もコツコツと確実に登っていきます。
そういう思考で頑固にならないように、謙虚に自分を見て、責任を持って自分はこうしたいということを、周りにもちゃんと告げて(水星はコミュニケーション)、行動を起こしていく必要があります。
言葉に責任を持つということがとても重要です。
確かにストーカーや痴漢はコントローできないかもしれませんが、そこに対する毅然としたエネルギーを自分が持っていれば、対策はあると思います。
そういうことが今、この大変な時に、とても大事なのでなないかと思いました。
つらい経験をどう学びにしていくか
例えば私の場合も、失業したことはとてもつらい経験でした。
自分の価値が低くなって、あんなに一生懸命やったのに認めてくれないと、会社を責めたたくなりましたし、会社が悪いと言うことだってできたのです。
逆の場合もありますね。私に能力がないからこんなことになってしまって、私って本当にダメだというのもまたナンセンスです。
何かを否定してもそこからは何も得られません。ここからの学びは何かを考えて欲しいのです。
私の場合は星が読めたので、どんどん道が付いたから来たけれど、この仕事じゃなかったと気付いたのです。
勇気を持って、本来の自分が本当にやってみたいことを今度はやってみようと気持ちを切り替えて、どうやってできるか分からないけれど、その時に勇気のあるおひつじ座の支配星の火星を使って自分を表現すると覚悟を決めて、星読み徒然草を始めたのです。
だから私も皆さんと同じです。今日は皆さんにそこを伝えたかったのです。
今は苦しんでいる方がたくさんいると思います。少し厳しいことを言っているように思うかもしれませんが、つらい時はつらい自分をちゃんと受け止めましょうね。
でも、いつもこんなに頑張っているのに、なんでこうなるのと言っている自分に気付いた時は、頑張り方が違うと思いますよ。
もう一度、宇宙のメッセージを聞いてみましょう。そういう時には、自分だったらどうできるかなと考えて、何かアクションを起こしていくことで変わっていくと思います。
結局それができないのは、そういう状況が起こってくるからできない、と外側に原因を求めているためで、自分は無力のままになってしまうのです。
例えば社宅に住んでいるから言えないとか、田舎だからみんなにわかってしまうから言えないというのではなく、おかしいことはおかしいのです。
誰かに相談に乗ってもらうとか、警察に行くとか、考えられる対策はいろいろあるはずです。
自分のエネルギーが毅然としてくると、人は相手のほうから離れていきますよ。
海王星といろいろなアスペクトがあったりすると、確かにエンパス体質になりやすいところがあります。
それが分かっていれば、それをプロテクトする方法があります。例えば体をしっかり整えるとか、きちんと浄化をしておくようなことです。
そして、なんでなんでとハムスターのように同じところをぐるぐる回ってしまうようなことがあったら、少し足を止めて、自分ができることはなんだろうと真剣に考えてみましょう。
先ほど例に挙げたやぎ座の水星なら、 自分がちゃんと責任を持って受けて立つ、コツコツと自分はマスターになっていけるという枠組みで物事をとらえていきましょう。
そして自分の発する言葉を意識して選んでいきましょう。
自分が条件付けてきた被害者の枠組みから人を責めるのではなく、宇宙と一緒になっていこうという自分に変えていきなさいというメッセージだと受け取ることも大事ですよ。
いろいろなアスペクトもあるので、簡単には言えないところもありますが、そういうことはすごく大事な時だと思います。
そして、自分のコミュニケーションの仕方、言葉の選び方、自分の態度、自分のものの考え方、そういった水星のいろいろなテーマを謙虚に受け入れて、自分ができることは思いっきり精一杯やってみてください。
それでも変わらないことはないと思います。
時間はかかるかもしれないけど、皆さんの発するエネルギーの周波数が変われば、必ず周りの周波数に影響を与えていきます。
自分が変わっていくと必ず周りに影響を及ぼしますよ。
風の時代をガイドする2022年夏至から新月までのエネルギー
2022年7月のエネルギー
夏至が来て、またすごいエネルギーが降りてきます。そして今度の新月は日本の皆さんは6月29日、かに座7度です。
ここではしっかりと大きな意図をセットしていただけたらと思います。
7月になってくると、火星がおひつじ座からおうし座に入っていきます。そうするとまたエネルギーがすごくシフトしますよ。
いつ火星がおうし座に入るかというと、7月5日です。今、水星は逆行から順行に戻って、ふたご座にいます。
自分が支配している水星なので、今は何かを学ぶにはすごくいいタイミングです。
これが7月5日に火星と水星は同時にサインを変えていきます。これをイングレスと言います。
水星は2週間後くらいにイングレスして、金星もかに座に入ってきて、7月はかに座が強調されてきます。
火星がおひつじ座からおうし座に変わると、またエネルギーが変わります。今度はおうし座のテーマに火星が火をつけます。今、おうし座にはノースノードと天王星もいます。
おうし座は金融や仕組み、経済にも関係しています。
皆さんのおうし座が何ハウスにあるかというテーマも関係してきますが、一般的には経済状況や経済の仕組みが大きく乱高下してくると思います。
基本的に火星は1つのサインに2か月くらいいるのですが、秋以降からふたご座に入って逆行するので、8月20日からふたご座に入ると今年はそのあとずっとふたご座にいます。
自動生成プログラムを受講された皆さんには、最後の講義で詳しく解説しています。
今はそれに向けていろいろな取り組みをしていくチャンスです。
おひつじ座に火星があるうちに、ちゃんとこれをやっていこうということに取り組むことで、今はおひつじ座のように、勇気を持って前にいくことで道を切り開いていけるような、いいエネルギーです。
6月29日の新月は、火星はまだおひつじ座にいます。おうし座に入る前にしっかり意図をセットして、行動に起こしていくことが、とても大切なタイミングだと思います。
8月頭になってくると、この火星と天王星とノースノードがぴったりパータイルになってきます。
この辺の詳しいところはエナジーナビで解説しています。世の中は、変容を促すためのたくさんのアクティベーションを誘発するような、いろいろなことが起こってきます。
これはもっと良くなるために必要なプロセスです。いろいろなことが起こってくればくるほど、私たちの内側で、本当に自分が一番大切にしてるものはなんだろうということをしっかり見ていく時間を取ることが大事です。
そして、夏の季節ですから、自然とゆったり暮らすことを心がけましょう。
外側で怖い、怖い、どうしてとやればやるほど、ますます自分を追い込みます。
ゆっくり、そしてしっかり深呼吸をして、体を整えて、自分がどう生きたいのかということにフォーカスすることで気分も変わってきます。
そそちらにシフトしていくことを心がけてください。
今日のまとめ
参考になったかどうかは分かりませんが、星は私たちにいろいろなメッセージを伝えてくれています。
星が私たちにひどいことを起こしているわけではありません。
例えば「マーケティングと宇宙の暗号」でご一緒したオキタ先生も、42歳という若さで脳出血になられた時、半身不随という非常につらい経験を乗り越えて、自分らしく生きていけるチャンスだと見直すことで、本当に大きく生まれ変わった感じがしますとおっしゃっています。
私が失業した時もそうです。
今、ヴィーナス会員の人たちが会合周期研究会という研究会で発表会をしています。
その時に、ある方がいみじくもおっしゃっていました。
「特に外惑星の周期を見ていると、その時は本当に大変だと思ったけれど、今、こうやってもう一度自分の人生を振り返って、研究しながら見ていると、必ずそこをしっかりと、自分なりに精一杯取り組んできた。
それを乗り越えた時は、たくさんのご褒美というか、気付きを与えてもらっていて、やっぱりすごい」
とおっしゃってくださいました。
私も同感です。
ですから、今苦しんでる人がいたら、そういう視点でもう一度、自分のハートの声を聞きながら、
「今、宇宙から何を言われているのかな」
「私に何を学びなさいと伝えてくれているのかな」
「私の魂が大きく進化できる、本来の自分になっていくためのすごいチャンスをもらっているんだな」
そういう感謝の気持ちで、まずは今を生きてみませんか。それが今、とても大切なメッセージだと思います。
大変な時は宇宙がちゃんと応援してくれています。
だから、どうしようもなくなって、どうやっていいか分からない時は、宇宙にお願いしましょう。
私たちにはいつでも選択肢があるのです。
周りを責めたり、これのせいで私はこんなにつらいというところにフォーカスするのか。
つらいけれど、私はこんなふうに生きたい、というところにフォーカスをするのか。
後者を選んだら、こんな風に生きたいけれど、まだ、どうやっていったらいいのかよく分からないから、サポートをお願いしますと宇宙にサポートをお願いするのです。
その時必ずサポートへの感謝の「ありがとう」を伝えましょう。
その時大切なのは、自分ができるところはちゃんとしよう、人生の主人公は自分だという視点で、毎日を丁寧に生きることです。
そのように歩き始めた途端に、宇宙は必ず必ず導いてくれると、私は自分自身の人生経験を通しても感じています。
アストロロジーを学んでる皆さん、それからクライアントさん、私の生徒さん、ヴィーナスの仲間の発表を聞いても、皆さん、本当に同じような思いをされています。
だから、大変な時こそしっかりと深呼吸をして、もう一度ありのままで魂の声を聞いて生きてみましょう。
先に「ありがとうございます」と言うのがコツですよ。
まずは必ずこの状況から抜け出して、自分らし生きられるという未来をビジョンで見て、それが叶ったと思って、ありがとうございますということを先に言って、そうなるために、今自分ができることに気付かせてくださいと祈ることが大事です。
祈りはとってもパワフルです。
長くなりましたが、とても大切なメッセージだと思ったので、お伝えしました。
素敵な夏を迎えましょうね。そして素敵な夏を過ごしてください。そして今度の新月はとっても大切ですから、しっかり意図をセットしてくださいね。
Thank you so much, and so much love, Harumi
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