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風の時代を最高最善に生きるために
この記事は、2022年12月23日に配信された、意識進化占星学 自動生成プログラム~死と再生の準備編2023 ~のイントロダクション無料Webinar「2023年を最高最善に生きる5つのヒント」をまとめたものです。
とてもボリュームがあるため、3つに分けてお届けしています。
こちらはそのPart2、お話の続きです。
Part1をまだ読んでいない方は先にこちらからどうぞ↓↓
【風の時代】2023年を最高最善に生きる5つのヒント~Part1グローバリズム~
Part2の続きを読みたくて迷った方は、こちらからPart3をどうぞ↓↓
【風の時代】2023年を最高最善に生きる5つのヒント~Part3新しい時代の創造~
時代の背後にあるエネルギー
先ほどもお話したように、歴史の背後にあるエネルギーというのは、このように外惑星と社会天体と言われる土星のエネルギーをしっかり掴むことです。
最近準惑星と言われているカイパーベルトという、冥王星より外側にある天体も発見され、アストロロジーとの関連の研究も進んできました。
また、月のノードとの組み合わせでもそのエネルギーは決まってきます。
歴史を見る時は、こういう遅い動きの天体をしっかりとチェックしてみると、確実に流れが見えてきます。
例えば、冥王星がやぎ座にいる時はこんなことが起こるというだいたいの流れがあるのです。
私はアストロロジーを使って歴史を紐解くことが大好きなので、この3つの外惑星がどういう組み合わせにいると、どんなことが起こるかという研究をよくしています。
現在、天王星はまだおうし座にいて、土星はみずがめ座、冥王星はやぎ座の終わりのほうにいます。
そして海王星もだいぶうお座の終わりのほうになってきていますが、うお座の支配星である海王星が165年ぶりにうお座に戻ってきていますから、この海王星は今、とても強いのです。
海王星は一つのサインにだいたい13年弱いますから、うお座にはあと少しいるのですが、この海王星がいよいようお座を抜けて、おひつじ座というゾディアックの最初、アストロロジーの元型で言う最初のサインに入っていきます。
それによってまたエネルギーがすごく変わるのです。これが2025年頃です。
そこまでの間で他に大きく変わるのが、冥王星が来年みずがめ座に入ることと、土星が2023年の途中からうお座に入って、2年半から3年弱ずっとうお座にいることです。
ですから、おうし座天王星・うお座土星&海王星・みずがめ座冥王星というこの組み合わせができるわけです。
この組み合わせをSolar Fireというアストロロジャーのためのソフトウェアで調べてみました。
Solar Fireには、紀元前5000年から紀元後5000年の合計1万年のデータが入っています。
とても面白い組み合わせだから、どのくらいあったのかなと思ってみたら、この1万年のデータの中で、なんとこの組み合わせは今のこの時代しかありませんでした。
冥王星が行ったり来たりするので、4回のフェーズがあって、来年ほんの少し、約2.5か月間の最初の期間があります。
2024年になってくると9ヶ月弱あって、さらに2024年の11月頃から2025年までまた少しあって、最後に2025年から2026年に少しあります。
全体で1年半弱の期間です。4セットあるのですが、この2023年から2026年の3年間だけ、このエネルギーが来るのです。
では、こういう組み合わせになった時はどのようなエネルギーなのか、どんなことを大切にして、どういうことに気を付けていったらいいのかということを詳しく解説するのが、これから皆さんにご提供するプログラムになります。
これを知っているか知らないかでは、これからの人生への取り組み方が全然違ってきます。
最高最善に生きる5つのヒント
これを前提にした「2023年を最高に最善に生きるヒント」は、去年のヒントである3つ「信頼する、選択する、行動する」にあと2つ付け足しました。
まずは行動した結果、自分がどう感じるかです。マインドではなく、どう体感するかです。
ですから、いろいろなことをやってみることが大事です。とにかく面白いなと思ったことはどんどんやってみましょう。
これから全く違う世の中になるのです。お金のシステムも変わります。
このままでは絶対立ち行かなくなっているのが皆さんも分かっているでしょう?
その中で意識的に、今、何をしようと決めて生きることがとても大事なのです。
これを具体的にどういうふうに取り組んでいくかは、今日のセミナーではなく、プログラムを通して解説していきますが、その時にこの5つのキーワードがとても大切になってきます。
なぜかというと、これからどんな社会になっていくかは、全く誰も分からないからです。
いろいろなサイクルが重なって、全く新しい今まで人類が経験したことのないエネルギーが注がれるのです。
だから、本当に変わっていけるチャンスが来るのです。
そのことに気が付いた上で、今のエネルギーをよく知って生きるのと、今までと同じかなと、なんとなく生きていくのとでは全く違いますよ。
この辺のことは後半でもう少し詳しくお伝えしたいと思います。
自己紹介
では、ここで自己紹介をさせてください。
私はエネルギーナビゲーターの大旗ハルミと申します。エネルギーナビゲーターと呼んでいる理由は、アストロロジャーとしてだけではなく、エネルギーに関することをいろいろやっているからです。
宇宙から注がれているエネルギーをナビゲートするというのがぴったりだなと思って、エネルギーナビゲーターとして2016年からYouTubeで「星読み徒然草」というチャンネルで動画を配信しています。
2017年からは皆さんに教えて欲しいということで、日本では学べないアストロロジーを、最初は日本に戻った時にプロジェクトとして、コロナの後からはオンラインで、皆さんにお伝えしてきました。
2020年から星コミジャパンという公式コミュニティサイトでミラクル会員制度を作りました。
新月と満月のタイミングには、エナジーナビというチャートを使ったエネルギーの解説を、現在250話ほど配信しています。
最初の4年間はYouTubeで無料配信していましたから、よかったら私のYouTubeのチャンネルをご覧ください。
YouTubeチャンネル「Harumi Ohata 星読み徒然草.com」
それから、私の講座を受けてくださった方の累計は、正確には数えていませんが、ざっと見積もっても3000人以上いらっしゃいます。
意識進化占星学の講座、単発のセミナー、それ以外にも現在ではマーケティング業界とのコラボでセミナーもやっています。
本物のアストロロジーは、授業を受けただけでは使えるようにはならないので、どうしても実践を積む必要があります。
例えばテニスでもなんでも、学校に行って、打ち方は習っても、実際にやってみないとボールが打てるようにはなりません。
ましてや強くなりたいと思ったら、いくら才能があってもそれなりに試合経験が必要です。
そこで、私の教えるアストロロジーを学び続けてくださっている皆さんのご要望応えて、今年2022年 11月にアカデミーオブユニバースコードと名前を変えて、本格的なアストロロジーを学べる大学のような学校にブランディングして変身しました。
これからますます本格的に学んでいただくためのオンラインスクールを構築中です。
私はいろいろな先生にアストロロジーを学んできました。
特に意識進化占星学はマウリース・フェルナンデス先生に惚れ込みまして、他の先生からも学んでいたのですが、この先生に弟子入りをして本格的に認定プログラムに入って、トレーニングを受けました。
今では先生と一緒に日本でプロジェクトをしたり、オンライン講座も共同で出しています。
私が通訳をして、先生が講義してくださるものと、私がオリジナルで出している講座と2種類あります。
その他にロバート・シモンズ先生に付いて、The Alchemy of Stones Practitionerという、クリスタルヒーリングを使うプラクティショナーの資格も持っております。
Yantara Jiro先生には、アルクトゥルスのクオンタムヒーリングをレベル2まで受けて、ヒーリングもやっています。
それからクリスタルボウルというサウンドヒーリングでは、レベル3まで認定をしていただいて、ヒーリングもできます。
ただし、私はアメリカに住んでいるので、直接皆さんにヒーリングをすることができません。
エネルギーに関することは他にもいろいろやっていて、もう一つ、去年新たに学んで皆さんに教えている講座があります。
アリエル・ガットマン先生という神話占星学がご専門の先生が、金星と太陽が重なるポイント5つをつなげるとできる五芒星(VSP)をずっと研究していらっしゃいます。
VSPについて先生が書かれた本がこちらの画像左側の「VENUS STAR RISING」です。
私はアリエル先生からこのVSPを学んで、日本人で唯一の認定プラクティショナーになりました。
先生のウェブサイトにも認定プラクティショナーとして、このように紹介されてます。
このVSP、本当にパワフルなポイントで、調べれば調べるほどすごいのです。
VSPだけを知ると、単なる占いとしてしまう人もいると思うのですが、VSPはそんなものではないと思っています。
VSPと意識進化占星学を重ねて、一緒にして読むと、非常にパワフルにいろいろなことが分かってきますので、これを今、日本の皆さんに私のオリジナル講座として提供しています。
去年Level1を出して基本原理を学んでもらい、今年はレベル2として応用編が最近始まりました。
また、Allison Hayes先生のもとでパワーストンのサイキックリーディングも修行しているので、サイキックリーディングもできます。
このように、私は全てエネルギーに関することをやっております。
風の時代の乱世を生きるために知っておきたいこと
アストロロジーとは?宇宙の暗号
アストロロジーは宇宙の暗号であると最初にお話したと思います。
そして、自分のエネルギーをよく理解できるようになると自分のことが大好きになれると最初にお話しました。
太陽があってその周りにいろいろな天体があるのですが、冥王星の外側にはカイパーベルトというところがあって、ここにたくさんの準惑星と言われているものがあります。
この辺りの準惑星の軌道は、例えばエリスは周期が500年弱です。
冥王星は太陽の周りを248年くらいかけて回りますが、エリスは500年近くあるので、とてもゆっくり動きます。
他にもいろいろな準惑星や小惑星/アステロイドが発見されていて、その研究もどんどん進んでいます。
ホロスコープには基本元型というものがあります。
サインは一般的な空の星座とは少し違って、象徴として使っています。
英語では、空の星座のことをコンスタレーションと言うのですが、アストロロジーではサインと呼んでいます。
それから、ハウスというものがあって、それを支配しているルーラーというものがあります。
これを組み合わせて12のアーキタイプのエネルギーがあります。
このエネルギーのアーキタイプをきちんと学ぶことが意識進化占星学では非常に大事なことです。
それをまとめたものがこちらの表になっています。
今日はそういうことを学ぶクラスではないので、もう少し詳しく知りたい方は、無料で学ぶ動画をプレゼントしますので、こちらからお申し込みください。
ホロスコープの基本元型解説動画視聴申し込みフォーム↓↓
https://ws.formzu.net/fgen/S42124790/
また、Lineでお友達申請をしていただき、
「アストロロジー」
と一言メッセージを送っていただくと、自動的にアストロロジーの学び方という無料の10回セミナーを学ぶことができます。
(必ず「アストロロジー」とだけ入力してください。ほかのメッセージや絵文字などがはいると自動配信されませんのでご注意ください。)
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YouTubeでは、自分で読めるホロスコープとして、いくつか動画をシリーズで出していますので、そちらも参考にしてください。
自分で読めるホロスコープ②: エネルギーをどう読むか エレメント 【星読み徒然草5】
自分で読めるホロスコープ③:エネルギーを読む モダリティ 【星読み徒然草6】
意識進化占星学で重要な月のノード
意識進化占星学でとても重要な月のノードについても少しお話しておきましょう。
YouTubeでも詳しく解説している動画がいくつかあるので、検索してみてください。
月のノードとは、太陽の周りを地球が回っている軌道と地球の周りを月が回ってる軌道の交差するところのことです。
私たちは地球にいますから、本当は私たちが太陽の周りを回っているのですが、地球から見ると、太陽が回っているように見えるのです。
その軌道を黄道、月が地球の周りを回る軌道を白道と言って、この2つが重なるところがノードです。
月が上昇する時に交わる交点(昇交点)がノースノードで、意識進化占星学では、魂がこれから進化しようとしているところとして読みます。
このノースノードが何座にあって、何ハウスにあって、他の天体とどのようなアスペクトを取っているかを見ることで、ノースノードで何を学ぼうとしてるかがよく分かります。
月が下降する時に交わる点(降交点)はサウスノードと言って、意識進化占星学では皆さんの魂が過去生でどんなことをやってきたかが分かるポイントです。
そういうことが理解できてくると、人生で起こってきたことが、なぜ私だけこんな目に遭うのか、なぜこんなことが起きるのかと思ったことも、全て偶然ではないことが分かってくるのです。
エネルギーとサイクルの学問としてのアストロロジー
マウリース先生の最初の授業で、先生がアストロロジーのことを解説してくれた時の私のノートをここに示しました。
アストロロジーはエネルギーとサイクルの学問であって、宇宙の星はいろいろなエネルギーを出しながら動いているということをまず理解して欲しいと思います。
それが地球に影響を及ぼすものを見ていくのがアストロロジーです。ここには全部タイミングがあるのです。
ですから、アストロロジーで宇宙のエネルギーを理解できるようになると、人生のマニュアルとしても活用できるのです。
アストロロジーで使うチャートには、いろいろな記号が書かれていますが、それらは全て暗号化された言語です。
つまり、いろいろ書かれた記号は象徴(シンボリズム)でできているので、この暗号をいかに解読するかということが、アストロロジーを読み込む技術なのです。
この暗号が解いていけるようになると、人生は決してランダムで起こっているわけではないことが分かります。
何か意味があって起こっているということは直感では分かっていても、具体的にどのような意味なのかははっきりとは分からないものです。
実はこれもアストロロジーを勉強してくると分かってしまうのです。
アストロロジーはいわゆる星占いではないのです。
私が皆さんに教えているアストロロジーはソウルセンターアストロロジー、魂中心のアストロロジーです。
よく日本では現代西洋占星術と言う人もいらっしゃいますが、私は学問であり、サイエンスだと思っています。
占星術と言うとテクニックですから、運がいいとか悪いとか、いわゆる占いみたいな術になってしまいます。
アストロロジーは自分の都合がいいようにテクニックを使って、自分の思った方向に行かせるために使うというものではなく、その本質を理解しようとするものなのです。
日本でアストロロジーと言うと、心理占星学が主流です。これは人間(パーソナリティ)中心の占星学になってきます。
昔は王様のように人の上に立つ立場の人が、いつ種を撒いたらいいかとか、戦争をする時にいつ攻めたらいいかとか、そういったタイミングを見るためにアストロロジーを使いました。
日本で言えば陰陽師がいい例です。安倍晴明などは星を読んでいます。
それから20世紀になって、ただ運がいいとか悪いとか、こういうことが起こると予測を立てるだけではなく、人間の性格、パーソナリティを理解するために、特にユング心理学などを応用して確立されたのがパーソナリティ中心のアストロロジー、つまり心理占星学です。
これも非常にパワフルで、チャートを見ると確かにその人のパーソナリティが分かります。
ただ、そういう性格をしている自分が好きならいいのですが、本当はそういうところが嫌いな時、なぜそういうパーソナリティを持つのかを私は理解したいと思いました。
そうすると、そこには魂の存在が浮きあがってきたのです。
魂が過去世で具体的に何があったかまでは分かりませんが、どんな経験を学んできて、今生今度は何を学ぼうとしてここに生まれてきているのか、そしてそのために必要なエネルギーを持って生まれてきているとしたら、そのエネルギーを意識的に使っていくことで、私たちは進化していけるのです。
ただし、エネルギーには周波数があるので、魂を進化させるためには高い周波数でエネルギーを使う必要があります。
同じエネルギーでも低い周波数で使うか、高い周波数で使うかで、エネルギーは変わるのです。
そういった視点に立ってみることができるアストロロジーが、私が皆さんにお伝えしている意識進化占星学です。
もうすぐACU設立キャンペーンをしますから、興味のある方はぜひAUCで学んでみてください。
今まではコンシャスネスアストロロジー入門コース、初級コースと言っていたものを、AUC Basic 1,2に変えて、これからオンライン講座を最終アップデートしています。
皆さんにも年明けくらいにご案内する予定です。
2022年までの軌跡~地球に注がれている宇宙エネルギー
最初に皆さんにお伝えしましたが、意識進化占星学で魂の進化を示す重要なポイントは、月のノードと外惑星です。
全ての天体が大事ではあるのですが、この辺を徹底的に読んでいきます。
2022年までにどのようなエネルギーが注がれていたかについては最初にお話していますが、冥王星がやぎ座に2008年に入ったことで、やぎ座のテーマが変わってきました。
この頃どのようなことがあったかを重大ニュースから見てみると、オバマ大統領が初めて黒人大統領として選出されました。
そして経済がおかしくなってリーマンショックが起こり、ニューヨークでは原油高になるなど、さまざまなことが起こりました。
この背景にあったのはどういうことかというと、2008年に冥王星がやぎ座に入った後、ほどなくして2011年の3月12日から天王星がおひつじ座に入ったのです。
その直前に天王星はうお座にいたのですが、3月11日は何がありましたか?日本では東北大震災がありました。
それから1ヶ月もしないで、4月4日に今度はみずがめ座にいた海王星がうお座に入ったのです。
このおひつじ座の天王星、うお座の海王星、そしてやぎ座冥王星という組み合わせができたのです。
私はYouTubeを始めた頃にアストロロジーを本格的にマウリース先生に弟子入りして学び直していました。
その時から2020年はその前と後では全く違うエネルギーになるので、大きな変容が起こるということはアストロロジーをやっている人なら誰もが分かっていました。
ですからそれに向けて準備していこうと、皆さんに発信を始めたのです。
その時に、その背景にあるこの3つの組み合わせがとても大事だと思いました。
そこで調べてみたところ、この組み合わせは1万年の歴史の中で9回、3セットしかなかったのです。
この辺はいつものように天体が行ったり来たりするので、同時期に3回くらいあるので、そういうものはまとめて数えています。
まず1回目は、紀元前1424年から1416年の間に3回、この組み合わせができています。
それからずっと3500年くらいなかったのですが、ここで2011年から2018年の間にまた3回できました。
そのあと今度は500年後にもう1回あります。
このように1万年に3セットしかないような組み合わせの中で、これが起こっていたのです。
天王星は、一つのサインに7年くらいしかいませんから、2018年から天王星はおうし座に移っていきました。
これによって、この3つの組み合わせは終わりましたが、そのあと何が起こったかというと、天王星おうし座、海王星うお座、冥王星やぎ座という組み合わせができたのです。
海王星と冥王星は相変わらずサインにいますが、これから冥王星がみずがめ座とやぎ座を行ったり来たりし始めます。
これも1万年で14回、4セットしかありませんでした。紀元前に2セット、紀元後に2セットあるうち、今回が最後です。
紀元後に一度あったのは、1520年頃です。どんな時代だったかというと、やぎ座に冥王星があった時代としては2回前、約500年前です。
大航海時代と言って、スペインやポルトガルがどんどん新世界に出てきて、メキシコのマヤ、アステカを滅ぼしたり、ペルーのインカを滅ぼしたりした時代です。
この時、世の中の仕組みや国境はすっかり変わってしまいましたね。やぎ座冥王星とはそういう時なのです。
そして今回が2度目です。この後はあと3000年ないのです。それ以降はデータがないので、私にも分かりません。
ですから、私たちは非常に珍しい時代を生きているのです。大きく変わる時代が来ています。
要するに今は乱世です。今までの仕組みが全て壊れて、これから全く違う時代になってくるのです。
風の時代に起こるさまざまなサイクル
2020年にはいろいろなことが起こりました。いろいろなサイクルが重なって、今という時があります。
歳差運動
大きなサイクルの一つとして、よく言われるのが地球の歳差運動です。
よく皆さん今はみずがめ座の時代、うお座の時代と言うのを聞いたことがありませんか?
今までいろいろな動画で話していますから、詳しくは解説しませんが、地球は軸が23.5度傾いて回転しています。
地軸の傾きについては、以前YouTubeでお話したものを記事にしています。こちらからどうぞ↓↓
この軸は、2万6000年近くかけて太陽の周りを回ってる時にぶれてくるのです。
コマを回した時少しずつ軸がぶれていくように、地球の軸は2万6000年かけてぶれていきます。
今、軸の中心にある北極星の位置は何万年か前は違ったのです。
ベガという織り姫星が北極星でした。
このように少しずつずれる分、春分の日に、真東から登ってくる太陽の後ろにある星座が変わるのです。
西洋占星学では方向で決めているので、象徴としてはいつもおひつじ座の0度です。
でも、実際の東の空の向こう側は今、うお座の何度かになっています。今はそれがもうすぐみずがめ座に入ってくる移行期なのです。
3つの天体が同じ組み合わせになるタイミングと、先ほどお話した1550年の頃とはここが違います。
東の空の向こう側の星座がうお座からみずがめ座に変わるようなタイミングは、2000年に一度しかない、かなり大きな変容の時が来ていると言えます。
土星と木星の会合周期
それから、聞いたことがある方もいらっしゃると思いますが、グレートコンジャンクションというサイクルがあります。
木星と土星は、会合周期と言われている2つの軌道が重なるタイミングが20年に一度あります。
これが200年間毎回地のサインで起きてきました。おうし座、やぎ座、おとめ座です。
それが2020年12月21日の冬至の日の直後に、みずがめ座の0度で新しいサイクルが始まりました。
みずがめ座は風のサインなので、これから200年間、土星と木星は20年ごとに風のサインで新しいサイクルを始めます。
2020年のここから、新しいサイクルとしての風の時代が始まったのです。
冥王星のサイクルとVSP
それから、冥王星のサイクルがあります。冥王星の周期は248年で、来年から冥王星はやぎ座からみずがめ座に移っていきます。
VSPというヴィーナス・スター・ポイントも、一つのサインを移動するのに約250年かかるので、冥王星と似ていますね。
つい先日の10月下旬、てんびん座にVSPが150年振りに戻ってきました。
てんびん座にはVSPが150年なかったのです。VSPが戻ってくると、100年かけて一つのサインを移動していきます。
VSPは本当に長い周期で、1サイクルするには1250年もかかるのです。
今年の10月末にてんびん座29度で新しいVSPがスタートしましたが、そこに来たのは250年ぶりですから、これも大きなサイクルですね。
土星と冥王星の会合周期
それから、土星と冥王星が一緒になると、世の中では戦争をはじめとして、いろいろなことが起こります。
土星は権威を持つことや、仕組みを表しますが、それが冥王星と一緒になりますから、やぎ座に冥王星が来ている上に冥王星と土星が重なると激しいのです。
これが2020年1月13日にやぎ座で起こっているので、本当に世の中の仕組みが大きく変わる時と言えます。
今の時代はこのような大きなサイクルが、立て続けに私たちの一生の間に起こってきます。
今までの歴史の中でも、こんなに大きく変わっていくエネルギーが来ている時代は、私たちが知る限りないのです。
私が持っている1万年のデータの中で、こんなにいろいろエネルギーが変わっていくことはないということが起こります。
本当にこれから全く未知の新しい時代が始まろうとしています。
これからをどういう時代にしていくか、世の中を作っていくのは私たちなのだという自覚を持つことが大事です。
ひと握りのリーダーに任せきりにせず、 私の人生は私が主人公で、私がこうやって生きたい、こういう生き方をしていい、という時代になるのです。
自分で選ぶのですから、責任も自分で負う覚悟が必要です。誰かのせいにはできないのです。
でも、そういうことを宇宙が気付けと言っているのが、今の時代だということが少しお分かりになったでしょうか。
その他のサイクル
大きなサイクルはこれだけではありません。例えば、インド哲学にはユガ(Yuga)サイクルという考え方があります。
現在私は「AQUARIAN SHAMANIC ASTROLOGY」という、ヘザー先生(Heather Ensworth, Ph.D.)の講座を学んでいます。
先日も授業があって、そこで一緒に学ぶ仲間がYugaサイクルの本を紹介してくれたので、買ってみました。
インド哲学では、2700年くらいゴールデンエイジという時代があって、それから300年くらい移行期があって、その後今度はシルバーエイジがあって、また移行期があって、ブロンズエイジ、アイアンエイジと続いていきます。
この左の図のように、反時計回りにゴールデンエイジからずっと人間は下降してきて、「KALI」というところで、鉄の時代になりました。
これがあと2年経つと2025年から、KALI YUGAから今度は上っていくサイクルに変わってくるのだそうです。
今は人間の意識が低下している時代で、ここから昇るタイミングがこれから来るというのです。
計算してみたら、移行期を入れて大体3000年が5個あるので、1万5000年かけて下降して、1万5000年かけて戻ってくるのですね。
3万年という大きなサイクルの、下降から上昇に移行していくのが、今このタイミングだというのですから、これもすごいタイミングではありませんか!
それから、もっとスケールの大きいサイクルの話をすると、ソーラーシステムそのものも、実は銀河の中でサイクルを持って動いているのです。
皆さんは、太陽は動かないで私たちが太陽の周りを回っていると思っているでしょう?
実際は太陽系そのものが太陽と一緒になって、銀河系の中を動いているのです。
太陽系は銀河系の中を回る時に、ギャラクティックセンターというところを、シリウス(Sirius)や、アルキオネ (Alcyone)など、いろいろなところと一緒になって回っているサイクルがあるのです。
これは2億2500万年のサイクルがあるそうです。
宇宙は広いので、このようないろいろなサイクルの中で、今という時があるのです。
もっといろいろなサイクルがあるのですが、このYugaサイクルにしても人間には果てしなく思えるような長い年月のサイクルさえ、全てが反転して変わるタイミングが来るのです。