風の時代を生きるために大切な考え方~今を生きる~

風の時代に知っておきたい、おとめ座―うお座の軸のエネルギー

うお座とおとめ座の関係

ハルミ
ハルミ

皆さん、こんにちは。エネルギーナビゲーターの大旗ハルミです。いつも本当にたくさんのご支援ありがとうございます。

先日お届けした「おとめ座へのラブレター」で、もう少しお伝えしたかったポイントがありました。

おとめ座へのラブレターはこちらからご視聴いただけます。↓↓(この記事は2016年2月19日に公開した動画をまとめたものです。)

2016年9月のエナジーナビ おとめ座へのラブレター【星読み徒然草52】

キーワードは「今を生きる」です。今日は「今を生きる」というのはどういうことかについて、お話したいと思います。

満月は月と太陽がオポジションと言って180度反対側にいる時に起こる現象です。

それを2016年2月23日東京で取った時の満月のホロスコープから見てみましょう。この時は8ハウスに月があって、2ハウスに太陽がありました。うお座とおとめ座になります。

このように、例えばうお座とおとめ座はいつもポラリティと言って対極の関係になっています。

お互いに逆の方向のエネルギーですが、このポラリティをいかに統合していくか、つまりホロスコープ全体を分割するハウスやサインのエネルギーを全体としてハーモニーを持って統合していけるところに、私たち一人一人の魂の個性が出ていると思います。

魂は肉体を持ってこの地球に生まれてきて、そこにはスピリットがあって、魂とスピリットと肉体は、ハーモニーを持ちながら自分らしさを表現していくことを学ぶことが生きることであり、その学びの場が地球ではないかと思うのです。

もしそうだとしたら、今回のおとめ座とうお座のエネルギーはどのようなエネルギーなのかを知る必要があります。

それについては過去の動画で解説していますので、参考にしてください。こちらからどうぞ↓↓

新月と満月の願い事 おとめ座3度満月のメッセージ【星読み徒然草24】

今日はもう少しそのおさらいをします。

ハウス・おとめ座の基礎知識

まず、ホロスコープの元型から言うと、春分点の始まりを1ハウスに設定すると、うお座は12ハウス、おとめ座はその反対側の6ハウスです。

そうすると、6ハウス・おとめ座は、パートナーシップ、他人と関係性を取って行く前の、自分のアイデンティティを作り上げていくところ、人間形成が完結するところと言えます。

これについては、「小橋賢児さんのホロスコープを読む」というシリーズで、小橋賢児さんは6ハウスのエネルギーが非常に強いので、6ハウスおとめ座のエネルギーについて詳しく解説しています。

こちらからどうぞ↓↓

小橋賢児さんのホロスコープを読む③ 6ハウス【星読み徒然草19】
小橋賢児さんのホロスコープを読む⑤ 第6ハウス-まとめ【星読み徒然草21】

6ハウスは日常生活の中で、学びをするところですとお話しました。そしておとめ座は地の星座なので、マニフェステーション(思考の現実化)をしていくところです。

12ハウス・うお座の基礎知識

12ハウス・うお座は逆に言うと、人生最後に終わったところで、具現化、物、そういったものは全部なくなって、後はもう魂がどこまで成長できたかというところです。

そうするとスピリチュアルなこと、精神性の方がいかに進化できたかというところが問われてきます。

ここはそういう意味で魂の学びの場所です。そして、最終的には、私たちがもともと生まれる前にいた起源のエネルギーを象徴しています。

ハルミ
ハルミ

マウリース・フェルナンデス先生は、うお座のエネルギーは宇宙の子宮のようなエネルギーだと表現されています。

風の時代に知っておきたい、おとめ座とうお座のテーマ

うお座の感情とおとめ座のマインドを統合するために

キーワードとして、うお座は「スピリチュアル」です。それに対しておとめ座は地の星座ですから「マテリアル」、物や事柄、体です。

肉体を持った私たちが世の中でどんなものを作り上げて学んでいくかという学びとスピリチュアルなものの学び、それから実際にいろいろなことを具現化していく時は、感じ取ることも大事ですが、感じ取ったことを頭の中で分析して情報を調べるといったマインドの力が大事です。

フィーリングというのは感情、思いです。うお座は水の星座ですから水のサインはテーマがemotion、感情でした。そして感じ取っていくのはハート、ハートチャクラです。

それに対しておとめ座は水星ですし、クラリティ・マインドで、はっきりした頭脳でしっかり考えること、そこが大切なキーワードになってきます。

そういった意味では、うお座の方が頭ではなくハートで考えていくので、あっというひらめきの直感力であるインチュイション(intuition)、インスピレーションです。(他の火の星座でもたくさん出てくるキーワードです)

地の星座のおとめ座はReasoning、理由付け、つまりロジカルに考えていきます。同じようにおとめ座は非常にプラクティカルに実用的に現実的に、これが終わったらこうと、考えていきます。

ところがうお座は、そういったことよりもIMAGINE、理想の世界でイマジネーションを司るのです。

ですから、うお座が強い方は芸術家の方が多いですよね。

音楽では、音というのは非常に重要なファクターですが、うお座の強い方は音楽家の方も非常に多いです。また、映像などの世界もうお座のエネルギーが強く影響しています。

それからうお座・海王星は、金星の1オクターブ上の愛の星なので慈悲、神様や仏様のような、ばらばらにしないでみんなを受け入れて一緒にしていくエネルギーを持った愛のエネルギーを象徴しています。

全部一緒に溶かして包み込むようなエネルギーですね。境界線が全部溶けていて一つに融合していくような感じです。

それに対しておとめ座は、地の女性性のエネルギーですから、しし座で自分を思いっきり外側に向けて表現しようとした思いや行動を、社会の人たちのために自分をどう役立てていけるかという視点で、もう一度、意識を自分の内側へ向けてどこをどのように改善していったらいいだろうと、具体的に考えて行動して何か形にしていくようなエネルギーです。

おひつじ座のような火のサインやふたご座のような風のサインは外に向きますが、おとめ座の場合は、地のサインですから、内側に向かっていきます。

おとめ座まで来ると、よりホリスティックな視点を発達させていくので、自分だけで孤立している視座ではありません。

おとめ座の場合は自分がいて、その自分をどう役立てるかという時に、どの社会に向けて行くかということでいろいろ考えて判断していかなければならないので、ディサーメント(discernment)が必要です。

ディサーメントとは、日本語で説明するのが難しいのですが、物事を識別して、判断していくような力と言ったらいいでしょうか。

全体の中で自分と他の位置付けをしながら、具体的にどうやって自分が役に立てるだろうと考えていくと、やっぱり頭も使わなければなりません。

うお座の方はみんなで一緒になって、愛になって、愛の中に包まれてという、水で固まらないエネルギーです。

私たちはこのどちらも必要ですから、統合していくことが大事だと申し上げました。

その時に鍵になるのは、今を生きるということだと思うのです。

今、うお座にサウスノードもあるし、癒しのカイロンも来ていて、その上海王星まで来ているので、 うお座のエネルギーがすごく強くなっています。

なぜなら、海王星はうお座の支配星で、165年に1度戻ってくるのです。165年に1度しかないのですから、今のように海王星のエネルギーがこれほど高まっている時は滅多にないと言えます。

そして2016年はこのうお座-おとめ座にノードが絡んでいたということも非常に大きなポイントでした。

そういう意味で、このうお座のエネルギーは地球に今(2016年のお話ですが、2021年も)たくさん降り注がれていて、そこは愛で生きていくことが大切なのです。

ハルミ
ハルミ

なんとなく言葉では分かっても、具体的にどんなことなのか、分かりにくいかもしれませんね。

不安や恐れの感情と向き合って、今を生きる

水の星座のキーワードは感情でしたね。

ですから、頭ではなく、ハートに聞くのです。ただその場だけちょっと楽しいなというような、一時的な楽しいでなくて、心の底からハートがウキウキするな、楽しいな、いいなと思うこと、時間を忘れていくらでもできてしまうようなことってありますね。

それから、その時その時の悲しみやつらさ、喜びといった感情と向き合っていくということが、すごく大切です。

怖さや不安が出てくる時、不安が出てきてネガティブな感情が出てくる時はだいたい今を生きていないことが多いです。

悲しみだったり、憎しみだったり、人を責めたくなる気持ちというものは、過去のいろいろな経験の中で、その時の感情を消化しきれないままそこに向いてしまっているのです。

これから自分はどうなってしまうのだろうと不安になってくると、先が見えません。

例えば今の私の現状(2016年当時)は失業して収入がないので、このままだと本当にいつかは行き詰まりますから、未来のことを考えると、どうしても不安が出てくるのです。

その不安を取り除ければいいのですが、私の場合2ハウスが強いので、私にとっては自給自足して安心していることがとても大切なので、そこが脅かされるとすごく不安になるのです。

それはサバイバルの視点から考えると当然だと思いますが、そういった時はだいたいまだ起こってもない未来のことを考えることに集中していて、今を生きていないのだと思います。

恐れや不安のようなネガティブな感情が起こっている時は、そこが鍵なのです。そういうことを感じてはいけないと言っているのではありません。

感じるのは人間ですから仕方がありません。でもそういう自分を感じる時は、自分は今を生きているかなと、私は意識して考えるのです。

不安で生きるか、愛で生きるか。

ハートの声に耳を傾けてみよう

宇宙も愛のエネルギーで満ちていて、神様、宇宙、ガイド、そういった存在がいてくれて、必ず私たちを守って導いてくると信頼できた時、愛され導かれるから、そことつながって自分は大丈夫、できるところを何か一つやってみようと、愛の中で生きられる時は、不思議と今を生きているのです。

恐れで生きている時は、どうしても頭の方が先に過去のことをあれこれ考えたり、まだ起こってもいない未来のことをどうしようと考えたりしている時です。

それが悪いわけではないのです。そういった感情に気が付いた時に、リラックスして、瞑想をするとか、音楽を聴くとか、ゆっくりお風呂に入ってデトックスをしながら、愛を感じてみるといいと思います。

ハートの声に耳を澄ましてみるのです。そういう風に切り替えてバランスをとっていくと、今自分が今生きていることが見えてくると思います。

風の時代に意識したい「今を生きる」ことの意味

進化占星学的サレンダーとエフォートの意味を理解する

今を生きるということがどんなことか。今、自分がそうやって生きているから、本当にそう思います。

その時の大きなアクション、行動のキーワードが、うお座の方はサレンダー、おとめ座はエフォート(effort, 目的達成のための努力)です。

サレンダーというのは辞書を見ると「降伏する」などと書いてあります。例えば戦争をした時に、降参と言って白旗を上げることもサレンダーです。

ですが、ここで私が申し上げるサレンダーは、自分の夢を諦めるという意味ではありません。

できるかどうかは全然分からないし、どうやったらいいかも分からないような自分の夢を、「こうなったらいいな」、「こんなことするのが楽しいから、こうなったらいいな」と、イマジネーションの世界にどっぷり浸かって、自分を想像してみてください。

そこをしっかり自分の意識の中にはめ込みながら、自分のやるべきことは精一杯努力をする。

それがeffort、おとめ座のエネルギーです。

どうやったらいいのか分からないけど、とにかく何か出来ることから一歩ずつ始めようと思って、何か行動に起こしてみるのですね。

だからeffortというのは努力をするのです。

がむしゃらにプッシュして、自分の体をこき使って病気になるほど無理してというのがeffortではありません。

コツコツと一歩ずつでいいから、できることをやりながら、あとは必ず宇宙が導いてくれると、宇宙の愛の中に包まれて自分が一緒になって生きてみるのです。

そうすると、将来なりたい自分があって、どう実現できるかは分からないけど、今できること目の前のことをやろうと思って生きると本当に愛の中に生きていけると実感しています。

私は本当にアストロロジーが好きです。本当に好きだから、勉強していても、何時間でも飽きずに本を読んでいられます。

ホロスコープが読めることで、宇宙のエネルギーを知的に理解することができますし、さらにエネルギーを感じる体質なので、オラクルカードもガイドとつながっておろすと本当にピタッと驚くくらい、その時の宇宙のエネルギーが伝えてくる大切なメッセージをしっかりサポートしてくれるようなメッセージが降りてきます。

こうやって愛の中で守られていると実感しながら、私ができることはなんだろうと思いながら、今を生きるオポチュニティをいただいて、皆さんにも私と同じ体験をして欲しいと思って自分の体験をシェアしながら生きているのです。

そうすると皆さんが愛でいろいろなメッセージを返してくださって、つながってご縁がたくさん広がっていくことを実体験しているところです。

おとめ座とうお座の、ノードが絡んだこんなにすごいエネルギーのタイミングはなかなかないことです。

おとめ座とうお座のノード軸は、12サインの最後の組み合わせになります。
そういう意味でも、とても大切なノード軸です。

これから2020年までの間に、宇宙からは大きな変容のエネルギーが注がれてきます。2008年からやぎ座に入った冥王星が、やぎ座の象徴している社会の様々な仕組みや構造を根こそぎ破壊して、新たに再生していくようにと大変容のエネルギーを降り注いでいます。

私たちの個人レベルでも、今までの自分の中のこうあるべきという条件付けのようなものをどんどん破壊して、新しい枠組みを構築していく時が来ているのです。

今一番大切なキーワードは今を生きてみることだと思います。

そのためには、しっかりといろいろなことを理解して頭で考えることも大切です。

好きなことに取り組むと、たくさんの気付きが得られる

ハルミ
ハルミ

でもその前に、まずハートに聞いてみましょう。

何かこだわりがあったり、自分らしく生きられていないという方は、つらいところを無視するのではなく、そこと向き合ってみるのです。

自分は不安から生きているのか、愛から生きているのかを考えてみてください。

不安から生きていたら、そこをもう少したぐってみると、自分の中で思い込みをしていたようなもの、例えば完璧主義になっていたり、世間のこうなるべきという枠を自分に押し付けていたり、何かそういったものがあったら、それは一度リリース、手放していきましょう。

自分はそこで何をしたいのだろう、どういうことが好きだったのだろうと問いかけてみて、面白いと思ったことをやってみましょう。

陶芸が好きならやってみたらいいと思うし、ダンスが好きなら習えばいいし、占いが好きなら勉強して、オラクルカードを買って、毎日オラクルカードを引いてみるとか、とにかくやってみればいいのです。

そんなことをしてみると、いろいろな気付きがあるといます。

ご提案としては、できるかできないかは抜きにして、自分が何の心配もなく愛で満たされて生きているとしたら、どんなことをしたいだろうと想像してみて欲しいのです。

自分の中に埋め込んでいる期待値を全部取り払って、全部それが手放せた時に、自分のハートが広がっていった時に、生きているのはどんな感覚かなと想像してみてください。

想像していると、ここがこうだから無理だと、マインドがいろいろ言ってくると思います。

自分が何をしたいかよく分からない方へ

まだ自分が何をしたいのかよく分からない方も多いと思います。

例えば羽生選手ように、スケートが好きで、これと決まっている方はいいですが、私もずいぶんと長い間自分が一体本当に何がしたいのか分かりませんでした。

でも何かしたいといろいろな事をしながら、自分が興味をもって好きなものの共通点は、エネルギーに関係することなのだと気づいたのです。

それで、エネルギーナビゲーターとして、自分が面白いと思うことをやってみたら、そういう役割でみんなにサービスを提供できるかもしれないと思ったのです。

最初からそういうアイデアがあったわけではありませんでした。でも、やってみたらそうかもしれないということが見えてきたのです。

そういうことが大切だし、マインドができない理由をあれこれ考え出した時は、そこが鍵なのです。

そこを一旦受け取ってみて、それは本当なのか、それとも自分で思い込んでいるだけなのかと、不安の声もマインドの声も無視しないで受け止めてみて向き合ってみると、結構そこからひらめきで「こんなこと考えなくてもよかったのか」とリリースできることもあります。

ですからぜひ、今を生きる、愛で生きてみる

やれることは一つ一つやりながら、自分も宇宙も信頼して、サレンダー、お任せしてみることがすごく大切なキーワードじゃないかと思っています。

今、土星とサウスノードがスクエアという厳しい角度を取っていますが、確かにこういう時は厳しいですし、海王星のエネルギーも強くなっていますから大変だと思います。

宇宙や仲間とつながって愛が循環する

こういう時に大切なのは、一人孤立するのではなく、つながっていると思ったら、今私はここに一人でいますが、lonely(孤独)ではないのです。

インターネットのおかげで皆さんと交流できているし、宇宙ともいつもつながっています。

それはaloneness(物理的に自分ひとりだけがいる状況)ではありますが、それはlonelinessの寂しさではないのです。

恐れで生きている時は宇宙との一体感や、みんなとつながっているという感覚が持てなくなっているのです。

そうなってくると自分は切り離された人間に思えて、自分の中に愛が満たされないし、愛が循環して行かないので寂しくなるのです。

そんな寂しさを埋めてもらうために他の人からの愛を要求したり、それが叶わない時は自傷行為や中毒に走ったりという、うお座海王星のネガティブなエネルギーが出てきます。

自分のほうからオープンに広げて、自分を素直に表現してみるといいと思います。私が今やっていることがまさにそれです。

誰が聞いてくださるか、全く分かりませんでしたが、誰一人大旗ハルミがここにいるのを知らなかったのに、ビデオを配信するうちに、少しずつ聞いてくださる方が増えてきました。

全部見てくださっているのかも分かりませんが、温かいメッセージをいただいて、その度に交流ができていると思うのです。

皆さんから頂いたフィードバックに耳を傾けて、自分のハートがいろいろ感じることに耳を傾けています。

そうする中でこういった難しいエネルギーの中でぶつかり合いはしているのですが、そこからいろいろ見えてくるのです。

そうすると、それがハーモニーになって、コツコツ努力しながら信じてサレンダーして愛とつながりながらいく中で、自分が行きたいのはここだとノースノードの方向が絶対に見えてきます。

私は確信していますから、それを信じてやってみてください。

視聴者の皆さんの中で、オラクルカードを楽しむコミュニティーサイトを立ち上げた方もいらっしゃいます。

そうやって皆さんが自分のハートに耳を傾けて、できることを一つずつできることをしていらっしゃるのを見ると、私も勇気をもらえています。

この記事の元になった動画では2016年のおとめ座新月・うお座満月でお話していますが、今回偶然2021年9月7日がおとめ座の新月、9月21日がうお座の満月です。

ハルミ
ハルミ

このタイミングでぜひ「今を生きる」ことを実行してみてはいかがでしょうか。

Thank you so much, and so much love, Harumi

この記事はYouTubeでもご覧いただけます

こちらからどうぞ↓↓

新月と満月の願い事 おとめ座3度満月のメッセージ Part 2 今を生きる【星読み徒然草25】