風の時代のさそり座の蝕のエネルギー
今回のサウスノードのさそり座の蝕がパワフルなのはなぜか
皆さん、こんにちは!エネルギーナビゲーターの大旗ハルミです。
今回は10月後半からの激しいエネルギーのお話を何回かのシリーズに分けてお届けしています。今日はその4回目、最終回です。
シリーズ1回目では、10月後半のエネルギーの大きな流れをお伝えしました。まだ見ていない方はこちらからどうぞ↓↓
2回目、3回目では、10月25日新月さそり座の2度00分で起こる部分日蝕がどんなことかについて、詳しくお話していきました。
こちらからご覧いただけます↓↓
今回の蝕はそれだけではなく、金星が月と太陽と一緒にさそり座2度でぴったり重なっているので、この金星のエネルギーを正しく知ることが大事なのです。
そういう意味で、この蝕がなぜとてもパワフルなのかをお話しましょう。
今回さそり座にはサウスノードがあります。サウスノードで起こる蝕は、さそり座のカルマ的なことを浄化するために起こっているのです。
特に、過去生からずっと引きずってきて、しっかり感じきれないまま抑圧してきた感情体験の、深いところのトラウマを癒すために、今、宇宙があぶり出してくれているので、たくさんの方が激しい感情を感じやすいのです。
未消化な感情がいろいろ起こってきます。
周りの人に対していつも以上にカチンと来る自分がいた時、なぜ私はこんなふうに感じてしまうのかとネガティブな感情を感じる自分をダメだと抑圧しないでくださいね。
これはこういうエネルギーだから、そういう自分を許してあげることが大事だとお話しました。
意識して自分の時間と空間を作る
自分を許すためには、意識して自分の時間を作ること、それから、自分の空間をしっかり保つことが大事です。
その中で自分が感じてることをいろいろと表現してみてください。特に、日本の皆さんは火星がふたご座で、アセンダントと合(ごう)です。
詳しいことはミラクル会員のエナジーナビで解説しています。アストロロジーのことがよくわからない方でも、聞いているだけでもかなり分かるようになります。
全部分かろうと思わなくていいのです。興味を持ってくださったら、ぜひ学んでください。
学ぶと自分にどういう影響があるかも分かるようになります。
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自分にどういう刺激が来るかを知るために必要なこと
サウスノードはさそり座ですが、その反対側のノースノードは今、おうし座にあります。おうし座は支配星が金星なのです。
意識進化占星学=コンシャスネスアストロロジーでは、皆さんの生まれた時のホロスコープ(ネイタルチャート、出生図とも言う)は皆さんの魂の設計図なのです。
そこには、皆さんの魂が過去生でどんな経験して、どんなことを学んで、今生はどんなことを学ぼうとして生まれてきたかが暗号で書かれています。
設計図のなかには、様々なタイミング情報もはいっていて、どのようなタイミングでこういうことを学ぶ機会を与えられるかということも分かるのです。
そういうことが全て暗号で入っているので、アストロロジーはその暗号を紐解く宇宙の言語といえます。
『アストロロジーは言語である。もしこの言語が理解できたら、空があなたに話しかけてくる』
これは私がすごく尊敬している、ディーン・ルディアというアストロロジャーの 名言です。
私のクラスは必ずこれをみんなで唱えて、授業を始めるくらい大事にしています。
今回の部分日蝕の宇宙からのメッセージ、地球全体、日本全体に及ぼされる影響などを、皆さんにかみ砕いてエナジーナビでお話しています。
しかし、皆さんのチャートの中で、どの分野でアクティベーションが来るかは一人一人違うので、アストロロジーの基本を自分で学んでいただく必要があります。
クローズアップされる金星のテーマ
意識進化占星学では、ホロスコープを読む時にとても大事なのが月のノードです。
皆さんの魂は、出生図の中にあるサウスノードからノースノードに向かって進化していこうとしているのです。
その時に、ノードの支配星がどこにあるかが重要になってきます。
ノースノードの支配星がサースノードと合になっている時は、このサースノードにもう一度取り組みなさいということが非常にパワフルに起こってるのです。
ですから、今回の蝕では金星のテーマが非常にクローズアップされているのです。
パワフルなふたご座の火星が変容を促す
そしてなおかつ、今、火星がとてもパワフルです。
特に日本の皆さんはアセンダントと重なっているし、火星は10月31日からふたご座で逆行してきます。
今年は、年内のうちはずっとふたご座を逆行します。火星はサウスノードのさそり座の副支配星です。
進化占星学はモダンアストロロジー(現代の占星学)ですから、さそり座の支配星は冥王星になっています。
でも、20世紀になって冥王星が見つかる前は、ずっと火星がおひつじ座の支配星であると同時に、さそり座の支配星でもあったのです。
今は火星もすごくエネルギーが強くなっていて、今回は冥王星もこの新月のあるノード軸とスクエアになりますから、これはいろいろな意味で非常にパワフルです。
パワフルに変容を促すさそり座のテーマは、深いところにある自分の中の見たくない影の部分とよく向き合うことです。
自分が感じてきた憎しみや苦しみ、許せない気持ち、罪悪感のような感情を、見たくない、聞きたくないと蓋をして、ポジティブなことだけ見ていればいいということではありません。
「ここを癒していないでしょう?ちゃんと見るんだよ」ということを宇宙が教えてきているのです。
風の時代に取り組みたいテーマ
恐れでしがみついて手放せない時
そういうことに気づかせるようなエネルギーが来ているので、自分がそれに取り組んでいない時は、周りの人を通して、それを見せてもらうことになります。
周りの人が突然いろいろ言ってきたり、人だけではなく、いろいろなことが起こってきたりします。
とにかく変容を促しているので、自分の中から喜んで、自分の中のものをちゃんと受け取った上で、手放しましょう。
例えば、この職場にいたら私は魂が萎えてしまいそうだけど、家族もいるし食べていくにはお金が必要だから我慢しなくちゃと、手放すことができず、恐れで生きていると、もっともっと苦しくなるはずです。
宇宙は本当にタイミングが来たら、病気になったり、嫌な形で事故に遭ったり、結局その仕事を続けられないということを起こしてきます。
このように恐れで生きている時は、しがみつくのではなくて、どうなるか分からないけど自分らしく生きてみようと、まず自分を認めることが大事です。
過去生で自分がやりたいことだけに夢中になってしまって、家族を養ってあげられなかったり、つらい思いをさせたりといったことで、自分を責めている場合があります。
自分がそうやって自由にしていいということを許せない場合は、わざと自分の中でそういったことを強制している場合もあります。
そういう場合はますます、つらい環境に自分を置いて、それを我慢するのが自分なんだと思い込んでしまっていると、潜在意識はそういったものを具現化するのです。
シャドーワークで自分を丸ごと受け入れる
まずはそういう自分がいたということを受け入れてあげてください。
自分はこれをやっていると楽しいなとか、楽しくなくても自分がやるとみんなが喜んでくれるとか、自分が自然体でいられる仕事をしたいなと思ったら、まずはそのことをしっかりと意識すること。
恐れの中にいる自分を否定するのではなく、受け入れることをシャドーワークといいます。
今はこういうタイミングなので、勇気を出して一度やめてみることも選択肢の一つです。やめて何もしないわけではありませんよ。
一度手放した途端に、何か新しいものがはいってくることもよくあります。
ガイドからそろそろ気付けと言われていると感じられた人で、勇気持って仕事をやめた人もいるでしょう。
ヴィーナス会員という、私の発信するアストロロジーをずっと学び続けてくださっている会員さんの中でも、お仕事を辞めた方がいらっしゃいます。
また、これから辞めますという方もいます。お仕事だけではなく、健康に関してもいろいろなことがあります。
新しい仕事が決まってやめるという考え方もありますが、1回やめてみてからのほうがスッキリして新しい方向に行けることもあります。
私がYouTubeで星読み徒然草を始めたきっかけになったエピソードがいい例です。
私は2015年にヘッドハントをされて、18年ほど住んでいたミシガン州からカリフォルニアに引っ越してきました。
私の得意な仕事ではあったのですが、もうあまりやりたいと思った仕事ではなかったうえに、その会社のことが好きにはなれませんでした。
それでもなぜかどんどん道が付くので、還暦になる直前だったし、最後のご奉公ができるかなと思って引き受けました。
こちらに来て4ヶ月間は借屋に住みながら家を探して、この家を買い、1回目のローンを払ったらクビになりました。
この話は自分自身で体験した一番いい例なので、今までもよくお話していますが、こんなことがあったら普通は大変です。
引越したばかりで友達はいない、家族はいない、仕事はない、あるのは大きな借金と家だけという環境だったのですから。
幸いなことに私は星が読めたので、宇宙が背中を押してくれたと思いました。
私のキャリアを示す10ハウスに、その時のノースノードと木星が一緒にいましたから、この仕事は私をカリフォルニアへ転居させてくれるチャンスだったのだと思えました。
こんなことになって初めて自分らしく生きてみようと思えたのです。
私は土星がアセンダントに絡んでいるので、確実に次はこうなると分かっていないと怖いと思ってしまうところがあります。
意識進化占星学で読むと、過去生で失敗しているからなのだということが分かります。
魂の行きたい方向に向かうと宇宙から奇跡のような応援が来る
私はサイキックリーディングもやるのですが、そのサイキックリーディングの先生も同じようなご経験をされています。
ちょうど2008年の冥王星がやぎ座に入ったタイミングで大不況が起こってリーマンショックで財産が全部なくなってしまったのだそうです。
その上離婚の危機にもなって、住むところもなく、仕事もやめて本当にどん底で一文無しになったそうです。
そうなって初めて自分のサイキックとしての資質を生かそうと仕事を始めて、今では2年連続で全米を代表するベストサイキックリーダーになったほどの方です。
やはりその業界で成功していらっしゃる方は、結構大変なことを経験してる方が多いのです。
そういった困難があった時に、宇宙が背中を押してくれたとまずは受け取って、できることからやってみようと精一杯やってみることです。
魂の行きたい方向に自分が行くと決めて、自分にできることを一生懸命やると、必ず応援が来ます。
今はその宇宙からの応援が何倍にもなっている、すごいタイミングが来ているのです。
なにしろ、うお座の支配星の海王星が165年ぶりにうお座にいるのです。
これは魂の声を聞かなければ、なにをやっても全部溶かされるようなエネルギーがとても強いということです。
特に来年から土星がうお座に入ってくると、もっとそれが加速します。
自分の魂の声を聞いて正直に生きてる人は、奇跡のようなことも起こってくるけど、そうでない人はますます溶かされて苦しむことになるのです。
だから気付くのは今なんですよ!今はそういうタイミングなのです。
2025年には海王星がうお座から抜けていきます。
金星のテーマにしっかり取り組む
金星がサウスノードにいるから、金星のテーマにしっかり取り組みましょう。
自分をしっかりと受け入れてあげること、それから受け取り上手になることです。
与えるばかりではなく、まず受け取って自分をちゃんと認めてあげて、自分は自分でいいんだということも見ること。
それから、おうし座は自給自足も大事ですから、人に頼るのではなく、誰かが自分を守ってくれるのを期待して、誰かの言われた通りにしてればいいという生き方は、これからはできなくなっていくでしょう。
会社や上司の言うことを聞かないと嫌な思いさせられて、上司の顔色をうかがうような人が出世することに慣れてしまっているところが日本にはあると思います。最近、忖度という言葉をよく耳にしますね。
宇宙はそれに「ノー」と言っているわけで、今までそれなりに器用に忖度などをこなしてきたとしても、今は魂が嫌だと感じたものが吹き出てきてくるタイミングなのです。
風の時代の願いごと~新月部分日蝕の取り組み
新しいことを始めるより意図をセットしよう
これからは今までの古いシステムで、機能しなくなったものは全部壊れていきます。経済も含めて、多分教育制度も官僚制度も、政治も、いろいろなものが壊れていきます。
何しろ、やぎ座の冥王星が、最後のお仕事をしていますからね。
全く新しいものに変えていく時だから、どんな社会を作っていくか、どんな日本にしていくかは自分次第、皆さん次第なのです。
だからこそ、一人一人がまず自分らしく生きようと決めることが大事な時なのです。
特におうし座の金星は自分で自給自足することが大事ですから、自分が何を大切にしてるかを、もう1回よく見直してください。
本当に自分は何を大切にしていきたいと思っているのかで、その価値観をアップグレードしなさいというのが、天王星が一緒にいるということです。
金星はてんびん座の支配星でもあるので、自分をしっかり受け入れて、自分を愛してあげた人しか対等なパートナーシップもできないのです。
1回目の動画でお話していますが、太陽と金星が合(ごう)になって、てんびん座29度で新しいVSPができるのです。
何倍にも増して今の金星のエネルギーは大切な時ですから、金星のテーマをしっかりと意識してください。
今回の新月の願いごとは、蝕の時期ですから何が起こってくるか分かりませんから、新しいことをスタートさせるより、大事なことは意図をセットすることです。
私はこうやって生きていきますということを、新月にする願いごととして、取り組んでいただきたいなと思います。
VSPの新しい講座のために意図をセットします
私は今回、この10月25日の新月にどのような意図をセットするかをお話します。
私は日本で初めてVSPの正式なプラクティショナーとして、去年9月にLevel1として、VSPについての詳しい講座を出しました。
今回はそれを受けてくださった方のためのLevel2をご提供することにしました。
まだLevel1を受けていない人は、Level1とLevel2を一緒に受けていただけるようにします。
ただし、これはアストロロジー初心者の方の講座ではありません。
私以外の他のところでアストロロジーを学んできた方は、Level1は受講していただけると思います。
ただし、私が教えている意識進化占星学を学んでいない方は、Level2は難しく感じると思います。
その説明を兼ねて、今度無料Webinarをすることにしました。
そのため、今度の新月には「こういう講座をします。」という意図をセットすることにしました。
このように、今回の部分日蝕は具体的にすぐに何かものごとをスタートするというよりは、こういう意図でやりますよということを、ちゃんと意図することが大事だと思います。
意図した後で、実際に動かしていくのは何が起こってくるか1ヶ月くらい様子を見てからにしましょう。
私たちには全くコントロールができないのが蝕のエネルギーだと、お伝えしています。
ちゃんと自分の意図を自分の魂の声を聞いて、宇宙のガイドをしっかり受け取りながら前進している人は、必ずそれを応援してくれるエネルギーが来ています。
1ヶ月くらいたつと、こっちに行けるのだなということが見えてきて、じゃあ、具体的にこれをしようということができるような感じになっていくでしょう。
もちろん、蝕の前から準備してあって、どんどん進められそうという人は、もちろんしてみてもいいと思います。
そういうタイミングがこの素晴らしいパワフルなさそり座の部分日蝕になります。
予測できないエネルギーに何が起こっても受け取ってみる
今回のシリーズ1回目でもお伝えしましたが、10月28日になると木星も、うお座に戻ってきます。
今年前半5月くらいまでにいろいろ取り組んだことを覚えていますか?
この頃にも蝕が起こっているのですが、この時にやってきたようなことをもう一度見直すタイミングが来ています。
そして、10月30日になってくると、水星もさそり座に入って、その上火星が逆行をスタートしてきます。
火星はふたご座25度26分で冥王星と150度のクインカンクスを取るので、本当にパワフルです。
11月8日はアメリカの中間選挙ですし、おうし座で皆既月蝕になります。
いろいろなエネルギーが入ってくるので、シートベルトをしっかり締めて、常に自分の内側と地球とつながって、何かあった時はしっかり深呼吸をすることを忘れないようにしてください。
マインドだけでああでもないこうでもないとやっていると、宇宙の神聖なインターべンション(Intervention、介入)が受け取れません。
恐れで生きて、変わらなければならない、手放さなければならないものにしがみついてると、嫌な形で変わらさられることもあります。
先ほどお話したように、病気になって働けなくなったり、失業したりというようなことが起こるのです。
私も失業した時はしがみついていたつもりはなかったのですが、「えっ?!」と思うような時こそ、実は宇宙からのたくさんのサポートが来ている時でもあると、長い人生を歩んでみて感じます。
何が起こってもまずは導かれていると思って、一旦受け取ってみることも必要です。
自分が今できることを精一杯楽しみながらやっていると、奇跡のようなことが起こるのもこのタイミングです。
それを頭に入れてぜひ、素敵な蝕のシーズンをお迎えしていただけたらと思います。それでは、素敵な新月をお迎えください。
Thank you so much, and so much love, Harumi
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