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新月の願いごと・満月の願いごと~風の時代バージョン~
皆さん、こんにちは!大旗ハルミです。今日は「新月と満月の願いごと」について、具体的なお願いの方法をお話します。
新月と満月に願いごとをするのは、日本でもかなりポピュラーになってきているようですね。ネットでもちょっと調べてみると、たくさんの情報が出てきますが、今日は私のやり方をご紹介したいと思います。
新月と満月の違い
まずは簡単に、新月と満月の違いをお話しますね。
月は地球の周りを回っています。月と地球と太陽、この3つの天体の位置によって、月の見え方は変わってきます。なぜならば、月は太陽の光を反射して地球に月が光っているように見せているからです。
上の図の赤い枠で囲んだ中にある記号は、☉が太陽、☽が月を表しています。月が地球と太陽の間にある時は、地球からは月の影の部分しか見えません。これが新月です。
新月の時は、上の図のように地球から見ると、月と太陽が重なって見えます。これを「合(ごう)」コンジャンクションと言います。月と太陽の間に地球がある時は、月が太陽光を反射している部分しか地球には見えず、満月になります。
満月の時は、上の図のように、地球を挟んで月と太陽が正反対の位置、180度の位置を取ります。これを「オポジション」と言います。
新月は種まき
新月は基本的に種をまく時です。新しいゴールとか、英語でintentionと言って、こうしようという意図、そういうものでリセットをするいいタイミングです。
ですから、新月のタイミングで、これからこういうことをしていこうとか、ずっとやってきたけれど実現していないものに、こうしようとアファメーション(肯定的な自己暗示)をして自分に誓う形で書くと、それが自分の潜在意識の中まで入って、無意識に引きつけられていくのです。
やってみると本当に不思議なくらい、いろいろなことが実現してきますよ!
満月は収穫
満月は、新月でまいた種が実って収穫する時期と捉えていいと思います。ですから、実った場合、どうもありがとうございますという感謝の気持ちが大切です。
そして、実ったものをいつまでも持っていると、今度は新しいものが入ってきませんから、実ったものはリリースします。願いがかなったら、ありがとうと言って流して、今度はもっとグレードアップした新しい意図かゴールをセットするのが大切なポイントになります。
そして満月の時は、非常にエネルギーが高まってくるので、埋もれていたような感情が湧き上がってきます。
ですから満月の時のほうが、けんかやドンチャン騒ぎのような、感情が高まってコントロールが効かなくなるようなことが起こりやすいと言えます。
満月のタイミングは、無意識のレベルで意識しないでいると、奥に深く隠れていた宇宙のエネルギーがぐっと浮かび上がってくるからです。
太陽の光が月を照らすことで月の光が地球に降り注ぎますから、新月の時は見えなかったようなものが、満月の時に見えてくるのです。
そういう時は、古くなっていらなくなったものをリリースしていかなければいけないよ、どんどん手放していきなさい、という宇宙のエネルギーが流れています。
それを手放さずにしがみついていると、例えば事故に遭ったり、怪我をしたり、病気になったり、失業したり、そういった嫌な形で、いや応なしに変わらなければいけないエネルギーです。
ですから満月の時は、感謝と共に、今まで目をつぶって気が付かないようにしていた、自分の深いところでセットしてしまったプログラミングやトラウマ、そういう自分で制限をかけていたようなものに気付き、それを手放しますという形で願いごととして書いて、リリースするのに非常にいいタイミングです。
ぜひ新月と満月のタイミングに自分と良く向き合って、何を手放して、どんなものを新しく入れたいか、それをしっかりと明確にしましょう。
私の体験から
私が初めて新月と満月の願いごとを始めたのは2009年くらいになりますが、実はその時、私は半年後に失業することが分かっていました。
その当時、私は新車開発のジョイントプログラムの仕事していました。日本の自動車会社とアメリカの自動車会社のジョイントプログラムの、プログラムマネジメントアナリストとして、日本の会社に雇われて北米の自動車会社に派遣されていました。
でも、その新車開発が終わった時点で次の新しいプログラムがなければ、私にポストはないことが分かっていました。ちょうどリーマンショックの不況の後だったので、半年後に無事に量産がスタートしたら仕事がなくなりますと伝えられた後でした。
退職金もいただいたし、次の仕事の支援もしていただいたので、感謝はしていましたが、一生懸命働いてきたのに仕事がなくなるのはつらかったですね。
これからどうしようと思っていろいろネットで調べていた時に、新月と満月の願いごとを見つけました。私のいいところは、思い立ったらすぐにやることころです。早速満月に願いごとをしました。
当時はこれだけいろいろ経験をさせていただいたのだから、本当は感謝しなければいけないと思っても、やっぱりこんなに一所懸命働いてきたのにひどいなという気持ちがどうしてもありました。
それに不況の最中でしたから、これから新しい仕事が見つかるんだろうかという不安もあって、私の中にいろいろ渦巻く感情を取り払っていけるようにと願ったと記憶しています。
燃やしてしまったので正確には覚えていないのですが、宇宙にはそのメッセージが届いていますからね。
それを書いて燃やしたら、本当に気持ちがよかったんですよ!心が洗われるような気持ちになりました。
火のエネルギーって、そういうところがあるんですね。火は全てを燃やし尽くすでしょう?
密教では、護摩法要といって、護摩を焚きます。お不動様の法要です。お不動様は後ろに火を持っていらっしゃるのです。お不動様の真言には、3つの咒(じゅ)があります。小咒(しょうじゅ)、中咒(ちゅうじゅ)、大咒(だいじゅ)の3つです。
護摩法要に参座したことがあるとわかりますが、護摩の時はたいてい中咒を唱えて錫杖(しゃくじょう)という杖を振って燃やしていきます。
その護摩の火で煩悩(ぼんのう)を全て燃やし尽くしてくださいます。護摩が終わった後はいつも洗い清めていただいたような気持ちになるのですが、満月の願いごとで紙を燃やした時にも、同じようにスッキリしたのです。
紙を燃やす時には水を用意して、火の用心には充分心配りをしてくださいね。
ミシガンの冬は寒さが厳しいのですが、外へ出て一生懸命燃やした思い出があります。やってみないと分からないかもしれません。ですが、やってみると、本当に宇宙に願いが届くのが体感できますよ。
そうすると、新しいエネルギーが入ってきて、自分の意識だけではどうにもできないことを潜在意識の中で取ってもらうことができるので、変われるのだと思います。
ですから皆さんも、だまされたと思って一度やってみるとことをお勧めします。
私が始めたのは満月の願い事からというエピソードでした。先にリリースしておいてから新月を迎えられたら、新しい種まきのいいタイミングになるのではないでしょうか。
風の時代に願いごとをする時の具体的な方法
次に、具体的な願いごとのやり方についてお話します。
アファメーションについて
先ほど、アファメーションは肯定的な自己暗示であると簡単にご説明しましたが、人間誰しも、なりたい自分と、そうでない今の自分があります。
過去の経験などから、潜在意識の中に「恐れ」があると、どうしても夢や希望を実現させようとする本能的な力が弱くなります。
そこで、否定的な言葉は一切使わず、肯定的な言葉だけを使って、夢や希望がかなったかのように現在形や完了形を使って言い切ることで、自分の潜在意識に働きかけるのがアファメーションです。
この時に、感謝の気持ちを一緒に入れることも大事です。
これによって無意識に感じている恐れのブロックが外れて、夢や希望に向かって行動できるようになり、願いがかないやすくなるのです。
新月の願いごとはノートに書こう
まず、新月の願いごとの場合ですが、私はノートに書いています。
書く時のタイミングは必ず新月や満月になってからにします。新月や満月の前から、どんな願いごとを書こうかと考えるのはいいですが、前もってメモをするようなことはしないほうがいいと思います。
例えば、新月、満月になってから8時間以内に書くという方が多いですが、48時間くらいのうちなら月のエネルギーがあるので、大丈夫です。
サイトによっては新月に書いた願いごとは、満月になったら破って捨てると書いてあるところもありますが、私はノートに取ってあります。もう4冊ぐらいになります。
私は願いごと以外にもその時の星の配置や、自分でちょっと感じたことなど、それこそ徒然なるままに日記のように書いてきました。後で読み返すと、ああ、あの時はこんなことを考えていたんだなと、振りかえることができるので良い記録になっています。
満月の願いごとは1枚の紙に書こう
満月の場合は、新月とは違って、1枚の紙の上に書きましょう。
新月の場合はノートに書いて、新月に祈りを捧げて、ありがとうございますという形でよいと思います。
満月の場合は、紙に書いた後、満月に向かって(曇りや雨の時は月が見えない時もありますが、そういう時も)どうもありがとうございましたと祈りを捧げてから、願いごとを書いた紙を燃やしましょう。
リリースしたいものの中でも、特に感情はコントロールするのが難しいものです。
悔しいとか憎らしいとか、相手がひどいという負の感情や、自分はダメだと自分を責めてしまう気持ちや、頭では分かっていても心の問題として落ち込んでしまったり、つらかったりすることは誰にでもあります。
そういったものはやはり人間ですから仕方がないのです。でも、そういった感情が出てきた時は、その感情を理屈で封じ込めてしまうのではなく、その感情を受け取ることが大事だと思います。
どうしても自分を責めてしまったり、相手を責めてしまうような感情が出てきた時は、もうそこまできた感情をしっかり受け取って、私は紙に書いています。
こういった感情を受け取らせてくれて、どうもありがとう。もう私は大丈夫ですという形で、しっかりそこを受け取ってから、私はこれを手放しますと書いて、燃やすんですよ。
火で燃やすというのがポイントです。
願い事はいくつまで?
願いごとの数は、2個以上10個までというのが一般的なようですが、私は本当は何個でもいいと思っています。
ただ、10個以上になるとちょっと欲張りだし、自分の中の意識も散漫になってしまうと思うので、やはりほどほどにしておくのがいいのかもしれませんね。
アファメーションを意識して願いを書くコツ
これはアファメーションですから、必ず「私」を主語にして書きましょう。
例えば、お子さんが受験の時にお願い事をする時は、「〇〇が受験に合格しますように」とは書きません。自分が受験をする場合は「私は必ず希望の〇〇学校に合格します(合格した)」と書きます。
また、私を主語にしても、「~しますように」という書き方は絶対にしません。親が子供の合格祈願をする時に、息子が合格しますようにと書いてしまったら、自分では何もできないので、ただのお願いごとになってしまいます。
ここで言う願いごとというのは、自分がこうしていこうというintention 、意図することです。
この場合なら例えば、「私は、息子もしくは娘が受験に合格できるように、最善のサポートをします」というような形で書くといいと思います。
最善のサポートと言いましたが、本当はもっと具体的にどんなサポートをしてあげるか、例えば毎日励ましの言葉をかけますとか、おいしい夜食を用意しますというような、具体的なことを書いたほうがイメージされやすいですね。
具体的という意味では、数字を使うのもすごくいいと思います。これは目標設定をする時のコツとしていろいろありますが、長くなるので省略します。
インターネットで調べると、新月と満月の願いごとについてまとめられたサイトがたくさんありますから、自分ができそうなものを探してみるのもいいと思います。
風の時代の願いごとで注意すること
なるべく避けたいタイミング
月がどの星ともメジャーアスペクト(天体同士が90度、180度、120度の角度を取ること)を取っていない時のことをボイドと言います。
新月、満月の時に、他の天体とメジャーアスペクトを取らないボイドの時は、お願い事をするのはなるべく避けたほうが良いと言われています。ボイドの時間を調べて書いてくださっているサイトもありましたので、そういったところを見て、ボイドがあった時はその時間以外に書くほうが良いでしょう。
ただ、あまり神経質になる必要はないと思います。
お願いごとのタイミングを逃してしまったら
お願い事をするのは新月、満月のタイミングから48時間以内と言われますが、仕事が忙しかったり出張中だったり、願いごとが書けない場合もあるかもしれません。
そういう時にも、書けなかったで終わりにしないで、タイミングが過ぎてしまったとしても、自分で書き出すという行動を取ることがとても大切だと思います。
あまり四角四面に考えずに、まずは月のリズムのエネルギーを感じながら暮らしていくということを生活に取り入れてみてください。
不思議と自分自身を振り返る良いチャンスになります。
願いごとをする時は、もちろん自分がこうしたいと思うことを書かれるのが一番ですが、特にその時の星の配置を見て、そのエネルギーをうまく使って願い事を書かれると、よりパワフルに、願いがかなっていくのではないかと思います。
Youtubeでは、これから訪れる大事な宇宙のエネルギーについて配信しています。また、ミラクル会員の皆さんには、エナジーナビで、天体の動きからその時の新月と満月のエネルギーを詳しく解説していますから、ぜひ参考にしてくださいね。
新月と満月と願いごとを生活の中の一つの習慣として、皆さんが宇宙のエネルギーをうまく使っていただくお手伝いができたら嬉しいです。
Thank you so much, and so much love, Harumi
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