【風の時代の特別解説】コンシャスネスアストロロジーで読み解く~今アメリカで何が起こっているのか?第2弾 その① 土星と冥王星の新サイクルとアメリカ建国チャート

風の時代の激しいエネルギーを知って備えよう

アメリカの冥王星リターンを解説する理由

ハルミ
ハルミ

皆さん、こんにちは。エネルギーナビゲーターの大旗ハルミです。今日はいつものお話だけの動画ではなく昔のスタイルで、チャートを使って解説をしたいと思います。

先日の夏至の後からエネルギーが激しくて、今、世界ではいろいろなことが起こっていますね。

今日、こちらには日本で安倍元首相が銃撃されたという情報も入ってきています。

アメリカでは今年、冥王星回帰(冥王星リターン)というものが起こっています。

2021年1月20日、今のアメリカ大統領であるバイデンさん大統領就任式の時の頃、「今、アメリカで何が起こっているのか」と題して、YouTubeでアメリカでは冥王星リターンがやってきますというお話をしています。

こちらからどうぞ↓↓

ブログでも記事にまとめています。活字で読みたい方はこちらからどうぞ↓↓

この時にいろいろお話をしたのですが、今年2022年は実際に冥王星リターンが起こります。しかも1年の間に3回起こります。

まず、2月20日、そして7月11日に起こり、さらに12月28日に3回目があります。今日はそれについて解説をしていこうと思っています。

昨日、ミラクル会員の皆さんに配信しているエナジーナビで、アメリカの冥王星回帰についてはYouTubeで解説しますとお約束しました。

今度の満月がアメリカは7月13日、日本は14日にあって、アメリカの冥王星回帰やそれに伴って刺激を受けてくることがたくさんあるので、2020年からの動きを振り返って解説してみたいと思ったからです。

ただし、やはりかなり専門的なお話になってしまうので、アストロロジーを知らない皆さんは、細かいことまで全部分かろうとせず、気楽に聞いてみてください。

どうしても長い動画になってしまうので、短めに区切って何回かに分けてお話をしていきたいと思います。

この動画で初めてお会いする皆さまへ自己紹介

今日は久しぶりにこういう動画を作るので、初めてこの動画を見てくださった皆さんへ、簡単に自己紹介をさせていただきます。

私は自分のことをエネルギーナビゲーターと呼んでおりますが、今の地球に注がれてくる宇宙のエネルギーを、宇宙天気予報という形で皆さまにナビゲートしています。

地球に生きている私たちは、天気予報を知らないととても不便ではありませんか?

でも、宇宙レベルで見た時、皆さんは宇宙の天気を知らないまま生きているのです。

宇宙から注がれてくるエネルギーをしっかりと理解して、地球の天気のように毎日移り変わっていく宇宙からのエネルギーを先に知っておくことは、皆さんが自分の人生を生きていくうえでとても重要なことです。

皆さんが生まれてきた時のホロスコープのことをネイタルチャートと言います。

私はそのネイタルチャートを魂の設計図として解読していく、魂中心のアストロロジーの手法を日本の皆さんにお伝えしています。

アストロロジーをする人のことを日本語では占い師、占星術師と言うのかもしれませんが、私はアストロロジー=占星学のことを単なる占いとは思っていないので、日本の皆さんにお伝えする時にもアストロロジャーと呼んでいます。

私はアストロロジーだけではなく、クリスタルボウルやスピリチュアルなことに関して、いろいろなシンボリズムの研究をしているのですが、その共通点は全てエネルギーです。

ですから、私は自分自身のことをエネルギーナビゲーターと呼んでいます。

私は2016年からYouTubeで配信を始め、今はワークショップやオンライン講座を中心に活動しています。

私はいろいろな先生の下で学んできました。特に私が師事するマウリース・フェルナンデス生先が開発した意識の進化のアストロロジーは、進化占星学の数ある流派の一つです。

マウリース先生は、特に海王星をしっかりと理解させてくれた先生で、私は先生と一緒にさまざまな講座も日本の皆さんに向けてたくさん提供しています。

そして、ヤンタラ・ジロー先生からは、クリスタルボウルや、アルクトゥルスのクオンタムヒーリングなどを学んで、プラクティショナーとしても活動をしています。

それから、神話占星学をご専門とするアリエル・ガットマン先生からVSP(ヴィーナス・スター・ポイント)を学び、プラクティショナーとして認定をいただきました。

VSPとは、金星と太陽の会合周期において、金星と太陽が重なるポイントをつなげていくとできる五芒星のことで、ヴィーナス・スター・ポイントと呼ばれています。

それをアリエル・ガットマン先生は世界で唯一、もう18年ほど研究を続けられています。

私は日本人で唯一の認定プラクティショナーとして、ガットマン先生からご紹介をしていただいております。

世界中にいるアリエル先生の認定プラクティショナーとして、毎月1回先生と一緒にプラクティショナーが共に集って研究をしていく研究会にも参加しています。

去年2021年、私は「ソウル・ジャーニー・アストロロジー マスタープログラム」と題して、VSPのレベル1、基本原理を皆さんにご紹介しました。

今年2022年の秋からはレベル2として、いよいよVSPを活用したリレーションシップ・ダイナミクスや、グレープ・ダイナミクス(グループにおける力学)などとともに、タイミングを読んでいく本当にパワフルなポイントをご紹介しようと思っています。

それから、アリソン・ハイエス先生からは、パワーストーンを使ったサイキック・リーディングを学び、認定ブラックショナーになっています。

私がメインに力を注いでいるのがコンシャスネスアストロロジーの講座を提供することです。

アストロロジーの基本については、本当は講座でしっかり学んでいただきたいのですが、いろいろな有料ウェビナーも出しておりますので、気軽に受講していただけると思います。

また、LINEの星コミJAPAN公式アカウントに登録していただいて、「アストロジー」とメッセージを送っていただくと、無料で「アストロロジーの学び方」という全10回の講座をプレゼントしています。

アストロロジーについての基礎知識や、アストロロジーをどうやって学んだらいいかといった疑問にお答えするなど、アストロロジーのいろいろなお話を毎日1回、皆さまにお届けします。

ぜひお友達登録してメッセージを送ってくださいね。こちらからどうぞ↓↓

https://lin.ee/aURG6cd

土星と冥王星の合USAチャート

2021年1月20日に配信した動画で、アメリカの冥王星リターンのことを詳しく解説していますので、まずはそちらを先に見ていただきたいと思います。

2020年1月12日、土星と冥王星の合(ごう)が起こりました。この直後に新型コロナウイルス感染症によるパンデミックが発生しています。

この土星と冥王星の周期は、世の中の大きな仕組みがどんどん変わっていくような周期です。

太陽系の場合、太陽を中心に10個の天体が太陽の周りを回っています。

天文学では、冥王星は準惑星に格下げされましたが、アストロロジーの世界、特に私が教える魂中心の進化占星学では、冥王星は非常にパワフルで重要な惑星です。

大きさはかなり小さく、地球から一番離れていますが、非常にパワフルな星なのです。

地球から裸眼で見える太陽系の天体は土星までです。それ以降の天王星、海王星、冥王星は外惑星と言われ、地球から非常に遠く、とても周期が遅い天体です。

コペルニクスの望遠鏡が発達してから発見されたので、昔からずっとあるのに、地球にいる人間の意識の中には理解されていませんでした。

冥王星は二十世紀に入ってから発見されたのですが、科学が進歩して新しい天体が発見されることで、アストロロジー自体も常に進化しているのです。

土星と冥王星のサイクル

土星のような動きの遅い天体、社会惑星と言われている天体のサイクルを重ねて世の中の大きな歴史的な事象を振り返ると、私たちの歴史は宇宙のエネルギーの通りに導かれていることが分かります。

特にそれが激しいのが土星と冥王星が重なるタイミングです。

このチャートは、一番最近あったアメリカの土星と冥王星の新しいサイクルです。

アメリカの場合は、2020年1月12日でした。土星と冥王星がやぎ座の22度46分で重なっています。

アメリカの国全体の影響を見る時は、アメリカの首都であるワシントンDCの位置を使ってチャートを作ります。

日本はどうかなという時は、東京で見ます。日本の場合は時差の関係で、1月13日になりますから、アメリカの翌日です。

午前2時頃ですから、もちろん太陽は沈んでいます。左が日本のチャート、右がアメリカです。

星の位置は全部同じで、例えば月なら、しし座12度17分と同じところにありますが、地球は地軸を中心に自転しているので、その地域によって地平線の位置が異なってきます。

アメリカの場合は12日の昼の11時53分、太陽はほとんど子午線の一番上の高い位置に来ているのですが、日本の場合は夜中の2時なので、下のほうに来ています。

それによってどういうところが刺激を受けてるかということの意味が変わってくるのです。

日本のチャートについては今までYouTubeでも解説していますので、今日は解説しません。

2019年以降は会員制になってエナジーナビは有料になりましたが、それより前の動画を見ていただいたら、この冥王星リターンについても、かなり詳しい情報を無料でたくさん出しています。

興味があったら過去の動画を探してみてください。

土星と冥王星の基礎知識

では、今日はアメリカのチャートについて解説していきたいと思います。

まず、この土星と冥王星がどういう星かについて簡単にお話します。

これがアストロロジー基本のチャートです。

もう少し分かり易くするために、こちらの図を使いましょう。

ホロスコープには基本元型というものがあります。それについての解説動画が私のウェブサイトへ行っていただくと、無料で出していますので、参考にしてみてください。

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アストロロジーはエネルギーとサイクルの学問です。例えば1ハウス・火星・おひつじ座は同じようなエネルギーなので、これを1つのアーキタイプ(元型)として見ていきます。

そうすると、土星は10ハウスと言われているハウスとやぎ座支配している支配星です。

そしてここは基本的に、社会の仕組みや基準、法律、境界線などを表わしています。

そして地のエネルギーを持っていて、固めて、トップダウンで上から国家や政治、教育のようなシステムを作ってその仕組みを機能させていくようなエネルギーを持ってるのが、やぎ座・土星・10ハウスが持っている共通のテーマになります。

そして冥王星はさそり座と関係しています。冥王星は8ハウスとさそり座の支配星です。この8ハウスとさそり座は基本的に死と再生、変容のエネルギーを象徴しています。

変容のエネルギーの象徴といえば、一番わかりやすい例が蝶の変態のプロセスです。蝶は、毛虫から蝶々になっていく間にさなぎという状態があります。

外からみるとさなぎは全く動きませんから、眠っているように見えますが、実は、さなぎの中では非常に激しい変容が起こっているのです。

一度毛虫の体を全部溶かして、それをまた新しい蝶の形を変えていくプロセスです。

そのプロセスを象徴しているのがさそり座です。

そういう詳しいことを理解するためには、アストロロジーを学んでいただく必要があります。

ここではトランスフォメーション=変容、死と再生というものがテーマになるということだけ覚えておいてください。

土星と冥王星は、個人で言えばこうじゃなければいけないと自分で条件付けているもの、それからロールモデルになっているような自分の役割、責任といったもの、一般レベルで言えば、いろいろな世の中の仕組み、国の国境線、国家の仕組み、政治、経済、教育、医療などといった人間が作った仕組みが、死と再生のプロセスを通して、古い仕組みが破壊され、新しい仕組みが誕生していくサイクルになるのです。

冥王星は250年くらいかけて太陽の周りを一回りし、土星は約30年弱で一回りするので、この土星と冥王星が一度重なってから次にまた重なるまでに35~40年くらいの周期があります。このような二つの天体同士が重なっていく周期を専門的には会合周期といいます。

土星が先に進んで30年後くらいでまた戻ってくるのですが、その間、冥王星も少しだけ進んでいます。

ただ、冥王星は軌道が黄色い線で描かれているのを見ると分かるように、軌道が少し偏っているのです。

この図の右側を見てもらうと分かるように、冥王星は海王星より内側に入ってくることもあります。

本当はこの図より極端に飛び出している感じで、冥王星の周期は一つのサインにいる時間が短かったり、長かったりします。

冥王星の周期がこのようにいびつなので、土星と冥王星の会合周期も35年~40年くらいのいびつな周期で起こるのです。

そして土星と冥王星が合になる周期が来るたびに、社会のシステムに大きな変容を促すいろいろなことが起こるのです。

他の天体のサイクルと組み合わせると、とても大きな変容の起爆剤になっていたタイミングが分かります。

アストロロジャーは、2020年は地球が時間をかけて大きく変容していく、非常に強烈な年になることが分かっていました。

ハルミ
ハルミ

その一番の起爆剤はこの土星と冥王星の周期だったのです。この辺についても、今まで私が出してきた有料の動画で解説しているので、参考にしていただきたいと思います。

風の時代に知っておきたい土星と冥王星の新サイクルとアメリカ

土星と冥王星の新サイクル~アメリカのチャート解説

このタイミングで、アメリカの場合はアセンダントと言われている東の地平線が おうし座の1度でした。

ここに天王星がいるのです。ちょうど2020年になるちょっと前、2019年に天王星がおうし座に入ってきて、入ってきたばかりのところで、アセンダントがおうし座1度で天王星も合になっているのです。

先ほどちらっとお見せしましたが、日本の場合はさそり座ですから、日本はこれからの三十数年間はさそり座的なテーマで、大きな力を付けたり、全く力がなくなったり、ということを繰り返しながら、何度も大きく成長を繰り返していくようなサイクルになっていくと思います。

アメリカの場合はおうし座になるので、自分のペースでしっかりと地に足を付けていくようなこと、そして自分の価値をしっかり認めて、自給自足をしていきながら(おうし座のテーマ)その質をアップグレードしていく(天王星)ようなことを学んでいくのが大きなテーマになっています。

アメリカ建国チャート

アメリカの建国のチャートというものがあるので、それをまず皆さんにご紹介しておきましょう。

1776年7月4日がアメリカの建国記念日です。

この日17時10分に、フィラデルフィアで独立宣言にサインがされたということで、その時間で作図したチャートは、シブリ―チャートと呼ばれています。

たくさんのアストロロジャーがアメリカ建国チャートとして一番使っているチャートなので、私もこのチャートをアメリカの建国チャートとして使っています。

アメリカの建国時のチャートでは、いて座がアセンダントになっています。

冥王星はやぎ座27度で、2ハウスです。

このUSチャートについてはここでは簡単にしかお話しませんが、2021年1月20日の動画で詳しく解説しているので、ぜひ先にそちらをご覧になってください。

建国した時はこんなチャートで、アメリカは第3クワドラントに星がたくさん来ていて、太陽はかに座です。

冥王星は2ハウスにいて、かに座と冥王星のいるやぎ座は対になっています。

進化占星学で大事な月のノードについて

そして、ノースノード、サウスノードがとても大事な役割をするのですが、これは進化占星学では非常に大事な概念です。

地球は太陽の周りを回っていますが、この地球の軌道のことを黄道(Ecliptic)と言います。

地球の地軸は23.5度くらい傾いて自転をしながら、衛星である月を持っています。この月の軌道のことを白道と言います。

月の軌道と地球の軌道が交わるところが月のノードです。

月の軌道が黄道面より下に行くところをサウスノードと言って、日本語では降交点と言います。

そして、黄道面より上に出てくるところが昇交点=ノースノードと言われています。

インド占星学ではこれをドラゴンヘッド、ドラゴンテイルとか、ラフー、ケトゥーなどと呼んだりします。

このノードの読み方はインド占星学と進化占星学では異なります。インド占星学は、ノースノード、サウスノードは非常に運命的な、あまりよくないものとして読むことが多いのです。

一方で、進化占星学、意識の進化占星学(コンシャスネスアストロロジー)では、月のノードは私たちの魂が進化をする時のとても大切な感受点になってきます。

ですから、これをしっかりと読んでいくことが大事です。

本来は地球が太陽の周りを回っていますが、私たちは地球にいるので、自分が動いてることが分かりません。

ですから、地球から見ると、空で太陽が動いているように見える軌道と月の軌道が交差するところを表すのが、この月のノードと言われているところです。

アメリカ建国チャート2

ノースノードが示すのは魂が進化をしようとしてるところですから、アメリカ建国の時の月のノードは、アメリカという国がどういう意図をもって建国されたかを示しています。

それがしし座というサインで、終わりのほうですが8ハウスにあります。

8ハウスは基本的にさそり座のハウスですから、大きく成長して変容しようとしています。

しし座は元来太陽が支配してるサインです。ですから、ノースノードがあるところはしし座とさそり座のエネルギーが合体しているようなエネルギーを持っています。

そしてノースノードがしし座ということは、しし座の支配星は太陽です。これを専門用語でディスポジターと言います。

太陽は同じ8ハウスですが、かに座にいます。かに座の支配星は月で、月はみずがめ座にいます。

サウスノードはノースノードの反対側にあって、過去生でずっと学んできたところを表します。

これがみずがめ座にいて、みずがめ座の支配星である天王星と、きれいなトラインを取っていますから、これら全部がお互いに関係しているのが分かります。

具体的な解釈など、これ以上詳しいことを知りたい方は、ぜひ基本のエネルギーのアーキタイプから学んでいただきたいと思います。

いずれにせよ、このみずがめ座の月は、ノースノードのディスポジター(ルーラー・支配星)である、太陽のディスポジターなので、ノースノードと太陽、月、そしてその月のディスポジターの天王星は、サウスノードのディスポジターでもあるので、全部が絡んでいるのです。

サウスノードがある2ハウスのテーマは、アメリカの価値観、金融システム、そういったことを表すのですが、ここに死と再生のエネルギーをもつ冥王星がいるということは、ここを大きく変えていきなさいというメッセージがあります。

そして、過去を表すサウスノードから現在の学びであるノースノードを見ることで、一人だけではなく、いろいろな人、いろいろな国と関わっていく中で、成長していくことを学ぼうとしてるのがアメリカという国であると分かる、そういうチャートです。

アメリカの土星と冥王星の新サイクルから読むメッセージ

2年前の1月12日の土星と冥王星の新サイクルは、アメリカの場合10ハウスで起こっています。

10ハウスはもともとやぎ座のハウスですから、これはとても強いやぎ座のエネルギーが固まっていると言えます。

この時は冥王星と土星だけではなくて、太陽と水星までやぎ座に一緒にいます。

このアメリカのチャートでは、10ハウスもやぎ座になっていますから、もう、やぎ座のテーマがめちゃくちゃ強調されているのです。

ここから、アメリカのいろいろなシステム、政治、リーダー、そういうやり方を一度全部壊して、新しくしていかなければならないということが大きなテーマとして浮かび上がってくるのです。

そしてこの時、月はしし座17度で、ちょうど5ハウスの頭に来ています。5ハウスはしし座のハウスです。

国家全体を読む時のこういうチャートでは、月は国民を表すので、しし座5ハウスの月は、一部のリーダーだけが上から押し付けて、みんなを支配して奴隷のようにすることを表しているのではありません。

国民一人一人が自分のハートの声を聞いて輝いて、自分たちが自分の国を作っていくということの意味をもう一度見直していきなさい、国民がそれに目覚めて国家のあり方や政治などをもう一度変容させることで、アメリカが建国された時の大いなる宇宙の導きに合わせていくということを、国民自身が学んでいかなければいけないということを表しているのです。

日本の場合はこれとは違うメッセージが来ています。

アメリカの建国の時のチャートを内側にして、2年前の土星と冥王星の新サイクルのチャートを外側にすると、こんなチャートになります。

アメリカ建国時、冥王星は2ハウスにいましたから、2ハウスのテーマが大きく変わってきているのが分かりますか?

アメリカはバイデンさんが大統領になったのがこの翌年、2021年1月12日です。

この時はまだ2年前なので、冥王星は22度でしたが、土星と冥王星の合の後に大統領選があって、今年は冥王星リターンが来て、ここと同じ位置に冥王星が戻ってくるのです。

7月の満月に繰り返されるエネルギー

さて、今回7月13日、14日に起こる満月は、この土星と冥王星の合が起きた場所とほぼ同じ、やぎ座の21度で起こります。

ですから、この土星と冥王星の新サイクルの時のエネルギーが繰り返されてくるのです。そして冥王星リターンもこの2ハウスで起こってきます。

本当に2020年から大きな変容がスタートしたのです。

冥王星は2008年からやぎ座に入ってきて、世界中でいろいろな仕組みを壊してきました。

2008年に入った後にすぐ起こったのがリーマンショックです。その時アメリカ経済は大きなインパクトを一度受けていますが、アメリカの経済は、この冥王星回帰の今ではもうめちゃくちゃなカオス状態に突入しています。

ですから2022年は、2020年からスタートした最後の変容のために、古いものを全部壊していくのがピークになってくる時です。

来年になってくると、冥王星はみずがめ座に1回抜けていきます。そしてまたやぎ座に戻って、最終的には2024年の終わりにみずがめ座に移っていきます。

それから248年ほどは冥王星がやぎ座に来ることはありません。やぎ座のテーマが大きく大きく変わる総仕上げのタイミングが来ているのです。

アメリカの場合はそれに輪をかけて、ここが2ハウスなので、アメリカの経済、アメリカの価値観を本来あるべきものに、もう一度全部破壊して作り直していきなさいというエネルギーが来ているので、それが今、如実に出ているのです。

しかも、今回のこの土星と冥王星の合のチャートは、国民が目覚めなさい、国民が主役であって、太陽を輝かせていくのはリーダーではなく国民であると伝えてきているのです。

今だけ金だけ自分だけというような価値観のリーダーが利権のためにやる政治は行きつくところまで行きついた感があり、アメリカでは大変な革命が起こっている状況です。

アメリカはもう一度、本来の建国の意志に基いた国にしていくために、シブリーチャートと言われてる建国のチャートの意味を知ることが大事なのです。

それについては以前詳しく解説していますので、そちらを見ていただきたいと思いますが、そういった状況が今起こっているということを、今日は理解していただけたらと思います。

ハルミ
ハルミ

次の動画では、もう少しこの冥王星リターンについてのお話と、土星と冥王星の新しいサイクルがアメリカにどういう影響を及ぼしてるか、ということを2回に分けで解説していきたいと思います。

Thank you so much, and so much love, Harumi

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