風の時代に意識進化占星学で読み解く水原一平さんのチャート解説ー星を見て納得した3つのポイント《前編》

風の時代の占星学

水原一平さんが持つ難しいエネルギーと今のエネルギー

ハルミ
ハルミ

皆さん、こんにちは。アカデミーオブ ユニバースコード、AUC学長の大旗ハルミです。

最近、大谷翔平選手の通訳である水原一平さんの解雇という衝撃的なニュースが飛び込んできましたね。

水原さんは献身的に支えていた人気者で、このニュースは大谷選手にも影響を与えているようです。

この出来事を受けて、私はすぐに占星学的な観点からチャートの分析を行いました。

私の専門である意識進化占星学は、星のエネルギーとサイクルの学問です。

皆さんが生まれた時間や、今の空の配置を示している図をホロスコープ、英語ではチャートと言います。

人々が生まれた時間や天体の配置を表すホロスコープを用いて、宇宙のエネルギーを解読します。意識進化占星学は、魂のレベルでの学びを促します。 

水原さんの出生図(ネイタルチャート)を見ると、現在彼にとって非常に重要な時期であることがわかりました。今回の出来事は起こるべくした起こった避けられないものであったと感じます。

さて、今日は2024年3月25日、昨日はAUCヴィーナス会員との勉強会がありました。

その際の天体配置が、現在の大切なポイントと重なります。

水原さんも同じようなエネルギーを持っているため、この時期は特に重要です。 

今、宇宙からすごく難しいエネルギーが流れています。知らないとうまく使っていくのはとても難しいエネルギーです。

このエネルギーがよくわかってくると、地球も世の中も変わって、一人一人がもっと自由に自分らしく生きていける時代を作っていける時がきていることが分かります。

そのエネルギーがどんなエネルギーかを解説してるのが、意識進化占星学による自動生成プログラムという私が毎年出しているプログラムです。

大きな歴史の中で、今という時代がどんな時代で、どんなエネルギーになっていて、そして今年、2024年はどんなエネルギーか、そして来年以降どんなふうになっていくかをお伝えしています。

さらに今をどう取り組んだらいいかを、年間で皆さんにお伝えするプログラムです。

今年も1月からスタートしていますが、占星学の世界では、春分は宇宙元旦と言って、始まったばかりです。

そこで、キャンペーンをしているので、 すごくお得な受講料で参加できる今年最後のチャンスです。

よかったら今日の動画を見て、もっと知りたいと思ったら、ぜひ申し込んでください。

キャンペーンは3月31日までです。(2024年のキャンペーンは終了しましたが、参加したい方は事務局へお問い合わせください。

話がずれましたが、そういうすごく難しいエネルギーが来ている中で、水原さんはその特徴がとても強調されているチャートをお持ちです。

難しいエネルギーにはいろいろありますが、水原さんはその中でも特に難しい、うお座の火星をお持ちです。

さきほどお見せした今のチャートでは、うお座に火星が入っていましたね。

それから今、海王星と土星がうお座に入っています。海王星はうお座の支配星ですから、うお座のエネルギーがダブルで強いのです。

占星学で使われる太陽系の天体には、基本10天体と呼ばれるものがあります。

春分とは太陽がおひつじ座に入った瞬間のことで、昼と夜の長さのバランスが取れた非常に大事な時です。

このタイミングのチャートを見ると、おひつじ座には天体は2つですが、カイロンとノースノードが入っています。

このおひつじ座の支配星は火星です。それが今、うお座に入ってきていますから、これがどんな意味かというところがすごく難しいのです。

もう一つは、海王星がうお座にいるのでこのエネルギーがとても強いのに、土星がうお座にいるのです。

これもすごく難しいエネルギーです。

土星やぎ座の支配星ですから、ここにはやぎ座とうお座のエネルギーが混ざってきます。 

そして火星はおひつじ座の支配星で、おひつじ座のエネルギーを持っていますから、おひつじ座とうお座が混ざっていますが、この二つもまた全く違うエネルギーなのです。

このように、異なるエネルギーが一緒になったらどのようなエネルギーになるかは、エネルギーのアーキタイプという、基本のエネルギーを知らないと理解するのは難しいと思います。

太陽系は、恒星(Star)である太陽の周りを、地球を始めとしたいろいろな惑星が回っています。

太陽の周りを回っている惑星(Planet)と、地球の周りを回ってる月を入れて10天体で読むのがアストロロジー=西洋占星学です。

宇宙にも物理法則が当てはまりますから、天体が動けばエネルギーが放出されます。 

このような天体の周期とエネルギーを体系的に研究しているのが、私が皆さんにお教えしている意識進化占星学です。 

エネルギーには周波数があります。同じエネルギーでも、高い周波数と低い周波数では、出てくる結論も結果も全く違います。

皆さんが生まれた時の出生時には、皆さんが持って生まれたエネルギーの情報が全て入っています。このエネルギーの情報は暗号として入っているのです。 

だから、ユニバースコードという名称は、宇宙の暗号という意味で、それを学んでいくのがAUCの意識進化占星学です。

さて、水原一平さんのネイタルチャート(出生図)はこういうチャートです。

一平さんのチャートで今、とても大事なところは、火星がうお座にいることです。

もうすぐ今の火星も一平さんの火星に重なる、火星リターンが来ます。 

うお座の火星をお持ちの方、それからうお座に火星がある今のエネルギーは、知らないとすごく難しいのです。

彼の場合、それがとても強調されています。

そして、土星が今、うお座にいるということは、うお座とやぎ座のエネルギーも混ざっているのです。

このエネルギーをうまく混ぜることをシンセサイズと言います。

シンセサイザーという楽器は、いろいろな音をシンセサイズして、独特の音を作り出します。

同じように、例えばうお座と火星だったら、火星はおひつじ座の支配星ですから、うお座のエネルギーとおひつじ座のエネルギーをいかにシンセサイズするかが今のエネルギーを理解することにもつながります。

今この時代を生きるときにとても大事なことです。

これから解説していきますが、一平さんはそれを全部持っているのです。

それから、意識進化占星学ではとても重要な月のノードというものがあります。

今日は後で解説しますが、今、ノースノードがおひつじ座で、サウスノードてんびん座にあります。

このおひつじ座とてんびん座のエネルギーをうまくシンセサイさせることが今の私たちの課題です。

異なるエネルギーをどのように統合し、シンセサイズするかということが、一つの大きなテーマとなっています。このテーマは、一平さん自身にも関連があります。

月のノードと合(ごう)の天体は、サウスノードであれノースノードであれ、その人の魂の設計図において重要な役割を果たします。

このような天体は、過去世からの影響や今生の魂の進化、意識の進化のための大事なポイントとなるからです。

それから、ノード軸にスクエア(90度の角度を取る)になっている惑星があると、それも今生の課題を表しています。

一平さんのチャートの中には、そういったものがとても明確なメッセージとして入っています。

そして今の冥王星と一平さんが生まれた時の冥王星が、ちょうど90度になっています。海王星もそうです。

まだ他にもいくつかありますが、一平さんには大きな試練の時が来ているのです。

これは確かに試練ですが、水原さんの人生には必要な出来事です。彼の出生図には、彼の魂の成長に必要なレッスンが記されています。

現在起こっていることは、これらのレッスンを学ぶための機会として設計されているのです。

この困難を通じて、水原さんは自身が成長し、進化するために何を学ぶべきかを理解することができます。

それがどういうことかについて、今から解説していきたいと思います。

大旗ハルミ自己紹介

ハルミ
ハルミ

私のことをこの動画で初めて知った方のために、ここで私の自己紹介をします。

私は、アカデミーオブ ユニバースコードという占星学の学校の学長をしています。

進化占星学、つまり魂中心のアストロロジーを学んでいただくためのオンラインスクールです。

私は2016年からYouTubeで星読み徒然草というチャンネルをスタートしました。

2015年、還暦を迎える少し前に、私はミシガン州からカルフォニアへ転職しましたが、移住してから4ヶ月で解雇され、厳しい状況に直面しました。

ローンを抱え、金銭的にも困窮し、新しい土地での友人もおらず、家族も日本に帰国しており、私が持つのは新しい家とその借金だけでした。

その時に、今日一平さんのお話をするようなタイミングが、私にも来ていたのです。

その時に来ていたのは、今日お話する海王星と土星がうお座という、うお座とやぎ座のエネルギーでした。

私が失業した時は、私の土星とその時の土星がうお座で重なって、土星と海王星がスクエアという90度のアスペクトができていました。

ぶつかり合うエネルギーですから、うお座とやぎ座のシンセサイズをしなさいというメッセージが強烈に来ていたのです。

海王星、うお座は私たちにはコントロールできないエネルギーです。

うお座のエネルギーは、私たちの本質、宇宙の源のエネルギーです。 

それは多分愛が真実だと思いますが、基本は宇宙の真実を表すようなエネルギーなのです。

体を持っている私たちには、時間と空間を超えていくようなエネルギーは理解できないので、カオスのように感じてしまいます。

でも、そこにはちゃんと理由があります。

海王星は、海を象徴しているように、全てをひとつに溶かしてしまいます。 

みんな一緒だよというエネルギーですから、やぎ座のように自分の自我がこうしようしようと思って、それを固めようとするエネルギーが一緒になると、宇宙の本質でないものは全部溶かされてしまうのです。

そういうエネルギーの時に私は失業しましたが、星が読めたおかげで、心から望む仕事だけをして生きてみようと決意しました。

それで私はYouTubeで星読み徒然草を発信することにしました。

それ以来私は、魂を中心としたアストロジーである意識進化占星学を含む、数秘学、タロット、クリスタルなどのシンボリズムを用いた宇宙のエネルギーの解説をしています。

累計で3000人以上に占星学の講座やセミナーを提供してきましたが、今ではその数がもっと増えていると思います。

2020年8月には、受講生の学びを支援するコミュニティ「AUCヴィーナス会員サロン」を設立し、プロのアストロジャーの育成に励んでいます。

2022年11月には、星読み徒然草コミュニティジャパン(=星コミJAPAN)を、「アカデミーオブ ユニバースコード」という学校へと正式に発展させ、アストロロジーを人生のナビゲーションツールとして普及させる活動をスタートしています。

ITやマーケティングの専門家とのコラボレーションセミナーや、参加者の本質と向き合うサポートも提供しています。

私は新時代のリーダーを育成することを目指しています。

私の意識進化占星学の先生は、世界で活躍する進化占星学の第一人者、マウリース・フェルナンデス先生です。

マウリース先生は、プロフェッショナルアストロロジーのオーガニゼーション(OPA)の会長を務めた後、OPAの要職から退き、現在は執筆活動など、ご自分の活動に力を入れていらっしゃいます。

AUCでは、この素晴らしいマウリース先生と共にコラボした講座があります。

2024年はマウリース先生と個人惑星の逆行解読技法と題して、水星・金星・火星の個人天体の逆行に焦点を当てたセミナーを開催予定です。

4月28日にはイントロダクション無料zoomセミナーを開催する予定です。興味のある方はぜひご参加ください!

個人惑星の逆行解読技法1 水星逆行セミナーイントロダクション無料zoomセミナーは終了しました。

水原一平さんの出生図

2024年3月23日のニュースによると、一平さんは2021年頃から違法なスポーツ賭博に関わり始め、その結果として膨大な借金を抱えることになりました。

具体的には、2022年の終わりまでに100万ドル(約1億5000万円)の損失を出し、2023年初めには400万ドル(約6億円)にまで借金が増えていたとされています。

一平さんは大谷さんに助けを求めたとも報じられましたが、この情報は後に撤回されました。そのため、現状の詳細は私にも不明です。

これからどうなるかは見守る必要がありますが、私は、水原一平さんになぜこのようなことが起こったのか、その理由を彼の魂の設計図である出生図、つまりネイタルチャートから読み解いてみたいと思います。

ネイタルチャートを作成するには、正確な生年月日、生まれた場所、そして時間が必要です。

これは、アセンダントと呼ばれる東の地平線上の位置が、生まれた瞬間によって変わるためです。

たとえば、同じ日に生まれた人でも、ロサンゼルスと日本ではアセンダントの位置が大きく異なります。

例えば、北海道の苫小牧で生まれた場合と、沖縄の那覇で生まれた場合では、生まれた瞬間の東の地平線の位置が異なります。

このため、占星学では正確な生まれた時間と場所が必要になるのです。

生まれた時間が不明な場合、アセンダントの位置を正確に特定することができません。

ハルミ
ハルミ

私はコッホというハウスシステムを使っていますが、それは、マウリース先生がコッホを使っているからです。

ここでハウスシステムについて説明しましょう。地平線の下にある、枠で囲まれた部分をハウスと呼びます。

それぞれのハウスには特定のテーマがありますが、一平さんの場合、正確なハウスを知ることができません。

そのため、「Sun in the 1st house system」を使用しています。このシステムでは、生まれた瞬間の太陽の位置を東の地平線として扱います。

西洋占星学では、生まれた瞬間の東の地平線の位置、アセンダントが重要ですが、時間がわからないため正確なハウスは特定できません。

ハウスが不明なため、一平さんの魂の設計図を詳しく解説することはできませんが、太陽がやぎ座にある、土星がさそり座にある、土星とノースノードが一致しているなどの情報はわかります。

わかっているこれらの情報から、サインが示すエネルギーのタイプを考慮して読み解くことにします。

これだけでも多くのことがわかるので、その部分を見ていただければと思います。

一平さんの出生図(ネイタルチャート)では、火星がうお座にあります。

火星は本来、おひつじ座を支配する惑星です。一方、うお座は海王星に支配され、火星とうお座は一見相反する性質を持っています。

西洋占星学では、ホロスコープのチャートは春分点をおひつじ座0度として読みます。これは、北半球で昼と夜が同じ長さになる時点を基準にしています。

おひつじ座の最初の30度が1ハウスを表し、太陽の周りを回る多くの天体の配置をこの平面に表したものがホロスコープ、いわゆるチャートです。

おひつじ座0度の時のチャートは基本元型とされていますが、実際のホロスコープでは地軸の傾きによってハウスの区切りがピッタリ30度とは限らず、この位置が30度を超えることもあります。

このチャート上で「1」と表示されているのが1ハウスであり、各ハウスとサインには支配星が存在します。

ゾディアック、つまり12星座は、実際の空にある星座とは異なることがあります。

これは、西洋占星学において星座が象徴として用いられるためです。

歳差運動によって星座の位置が徐々にずれていくため、ホロスコープ上での星座と実際の星座の位置が異なることがありますが、これは象徴としての解釈に基づいています。

風の時代の占星学の基礎知識

おひつじ座・火星、うお座・海王星ってなに?

1ハウス、おひつじ座、そして火星は、似たようなエネルギーを持っています。

おひつじ座のエネルギーを考える時、このサインは1ハウス、火星もまた同様の特性を持っています。

これらはそれぞれ異なる役割を担っているものの、その核となるエネルギーは共通しています。

アストロロジーのゾディアックはおひつじ座から始まり、うお座で終わるサイクルを形成しており、このサイクルは終わりと同時に新たな始まりを迎えます。

この終わりと始まりのサインは隣同士でありながら、エネルギーが全く異なります。

ホロスコープの基本元型では、うお座は第12ハウスに相当し、おひつじ座とは大きく異なるエネルギーを持っています。

このように、ゾディアックはおひつじ座から始まり、おうし座、ふたご座、かに座を経て、最終的にうお座で終わりますが、実際には終わるのではなく、スパイラル状に進化していくのです。

この終わりのサインと始まりのサインは、隣同士なのにエネルギーが全く違います。

これらの全く違う2つのエネルギーが一緒になると、非常に難しいのです。

エネルギーを効果的にシンセサイズしてうまく使うためには、それぞれのエネルギーの特徴を理解し、それが混ざり合うとどのような影響があるかを知ることが重要です。

おひつじ座のエネルギーを高い周波数で使用すると、非常に素晴らしい魂の進化になるでしょう。一方でこれを低い周波数で使用すると、おひつじ座の悪い側面が出てくるのです。

これはうお座にも当てはまり、実際にはすべてのサインに共通する事実です。

アストロロジーの基礎知識← 占星学を知りたい人必見!

アストロロジーにおいて、太陽と月は特別な存在であり、「ルミナリー」と呼ばれます。

これらは他の惑星と一緒に「プラネット」として言及されることもありますが、その役割は基本的に自我を象徴しています。

例えば、大旗ハルミは、今生において特定の自己像を形成しようとしており、これが自我、つまり「エゴ」です。

このエゴは悪いものではなく、私たちが自分自身として存在するために重要です。

宇宙魂が地球に生まれる前に持っていた「こうなりたい」「ここを勉強しよう」という願いが、この自我を形成しています。

この意識進化占星学では、私たちは魂の存在で、体がなくなっても宇宙の子宮に戻ると考えます。

この子宮はうお座のエネルギーと、海王星によって象徴されます。

私たちは宇宙の子宮から選んだ母親の子宮に入り、新しい自分として、過去世で学びきれなかったことを学ぶため、成長するために再び生まれてくるのです。

アストロロジーでは、太陽と月が自我を象徴し、その他の動きの早い天体—水星、金星、火星—は個人の特徴を表します。

太陽の周りを地球が365日で1周するところ、火星は約700日、水星は地球時間で828日で1周します。

これらは個人天体といって、結構早く動きます。同じ年に生まれても人それぞれ場所は変わってきますから、個人の特徴をよく表します。 

これらは比較的早く動くため、同じ年に生まれた人々でも異なる特徴を持ちます。

一方、木星と土星は「社会天体」として知られ、社会現象を理解する際に重要です。

木星は約12年、土星は約30年かけて一周します。

人間で言うと60歳になるちょっと前の還暦の頃は、ちょうど木星も5回目の木星回帰と2回目の土星回帰がちょうど重なる大事なタイミングです。

これらの周期は、特定の人生の節目、特に還暦などは全て宇宙のエネルギーとサイクルの上に成り立ったもので、全てが影響し合っているのです。

さらに、天王星、海王星、冥王星は望遠鏡が発達した後に発見されたため、古典的なアストロロジーには含まれていませんでした。

これらの外惑星は、個人や社会を超えた宇宙全体の影響を及ぼす力を持っており、意識進化占星学においては特に重要な役割を果たします。

天王星は18世紀、海王星は19世紀、そして冥王星は20世紀になって発見されているので、科学の進歩と 一緒になってアストロロジーも進化しています。

コンピューターの発達により、かつては手計算でしかできなかったチャート作成が大幅に容易になりました。

これらの外惑星は、個人的なものとしてではなく、社会を超えて宇宙全体の中で私たち個人や社会にどういう影響を及ぼすかという歴史を見ていく際に、特に意識進化占星学では重要です。

意識進化占星学で魂の進化を示す重要なポイント

進化占星学は、魂が意識を進化させるために生まれてくるという前提の下、天体やサインを暗号化された情報の設計図として解読する学問です。

この学問において、月のノードと外惑星(天王星、海王星、冥王星)は魂の進化を示す重要なポイントとされています。

地球は太陽の周りを回る軌道(黄道)を持ち、月は地球の周りを回る軌道(白道)を持っています。

月のノードは、地球の軌道と月の軌道が交わる点であり、南下する点を降交点(サウスノード)、北上する点を昇交点(ノースノード)と呼び、魂の過去と未来の方向性を示します。

インド占星学では、これらをそれぞれドラゴンテイルとドラゴンヘッドと称しますが、解釈は異なります。

地球の視点から黄道は、太陽が動いていく軌道として見えます。

月がこの黄道と交差する点、つまりノードにおいて、月と太陽が地球から見て一直線に並ぶとき、日蝕や月蝕が発生します。

2024年4月9日におひつじ座で発生した皆既日蝕は、月と太陽と地球が一直線に並び、宇宙からのエネルギーが地球に入ってくるポータルが開くとされています。

このエネルギーは、私たちの周りで激しい変化を引き起こす可能性があり、魂の進化に重要な影響を及ぼすと考えられています。

意識進化占星学は、天体の位置関係を解読し、そのエネルギーが個人の生活や魂の進化にどのような影響を及ぼすかを探求する学問であり、月のノードや外惑星の役割を理解することで、魂の進化の過程をより深く理解することができます。

風の時代チャートリーディング前編

うお座・火星の生きにくい理由

今の配置を見ると、火星がうお座にいるということは、おひつじ座の生まれてくるエネルギーとうお座の生まれる前の宇宙の子宮のエネルギーが一緒になっています。

おひつじ座は、全てが混ざり合った宇宙の子宮から抜け出し、何かになろうとする誕生のエネルギーで、分離し、勇気を持って前進しようとする力を持っています。

これに対し、うお座は全てを溶かし、境界のない海を象徴するエネルギーで、宇宙の子宮ののような存在です。

うお座は、時間と空間を超えた境界線がない宇宙とつながっており、いろいろな情報やエネルギーがどんどん入ってきてしまうのです。

ハルミ
ハルミ

これにより、いいものも悪いものも入ってきてしまうのがうお座の特徴です。 

うお座は基本的に受け身のエネルギーを持っているため、私たちはこれらのエネルギーをコントロールすることができず、受け入れるしかありません。

おひつじ座から始まり、魂が生まれてきて、様々な経験をして、最終的に宇宙の子宮であるうお座に戻るというサイクルがあります。

おひつじ座とうお座は隣同士でありながら、そのエネルギーは全く異なることがわかると思います。

うお座に火星がある人、または12ハウスに火星がある人、1ハウスに海王星がある人などは、うお座とおひつじ座の全く異なるエネルギーをシンセサイズすることになります。

これは非常に難しいエネルギーなので、これらの配置を持つ人は生きづらさを感じているかもしれません。

火星がうお座に入る期間は、特に大きな影響を及ぼします。

2024年3月23日8:47に火星がうお座に移動し、5月1日まで滞在します。

この期間中、たくさんの天体が火星と重なってきますから、このうお座の火星のエネルギーは非常に大きく影響してきます。

この火星が大事な理由は、今のノースノードがおひつじ座にあるからです。

月のノードは、魂がサウスノードから進化してノースノードに行こうとしているところを示しています。

ノースノードは今、おひつじ座にありますから、火星はノースノードの支配星であると言えます。 

今はおひつじ座にノースノード、太陽、水星、カイロンまでいて強調されているのに、その支配星の火星はうお座にいます。

先ほど説明しましたが、おひつじ座は前に進もうとするけど、うお座のエネルギーで溶かされてしまうのです。

うお座は宇宙の意識、宇宙の本質を表すエネルギーですから、今は自分の自我だけで行動する時ではありません。

宇宙の本質を表すエネルギーをちゃんと受け取ってサレンダーして、宇宙から寄せられている大きな波に乗った上で、自分はこうやっていこうと選んでいくことです。

宇宙の本質に合っていないものは全部溶かされてしまうからです。

2年に一度は2ヶ月ほど火星がうお座に入りますから、もともとうお座に火星を持っている人はこのエネルギーのことを知らないと、生きにくさを感じるかもしれません。

うお座に火星を持っている人だけではありません。

12ハウスに火星がある人、1ハウスに海王星がある人、海王星と火星がスクエアだったり、合などの特別なアスペクトを持っている場合は、うお座とおひつじ座のエネルギーをうまく使っていくことが大事です。

今聞いただけでも難しいと思いませんか?

これを知らずに星を読んで、うお座に火星がある人はこんな人ですと言っても、全然違う読み方をしてしまうのです。

AUCの講座ではこのエネルギーのアーキタイプという概念について、多くの時間をかけて解説しています。

知りたいと思った方は、ぜひAUCで意識進化占星学を学んでくださいね。

AUC意識進化占星学 Basic1では、基本的な12のアーキタイプを学びます。12のエネルギーのアーキタイプを学んだ後で、AUC意識進化占星学 Basic2では、ホロスコープの基本的な知識や、月をどうやって読むか、エネルギーのシンセサイズの基本を学びます。

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水原一平さんのうお座・火星のエネルギーを読む

一平さんはうお座火星の持ち主であり、こういう人は、いろいろなエネルギーが入ってくるし、受け取るしかないために、火星が前に進もうとしても、なかなか進めません。 

自分らしく生きることを望んでいても、周囲の影響を受けやすく、良い時は非常に良いものの、悪い時は騙されたりいじめられたりすることもあります。

彼は進もうとしても休火山のように動けず、行動を起こすのが難しいことがあります。

彼の月はおひつじ座にありますが、正確な位置は生まれた時間がはっきりしないため分かりません。

月は2時間で1度くらい、1日だと12度くらい進みます。

このチャートでは正午に取っているので、13度から25度くらいの間にあることは確かですから、月はおひつじ座です。

月は過去生の感情的な体験の記憶に関連しています。また、月にはいろいろな意味がありますが、過去のことも表します。

過去生でどんなことをやっていたかという感情的な体験の記憶みたいなものがあるところです。

おひつじ座の支配星の火星はうお座にいますから、過去生での挑戦と前に進もうとするエネルギーがあるものの、それが容易ではなかったことを示しています。

 何かやろうとしたらいじめられたりしたこともあったかもしれません。割とぼーっとしているほうで、あまり俺がと、どんどん前に出るタイプではないでしょう。

いろいろな記事を読んでいたら、一平さんは日本で日ハムに勤めていた時や、エンゼルスにいた間も、目立つよりは謙虚に人にサービスすることに長けていたとされます。

謙虚に大谷翔平さんを支えていたでしょう? 

火星がうお座の人とか12ハウスにある人は、それができてしまうのですね。

自分のためよりも他人やより大きな目的のために行動する際に強さを発揮します。

消防士や医療関係者のように、他人の命を救うことに情熱を注ぐ人々にもこのエネルギーが見られます。

宇宙の愛を体現しようという意図で動くときは、とてもパワフルになるのです。

火星はある意味、熱意、パッション、勇気も表すし、そういう時にはすごく勇気が出る人たちです。

彼はこれまで自分の火星のエネルギーを上手く使い、多くの人々から評価されてきましたが、扱いが難しいエネルギーでもあります。

今、私たちにもこのエネルギーが満ち溢れており、地球や人類のために自分に何ができるかを考えることが重要な時です。

2024年の宇宙元旦は始まったばかりです。

宇宙は暗号でできています。 意識進化占星学では、その暗号を解読する手法を学ぶことができます。

人生はなぜこんなことが起きてくるのかということにも納得できるようになります。

今を生きる時にも大事な学びですが、進化占星学を学ぶことで、過去に起こってしまった時の星の配置が自分の設計図にどんな影響を及ぼしてたのかが分かってくるのです。

そうすると、失敗だと思っていたことも、あれがあったから今の私がいると、感謝できるようになり、自分のことが大好きになるのです。

このパワフルなアストロロジーを皆さんに教えているのがアカデミーオブ ユニバースコードです。

「アストロロジーは言語である。もしこの言語が理解できたら、空があなたに話しかけてくる」

これは、有名な占星術家であるディーン・ルディアが遺した言葉です。

彼は20世紀初頭にフランス人として生まれ、アメリカに移住してきて、アストロロジーを学び、素晴らしい成果を残しました。

私はルディアをとても尊敬しています。

ハルミ
ハルミ

この言葉の通り、私たちは今のエネルギーと自分のエネルギーを理解し、それをうまく使って宇宙が導くことと一緒になると、人生にミラクルを起こすことができるのです。

この記事の内容はYouTubeでもご覧いただけます

この記事は、以下の動画の前半部分を文章にまとめたものです。ぜひ動画でもご覧ください。

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